12/9(日)【JGFA沖釣りサーキット2018第3戦アマダイ大会】結果レポート

沖釣りもIGFAルールで」という故服部善郎名人(JGFA名誉会員)の呼びかけで始まったJGFA沖釣りサーキット。今年もその「第3戦アマダイ大会」が12月9日、神奈川県葉山あぶずり港・たいぞう丸で開催され、北風が強い天候でしたが24人が参加しました。
 
【ご協賛】(五十音順・敬称略)
ご協賛まことにありがとうございました!
(株)エイテック、GAMAKATSU PTE LTD、グローブライド(株)、(株)シマノ、(株)上州屋、スポーツニッポン新聞東京本社(株)、たいぞう丸、(株)タックルベリー、(株)ツネミ、つり情報社(株)、(株)デュエル、(公財)日本釣振興会、マルキユー(株)、(株)モーリス

     
【大会概要】
▼開催日     2018年12月9日(日)  出船6:40  沖上がり14:00
▼場所        神奈川県葉山あぶずり港・たいぞう丸 
▼審 査    20cm以上のアマダイ3尾以内の総重量。
▼ルール    IGFAルールに準ずる。(電動リール、クッションゴム不可。ハリ数は2本まで) 
▼その他     バッグリミットは20cm以上、7尾まで。
▼参加人数  24人(うち、取材1名含む)。2隻出し(21号船・18人全員大会参加者、23号船・6人大会参加者と一般客相乗り12人)
 
【当日の概況】
寒波の影響で気温が急激に下がり、北の強風が吹く中、6:40に出船。2隻とも最近大型が出ている城ヶ島沖の水深90~100m前後に向かいました。IGFAルールにのっとり、電動リールは使えませんので大会参加者は全員手巻き。IGFAルールではなぜ電動リールを認めていないのかといいますと、「釣り」は「漁」ではないとの姿勢から、スポーツマンシップにのっとり釣り人同士、また魚に対してもフェアに釣りすることが大前提とされていることによります。ですので、他人の力や電力を借りずに魚とファイトすることが求められています。また、えさ釣りの場合、多獲を避けるようにハリ数は2本までと定められています。
IGFAルールはこちら  ↓
https://www.jgfa.or.jp/igfa/
 2隻とも船長は大会に合わせて大型狙いに徹すると宣言して、取って置きのポイントに船を回してくれました。ただ北風が強く、白波の中での釣りと過酷な条件でしたので、たいへんでした。その中で、乗り合いのお客さんと一緒に出船した23号船では、一般客の方が50cmオーバーを2尾、また、全員JGFA大会参加者の21号船でも1kgオーバーの大型アマダイが3尾出て、大会を盛り上げました。この結果、新潟から参加の浅野法子さんが3尾の総重量1.65kgで優勝(うち大型の1尾は1.35kg)、ベテランの高山浩一さんは3尾合計1.60kg(最大は1.0kg)とトップとわずか0.5kg差の1.60kgで2位になりました。3位は良型3尾をそろえて1.35kgで浅野俊吾さん。優勝した奥様と1位、3位を分け合いました。惜しくも4位には大型1.15kgを含み2尾合計1.30kgで岡田徹さんが入りました。
 (写真・林 悠二さん)
 
◆大会成績◆
 (審査は3尾以内の総重量、単位kg, そのあとのカッコ内は検量尾数) (敬称略)
1位 浅野法子(ファミリー会員)  1.65 (3)
2位 高山浩一(マーメイドAC)  1.60 (3)
3位 浅野俊吾(ファミリー会員)  1.35 (3)
4位 岡田徹(サポート会員)  1.30 (2)
5位 伊藤学(グルーパーボーイズ)   1.20(3)  
6位 岡田順三(マーメイドAC)   1.00 (3)
7位 島宗司(レギュラー会員)  0.85 (2)
8位 古宮武(マーメイドAC)    0.80 (1)
9位 中村哲夫(マーメイドAC)   0.75(2)
10位 平澤貞三(サポート会員)  0.75 (1)
(同重量の場合は年齢の高いほうを優位としました。)

 
 

2018年のJGFA沖釣りサーキットはこのアマダイ大会をもって終了しました。また来年、いい釣りができますように。

(1)この良型1.35kgをまじえ、3尾の総重量1.65kgで優勝した浅野法子さん。おめでとうございます!

(2)2位にはトップとわずか0.5kg差の3尾合計1.60kgでベテラン・高山幸一さんが入りました。この良型1.0kgが効きましたね。

(3) 奥様の法子さんにトップを譲ったものの、3尾合計1.35kgで3位に入った浅野俊吾さん。ご夫婦揃ってとてもお上手ですね。この魚もいいサイズです。

(4)1.15kgの良型を釣って4位に入った岡田徹さん。