4/26(土)【第3回利尻島ロックフィッシュ大会】結果レポート

 報告:  利尻島ロックフィッシュ大会・実行委員長 工藤 隆(ノースアイランド代表)

主  催  利尻島 ロックフィッシュ大会実行委員会
後  援  利尻町、利尻町観光協会、利尻漁業協同組合、利尻町宿泊業組合、利尻町釣船愛好会、NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)、 北海道新聞社、道新スポーツ、クラブチームノースアイランド
開 催 日  2014年4月26日(土曜日)
場  所  北海道・利尻島 沓形漁港

参加人数  29人

【競技ルール】
IGFAルールに基づいて行う。ルアー・ワームによるキャッチ&リリース大会。
●キープサイズはソイ類30cm、アイナメ40cm以上。
● 審査はライブフィッシュ2尾の総重量制。
特別ルール
●ロッドの長さは9フィート以内。ショックリーダーは4m以内。 
●フックはシングルフック1本だけ。競技場所は沓形漁港新港防波堤消波ブロック上。参加者を2班に分け1時間ごとに入れ替えをして競技。
 

【結果の概要】 
JGFA後援イベントとして、会員拡大活動を積極的に行うことも含めた「第3回利尻島ロックフィッシュ大会」が4/26(土)、北海道最北・利尻島で開催されました。ゲストに魚鬼(いとう)プロ、児島玲子プロを招いての大会。当日は晴天ながらもやや強い風が吹き、選手同士のラインが絡むトラブルが多発。思うようにキャストできないというタフコンディションの中での競技となりました。とはいえ、この日50cmオーバーのソイが4尾上がりました。 
 
過去2大会は、第1投で数人がヒットしていましたが、当日は海水温が平年から1.5℃低い影響なのか当たりがなかなか出ません。その沈黙の中、ファーストヒットは、この大会アドバイザーの魚鬼(いとう)プロでした。激渋の中での合計3尾は、流石でした。
その後、各選手がポツポツと釣りだしましたが、50cmオーバーのビッグサイズはなかなか姿を現しません。そんな中、児島玲子プロが49cmをヒット。午後の部の13:00ころから ビッグサイズが連発して上がり出した。この大会会場の最大の特徴でもあって、フェリーターミナル駐車場に隣接する沖に向かう防波堤で日中に大型ソイが釣れるという特殊な場所です。大会優勝者はこの最高の地合いで55cmを上げた札幌在住の築田学さんでした。この日50cmオーバーは4尾上がりましたが、ソイ全体の重量は、卵の成長が遅れ気味のためか細身が多く思ったよりも軽め。大物はこれからだと思います。
競技終了後は、表彰式&懇親会を開き、町長はじめご来賓の方々からご挨拶を頂戴しましたが、この大会を開催してからは、利尻島の魚のポテンシャルの高さとその魚を釣りにここまで来るのかという現実を知り、利尻島の新たなる観光起爆材として考えてくださっております。また、このような大会を見学することで町長はじめ町民の方々は、キャッチ&リリースということに大変驚かれ、資源を保護するという意味を知り、大会参加者が、ゴミなど一切捨てることなく持ち帰ってるなど釣り人に対する今までの考えを一変させ、素晴らしい活動だと感銘されております。
最後になりますが、この大会をバックアップしてくださいました方々に深く感謝申し上げ、今後も 町の活性化と、釣り業界の発展を願いより良い大会として準備させていただきたいと考えております。 
                  
 
【大会成績】  
  (審査は2尾の重量制、単位kg)
 優   勝  築田 学(札幌市=Team North Cast) 4.66
            2.91(55cm) 1.75(46cm)
 準優勝   高谷 聡(小樽市=マリアファンクラブ ホッカイドウ)3.99
                    2.22(50cm)  1.75(47,5cm)
 3   位  林 義一(稚内市=爆釣族DX) 3.03 
            2.13(49cm) 0.9(41.8cm)      (敬称略)
 
 
★この大会は、JGFA後援イベントとしてJGFA会員拡大活動も積極的に行い、大会参加者でJGFA会員外の方々にJGFAサポート会員加入を勧めることで、19人が賛同し加入して頂きました。さらに、そこから1人がレギュラー会員、2人がファミリー会員、大会を見に来ていた中学生が、私たちと一緒に釣りを学びたいとしてジュニア会員として加入することになり、最北のJGFAクラブチーム「ノースアイランド」としては嬉しいかぎりです。

★ご注意:大会ステージの沓形漁港新港防波堤は、通年立ち入り禁止となっており、大会時、安全対策を講じることで港湾管理の利尻町から許可をいただいております。

大会にゲストで参加した児島玲子プロ。良型GETにご機嫌

釣り場となった堤防上には渡り板やネットを張って安全対策した

2.91kg(55cm)と1.75kg(46cm)で優勝した築田学さん

さすが!魚鬼プロ。大型を3尾連発させた

参加者は次回の大会を楽しみにして全員集合