ゲームフィッシングQ&A

世界記録や日本記録の申請に使う秤は、最近信頼性の高い弦巻バネ秤でも公認記録が取れると聴きましたが、認められるのでしょうか。(斎藤悦朗様の質問)
十年ほど前までIGFAは、円筒型のつる巻きバネ秤は、精度などで問題があるという理由で特別な場合以外は認めない方針で記録申請を受け付けていました。しかし、最近では、この秤の使用を認めるようになりました。しかし、次のような、秤の使用上の注意が必要です。

  1. 船上ではなく、陸上で計量をすること。
  2. 手で持って計っても良いが、できれば固定された所に吊るして計量する。
  3. 秤の精度の保証がされていること。(使用の1年以内に検査を受けておくか、使用後に検定を受け「検定証明書」のコピーを提出することでも良い。)
  4. 検定を受けることのできる場所は、「都道府県計量検定所」、「市町村の巡回検査サービス」あるいは「計量士による代検」等がある。
  5. 申請時には、ハカリの目盛りがはっきり写るよう注意すること。

JGFA事務局では会員に限り、ハカリの検定サービスを行っています。詳しい事柄につきましては、JGFA事務局にご連絡ください。
JGFAに入会すると、釣った魚はリリースしなければいけませんか?
そんな事はありません。JGFAはキャッチアンドリリースやタグアンドリリースを強制してはおりません。ただ、今後も、釣った魚を全て持ち帰るとしたら、これだけ釣り人が増加し、釣りの技術が発達すると将来の資源の保全が心配です。日本でも、現在アメリカで実施されている様に、魚種ごとに「持ち帰って良いサイズと尾数」をそろそろ真剣に考えないといけない状況になっているように思われます。
カジキの重量を簡単に推定する方法はありませんか?(東京、S.I.様より質問)
その魚のエラのもっとも大きい部分の長さをインチ単位で測り、下アゴの先端から尾ビレのくびれた部分迄の長さ(叉長)をインチ単位で測る。エラの長さを二乗して、これに叉長を掛け、800で割ると、ほぼポンド単位の魚の重量になります。例えば、エラの長さが40インチ、叉長が100インチの場合、その魚の推定重量は、40x40x100÷800=200ポンドとなります。この数値は、かなり正確ですが、もちろん日本記録や世界記録の申請には使えません。念のため!
ゲーム・フィッシングとは何ですか。
広い意味では、アマチュアの行うレクリエーションとしてのすべての釣りを「ゲームフィッシング」または「スポーツフィッシング」と呼びますが、JGFAは、ある共通のルールに基づいて行う釣りのプロセスを楽しむことに主眼を置いた釣りを、このように呼びたいと思います。そのためには、ルールを良く理解していることが基本ですが、それ以前にマナーを守ることが大前提となります。
どんな魚でも日本記録の申請ができるの?
日本記録ラインクラス部門の対象となる魚は、JGFAが認定している魚種に限られています。どんな魚が含まれているか、このホームページの「日本記録一覧」の頁をご覧ください。ただし、オールタックル日本記録部門では、すべての魚種が対象となります。
誰でも日本記録の申請ができますか?
従来はすべての日本記録申請はJGFAの会員でないとできませんでしたが、1999年よりオールタックル日本記録部門(その魚種の最大重量魚のみを認定する部門)は会員外の人でも申請できるようになりました。しかし、ラインクラス部門(ラインの強度ごとに認定する部門)は、JGFA会員(ただし、サポート会員を除く)でないと申請できません。
ラインクラスとは何ですか。
例えばボクシングでは、ヘビー級からミドル、ライト級など体重によって幾つかのクラスに分かれていますね。同じ重さの魚(魚の大きさでない)を、弱い糸(糸の太さではない)で釣ったのと強い糸で釣ったのでは、その難しさは異なります。従って、どのくらいの強さで引っ張ったら糸が切れるかでクラスを分けています。1Kgで切れる糸(ライン)のクラスから、60Kgの強さで切れる糸まで、合計11のクラスに分かれて記録を認定しているのがラインクラス部門です。
メートル法(kg) 1 2 3 4 6 8 10 15 24 37 60
アメリカ慣習(lb) 2 4 6 8 12 16 20 30 50 80 130
2011年の初めにアシストフックのルールが変わったと聞きましたがどう変わったんですか?
かねてよりメタルジグなどに使用するアシストフックについては、IGFAにさまざまなパターンを図示してルールに適合するか確認した上で公表してまいりましたが、日本だけではなく、米国はもちろん、オーストラリアなどのアングラーからも問合せがあり、IGFAも個別のルール確認に回答することは混乱を招くという考えから、2011年2月に下記のように、正式に「アシストフックに関するIGFAルール」を発表しました。
これにより、従来認められていたアシストフックのルールはいったん白紙に戻され、今回のルールが新ルールとして採用されますので、「タンデムフック(2本のシングルフックを連結されたリードで直列にセットしたもの)」や、規定より長いリードの使用などは認められなくなりましたのでご注意ください。(2011年2月1日)

【アシストフックの新ルール】
モノフィラメント、マルチフィラメント、ワイヤなどの「リード」を介してルアーに接続される、いわゆるアシストフックの類のシングルフックに関しては、以下の規定を遵守すること。
スカートなしのルアーにアシストフックを使用する場合、リードの長さは使用するフック長の1.5倍を超えてはならない。またフックのベンド位置は、ルアーと接続される最近点から4インチ (101 mm) を超えてはならない。アシストフックとして、ダブルフックやトレブルフックを使うことはできない。また、アシストフックはシングルフックとし、2本のシングルフックをタンデムにして使うことはできない。プラグの場合と同様、1つのルアーに対して最大3本のフックを使うことができる。
【新ルールに基づいたイラスト例】 (○はルール適合、×は失格)

【新ルールに基づいたイラスト例】 (○はルール適合、×は失格) (137.7KB)

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