IGFAがオールタックル・レングスレコード・プログラムにフライ部門を新設(JGFA日本記録にも新設)

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レングスレコード・プログラムにフライ部門を新設

 
2021年7月26日 デニアビーチ(米国フロリダ州) --- 国際ゲームフィッシュ協会 (IGFA) は、釣り上げた魚の再放流を前提とする「オールタックル・レングスレコード」プログラムにフライフィッシング部門を新設すると発表しました。
https://igfa.org/2021/07/26/the-igfa-expands-release-based-record-category/
 
このレングスレコード・プログラム自体はおよそ10年前に立ち上げられたもので、安全かつ確実な生存再放流が可能と推定される117魚種を厳選してあります。これまでこのプログラムは、釣り方による区別がありませんでした。しかし近年の人気の高まりおよび関係者からの要請を受け、IGFAはフライフィッシング部門を新設することにしました。すなわちオールタックル・レングスレコード・プログラムはフライフィッシング部門とコンベンショナル部門(フライフィッシング以外)部門を持つようになります。
 
IGFAプレジデントであるジェイソン・シュラトウィーザーはこう言います。「1939年以来、IGFAは釣りのルールを定めて世界記録を管理してきました。リリースを前提とするオールタックル・レングスレコード・プログラムにフライフィッシング部門を新設することで、世界中のアングラーに対し、記録認定プログラムをさらに身近に感じてもらえると思います」。
 
オールタックル・レングスレコード・プログラムのフライフィッシング部門で記録を樹立するためには、IGFAルールのフライフィッシング関連規則をすべてクリアすることが前提で、ティペットは10kgテストまでしか使用が許されていません。これまでフライフィッシングで釣られたオールタックル・レングスレコードは、自動的に新部門に移動されますので、コンベンショナル部門には新たに空きが生まれます。対象魚種の最低体長は以前から変更はなく、これはコンベンショナル部門とフライフィッシング部門の両方に適用されます。
 
詳しくは、JGFAまでお問い合わせください。
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【JGFA日本記録「オールタックル・レングスレコード・フライ部門」記録申請受付規定】
上記でご紹介したIGFAの決定に伴い、JGFA日本記録「オールタックル・レングスレコード・フライ部門」についても以下の規定に沿って、申請受付を開始いたします。
 
【オールタックル・レングスレコードのルール】
IGFAが発表した上記の規定のほか、オールタックル・レングスレコードのルール、規定は従来発表されているものと変更はありません。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jgfa.or.jp/news/topics/20111214-01.html
※当規定は、JGFAイヤーブック2021年版・p-69~70にも掲載されています。
 
【申請受付開始】 
 2021年9月15日以降に釣ったものから申請を受け付けます。

(JGFA会報によって全会員に公平に当規定が周知された後で申請受付を開始するため、この期日以降となります。ただし、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が9月15日以降でも発令中の場合は、解除後に釣られたものを申請受付の対象とします。)
 
【申請受付対象魚と各魚種の申請可能な最低申請叉長(魚種により叉長ではなく全長となる場合があります)】
対象魚種および申請可能な最低申請叉長は既存のJGFAオールタックル・レングスレコードに準じます。
※既存の「JGFAレングスレコード対象魚と各魚種の申請可能な最低申請叉長リスト」はこちらをご覧ください。(リストは以下のページの下のほうにあります。スクロールしてご覧ください。)
https://www.jgfa.or.jp/news/topics/20111214-01.html
※当規定は、JGFAイヤーブック2021年版・p-77にも掲載されています。

 

【フライ部門のオールタックル・レングスレコードの公開方法】
世界記録と同様、日本記録もフライで釣られたレングスレコードは、独立して公開します。


【世界記録に相当する場合の対応】
JGFAオールタックル・レングスレコード日本記録で、IGFAの世界記録に相当するものはその他の記録部門と同様、原則としてIGFAへ申請します。
 
以上となります。詳細につきましてはJGFA事務局にお尋ねください。