IGFAは最近、ギャングフック(トレブルフック)に関するIGFAルールを改訂しました。

IGFAは最近、ギャングフック(トレブルフック)に関するIGFAルールを改訂しました。
従来、IGFAルールでは、ワームなどにトレブルフックを使用する際、ワームにトレブルフックの針先を差し込んで使用する場合は、これを失格としてきましたが、そのルールが以下のように変更となり、ワームにトレブルフックの針先を差し込んで使用することはOKとなりました。
以下をご覧ください。

IGFAルール: G.フックおよびルアー  第2項
2.「ギャングフックは、専用に設計されたプラグまたはルアーに取り付けるときにだけ使用が許される。ルアーに取り付けたギャングフックは、自由に振れ動かなければならない。使用するギャングフックは、3本までに限られる(シングル、ダブル、トレブルのいずれか、または組み合わせ)。
魚が掛かったときに自由に振れ動くなら、ギャングフックはルアーに埋め込んだり本体に固定したりすることができる。ギャングフックに餌を取り付けることはできない。」

このルール改正に伴って、写真(1)のフックの取り付け方はOKとなりました。
 
写真説明::従来IGFAルール違反とされていました、このような写真の「ジグヘッドリグにおいてワームにトレブルフックを差し込んで使うリグ」ですが、このたびのルール改正で、OK となりました。
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【これは失格となります】 
なお、写真(2)のトレブルフックとシングルフックが併用されている場合、トレブルフック自体は、ワーム本体に針先が埋め込まれていますが、魚がかかった時にはスプリットリングの存在によって自由に振れ動くようになっていますので、上記の新しいIGFAルールの記述に違反していません。しかし、シングルフックとトレブルフックの、それぞれのフックアイはお互いにフックの長さぶん以上離れていなければならないという明確なルールがあります。
つまり、ジグヘッドに、写真(2)のようなフック配列でシングルフックとトレブルフックの両方を装着した場合は、IGFAルールでは認められません。この点はご注意ください。(補足説明:ただし、シングルフック部分の針先を完全にカットして、ワームキーパーとしての使用であればルール違反とはなりません。)





 

写真(1) 従来IGFAルール違反とされていました、このような写真の「ジグヘッドリグにおいてワームにトレブルフックを差し込んで使うリグ」ですが、このたびのルール改正で、OK となりました。

写真(2) このリグの場合、「トレブルフック自体は、スプリットリングの存在によって自由に振れ動くようになっていますので、上記の新しいIGFAルールの記述に違反していません。しかし、シングルフックとトレブルフックの、それぞれのフックアイはお互いにフックの長さぶん以上離れていなければならないという明確なルールがあるため、失格となります。