4/30「第1回 利尻島ロックフィッシュ大会 」結果レポート

4月30日に「第一回 利尻島ロックフィッシュ大会」が開催され、事故なく無事終了できた事は、後援競技としてバックアップして頂いたJGFAはじめ後援・協賛各社様の御後支援のたまものと深く感謝申し上げますとともに、今大会の趣旨である、釣りを通して、新たなる町おこしと釣り業界発展、そして環境保護が参加者と利尻町民に十分に伝わったものと思います。

さて、大会前の27日に利尻島は大雪の大荒れで、フェリー、飛行機と全便欠航となり、開催が危ぶまれる天候になっておりましたが、大会当日は天気予報通りの快晴となり、最高の大会日和となりました。
前夜祭においては、およそ前例のない、「安全祈願祭」が、執り行われ大会安全・釣り業界発展などの祝詞が北見冨士神社・常磐井宮司により奏上されました。
またパネルディスカッションでは、「漁業者と釣り人との関係と資源保護」を魚鬼(イトウ)プロの司会で 田辺プロ、漁協理事、アングラーの4人で行われ田辺プロから「環境保護を考えた釣り」などの意見には皆さん賛同し、数多い方々との情報交換と親睦を深め、明日の大会への大きな期待とともに進んでいきました。

大会当日は、両プロからのアドバイス、泉谷競技委員長からレギュレーション説明があり会場ステージの関係上、1班・レギュラークラス 2班プロ・エキスパートクラスに別れ、1班よりスタート。予想通リ第1キャスト目から良形のクロゾイがヒット!その後、町民ギャラリーも増えだし、ヒットする度に ギャラリーから拍手と応援の歓声が沸き、大物を釣ったアングラーもその歓声に応え、釣った魚をアピールするなどお祭り騒ぎとなりました。そんな中、2班プロ・エキスパートクラスの終了時間3分前に、函館から参加の山本プロが、脅威の4,161g 61cmを釣り上げ逆転優勝となり、参加者町民ギャラリーの度肝を抜きました。

この大会を見ていた、漁協関係者、町民からは、「ロックフィッシュ大会ってどんなものかよく解らなかったが、釣り人がこんなに楽しんでいる釣りであり、釣った魚を逃がし、釣り糸や袋のゴミをきちんと持ち帰り、釣るだけではなく自然保護を考えた釣りだ」と理解を得ることもでき、参加者からは来年も是非参加したいから 開催願います!・・とのうれしいお言葉も頂くことができ、今回の開催を踏まえより良い大会が開催できるよう準備させていただきます。

最後になりますが、今大会の準備に当たりまして、札幌在住の魚鬼和魚(いとうかずお)プロの最大のバックアップと、利尻町を何とか盛り上げようとボランティアで参加して頂いた若い力があったものであり、深く感謝申し上げます。

尚、今回の大会ステージは、立入禁止区間となっておりますが、大会趣旨と安全管理が成されていることで、港湾管理者の利尻町が特別に許可を出してくださいました。
大会に先立ち、まずは参加者の安全と、大会の成功、そして大震災にも負けず、釣りが発展するように祈願祭が執り行われました
大会の前々日には大雪!に見舞われたものの、参加者と実行委員会の熱意で当日は絶好の釣り日和に・・・。 受付に並ぶ参加者の表情にも笑顔が・・・・
主催者:PPカムイの泉谷会長による大会説明。
今大会のレギュレーションなど、懇切丁寧な説明で参加者も徐々に実戦モードに・・・。
今大会にご後援いただいた各団体とご協賛各社名も掲示。
ご支援、ご協力、本当にありがとうございました。
ストップフィッシング3分前にヒット!
慎重なファイトでキャッチした優勝魚・クロソイ61cm! デッカイ!
記念すべき第1回大会を制した山本重明さんと、 山本さんを優勝に導いたクロソイ“様”  バックの利尻富士も祝福しています。
優勝した山本さんを真ん中に、今大会を制した 上位3名の晴れ姿です。 魚鬼プロ、田辺プロも3人を祝福!
大会の最後には参加者全員で周辺のゴミ拾いです。
素晴らしい利尻富士の勇姿に恥ずかしくないよう、 お借りした場所とその周辺をきれいにしてお返ししました。来年もよろしくお願い致します。