★11/5(日)【 JGFA沖釣り同好会タチウオ大会】結果レポート

ルアーやフライやトローリングだけがIGFAルールで認められるわけではなく餌釣りだって、IGFAルールで認められることをアピールしようというのがこのイベントの趣旨。「タチウオ釣り同好会」が11月5日、神奈川県金沢八景・鴨下丸で開催され、12人が参加しました。この大会では、将来の資源を大事にしようという意味で、持ち帰る魚の尾数やサイズを制限する「バッグリミット」を啓蒙するためのイベントでもあります。

【大会要項】
▼開催日    2017年11月5日(日)  受付開始6:30、出船8:00、沖上がり13:00
▼場 所       神奈川県金沢八景「鴨下丸」 
▼ルール     IGFAオールタックルルールに準ずる。 (ハリ数は2本まで) 
▼その他      バッグリミットは7尾まで。
▼参加人数    12人
 
【当日の概況】
 
【JGFA沖釣り同好会・タチウオ大会】が11/5(日)、金沢八景・鴨下丸で12人が参加して開催されました。つい先日までは大中小入り交って絶好調だった東京湾口。ことろが数日前から型で勝負のポイントと、型よりも数の釣り場に分かれてしまう状況に一変。今大会は大物1尾の重量で覇を競うため、数より型で実績のある観音崎・走水沖に絞ってトライすることに。天候には恵まれたものの午前中は北東の風が強かったです。水深は70m前後、船長が刻々と変化するタチウオの遊泳層を船上マイクを通して指示します。
全般的に群れは底着きで指示ダナは底上5~10m前後。当たりは単発ながら右舷トモでまず1尾、胴の間でも姿を見せました。周辺には多くの乗合船が集まり船団ができてきましが、どの船も釣果の方はパッとしないようでした。
それでも中盤あたりから中型主体に釣れ出して親子で参加した川崎市の島布民代さん(サポート会員)が5連発。「数は出ますが型が…」1mに届かないサイズを手に「ドラゴン狙います」と意気込んでいました。毎回好成績を打ち出す新潟から参加の浅野俊吾さん(ファミリー会員代表)は、まずは1尾を釣り上げましたが、その後は「どうしたら釣れるのだろう」と伸び悩む釣果に思案投げ首でした。
納竿10分前、ここでクリーンヒットが飛び出しました。前出した島布民代さんの父親、宗司さん(レギュラー会員)が釣り上げたのがドラゴン級。重量900gで全長118cm。結果、島さんの魚がこの日一番の大物で優勝。「数は伸びなかったけど大型が出てホッとしました」と宗司さん。島さんは昨年12月に開催した葉山沖アマダイ大会でも大物を釣り上げて優勝を飾っています。次回、平塚沖のアマダイ大会にも参戦を予定していて「今から楽しみです」と張り切っていました。
   (報告 マーメイドAC/スポニチ・林悠二)


▼大会成績(審査は1尾の重量、単位g)
1)島 宗司 900(川崎市=レギュラー会員)
2)平澤貞三 550(横浜市=サポート会員)
3)島布民代 450(川崎市=サポート会員)
4)秋葉昭彦 400(横浜市=同、デフェンディングC)
(敬称略)

 ----------------------------------------------------------   

 ★大会などの件に関してのお問い合わせは
 JGFA事務局   TEL=03-6280-3950  FAX=03(6280)3952
  Eメールはこちら japan@jgfa.or.jp

(1)見事優勝した島宗司さん。900gジャストでした

(2)2位になった)平澤貞三さん

(3)タチウオ同好会に参加したメンバー