JGFAについて

いい釣りをいつまでも。

数にこだわらず、自然の中で魚とのファイトを心から楽しみたい。野生の魚が生息できる自然環境を守っていきたい。大物と出会ったときは、感動の証として記録を残しておきたい。
年齢・性別・国籍を越えて、この志を持つあらゆるジャンルの釣り人が、釣り人のために運営する非営利団体がJGFA。Japan Game Fish Association の略称で、正式名称は「ジャパンゲームフィッシュ協会」です。
主に
・IGFAルールに基づいたフェアなファイトの普及
・釣魚の日本記録の管理、世界記録への申請
・タグ&リリース活動
・バッグリミットの推奨
・下田国際カジキ釣り大会
・ジュニア&ファミリー釣り教室
・沖釣りサーキットなどイベントの開催

などの活動を行っています。
JGFAについて

生い立ち

ハワイのコナで開催されていたハワイ国際カジキ釣り大会(HIBT)には、日本から何人かのスポーツアングラーが別個に参加していました。
現在の岡田名誉会長、故大西元会長や西川元副会長らは、HIBTの創設者であるピーター・フィシアン氏、当時の米国上院議員スタンレー・ハラ氏の紹介で知り合って意気投合し、当協会の結成に努力しました。
協会としての設立は1979年です。当初数十人だった会員数も、現在は3,000名を超え、世界有数の釣り団体となりました。
発足当時三宅島で行われた東京ビルフィッシュトーナメント(略称TBT)でのスナップ
IGFAの窓口

IGFA(インターナショナル・ゲームフィッシュ協会)とは、世界共通の釣りルールを提唱し、その普及および記録管理を行う国際的な釣りの団体です。
当協会とIGFAとは互いに独立した団体ですが緊密な関係にあり、JGFAはIGFAの窓ロとしての機能も果しています。
「フィッシングとは自然の中で魚と対等に渡り合うスポーツなのだ。われわれは自然を尊敬し自然に感謝し、ゲームフィッシングの相手である魚に対して、同時に仲間である釣り人に対しても、常にフェアでなければならない。」
JGFAはこのIGFAの精神に共鳴しルールを遵守すると同時に、魚との共存をめざすさまざまな活動に組織をあげて取り組んでいます。
JGFA結成のきっかけとなったハワイのHIBT
左より岡田順三、ピーター フィシアン、一人おいて故西川龍三 故大西英徳、スタンレーハラの諸氏
釣魚の日本記録の管理

会員が申請する日本国内で釣り上げた魚の記録を、IGFAルールにしたがって審査し日本記録として認定します。
公認された記録はJGFA YEAR BOOK(年鑑)、JGFA NEWS(会報)、およびホームページで公表されます。
日本記録のうち世界記録の可能性のある場合、JGFAはIGFAに世界記録申請の手続きをします。
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日本記録について

月1回行われる日本記録審査委員会。
ここでラインテストや釣り具のチェック、魚種の確認などを行います。

タグ&リリース活動

1985年10月より日本で唯一のゲームフィッシュを対象とした総括的なタグアンドリリース(標識放流, T&R)活動を行っています。
現在までに90種類約184,000尾がT&Rされ、40魚種約2,860,尾が再捕されています(2022年現在)。
JGFAはゲームの相手である魚たちを守りいい釣りを維持するために、各地の水産研究機関の指導協力を得てこの活動を推進しています。
詳しくはこちら
タグ&リリースとは
 

ヒラメのタグ&リリース

いい釣りのためのイベント開催

下田市で行われる国際カジキ釣り大会(JIBT)を主催するほか、沖釣りサーキット、親子釣り教室など、
日本各地で開催されるIGFAルールによる釣り大会を主催、後援・指導しています。
また必要に応じてJGFA公認の審査員を派遣し、イベントを通してルールの普及および会員相互の親睦を行っています。
詳しくはこちら
イベント・最新ニュース
下田国際カジキ釣り大会

 

1979年から開催され、国内外問わず世界規模の下田国際カジキ釣り大会を主催

ジュニア&ファミリー釣り教室や沖釣りサーキットなど、イベントを通じてJGFAの活動を広めています