5/14-15(土・日)【第4回利尻島ロックフィッシュ大会】結果レポート

JGFA後援大会として開催させていただいております、第4回利尻島ロックフィッシュ大会は、お陰様で日程通り事故なく怪我なく無事終了させていただき、JGFAはじめ後援機関企業、協賛メーカー各社様に深く御礼申し上げます。
また、この大会は、
〇利尻町の活性化
〇釣り場環境と資源を考える
〇釣り人と漁師の良い関係作り
〇JGFA普及活動

を主な目的として開催しており、その中で今回、JGFA普及活動として入会のお勧めをしましたが、大会申込時点での加入希望者はおりませんでした。しかし、結果として3人の方がJGFAに入会しました。それは、大会当日の大会前の説明会にて私がJGFAの活動と日本記録について説明させていただき、特に女性部門に関して大会ターゲットであるクロソイは、釣れたらほぼラインクラス部門の日本記録になる可能性があり、記念としてその記録を残してみませんか?との問いかけに対して一人の女性が手をあげてくださいました。入会に関する件は事前にJGFA事務局と打ち合わせ、大会前にきちんと入会申告していただければ会員としての記録申請を認めますと許可を得ておりました。結果、この女性アングラーは岸からと船からの2部門で日本記録申請することになり 来る6月7日のJGFAでの記録審査結果待ちとなっております。
また、2名は利尻島の住民であり大会終了後、私が代表を務めているJGFAクラブチーム・ノースアイランドで一緒にやっていきたいと申し入れがあり今回加入となりました。

【当日の状況】
さて 大会結果レポートですが、今回の参加者定員は30名とさせていただきました。
大会開催場所は、通年立入禁止の防波堤であり安全確保の足場、手摺り、落下防止ネット等を設置することで許可をいただいており、1回で安全に釣りができる人数が15名であることから、今回は2班に分け1班がこの防波堤ステージで競技している間、2班は沓形港の沖堤防周辺をボートロック(ボートからのロックフィッシュ釣り)する内容としました。競技時間は2時間半の交代で14日午後1時から6時まで、15日午前6時から11時までとして、大会順位は第1回目からと同じく防波堤ステージでの釣果で決めさせていただきました。
当日の状況ですが晴天、波はそんなにない状態でしたが キャストポイントに対して左から右にやや強く風が流れてラインが大きく流され 右の選手と絡む等かなりやりづらい状況となり、結果、なかなかヒットが出ず 厳しい状況が続きました。今までの大会では、早々にそれなりのサイズと数がでるが 今回はまったくヒットの声が上がりません。沈黙の時間がかなり過ぎましたが選手も感覚がつかめたようでヒットの声が上がるようになってきました。ただやはりこの風はかなりきつく、結果、2尾総重量をウエインできたのは参加24名中、3名とかなり厳しい状態でした。
優勝は54cm ・2.63kgを頭に4尾釣りあげ、2尾総重量4.28kgをたたきだした小樽在住の高谷さん。2位は、44cm・1.4kgを頭に2尾釣りあげ、2尾総重量2.76kgだった喜茂別在住の押切さん。3位は38cm・1.08kgを頭に3尾釣りあげ、2尾総重量2.02kg だった旭川在住の下村さん。以上3名が上位となりました。
24名中1尾でも釣りあげた人は11人と、結果的にはやはりかなり厳しい大会でした。しかしながら今回初めて企画したボートロックではかなり楽しめたようであり、来年度は岸と船を合わせての順位の検討も必要となってきました。
以上大会レポートとさせていただきます。

利尻島ロックフィッシュ大会実行委員会実行委員長 
JGFA最北のクラブチーム ノースアイランド代表  工藤 隆

★ご注意:大会ステージの沓形漁港新港防波堤は、通年立ち入り禁止となっており、大会時、安全対策を講じることで港湾管理の利尻町から許可をいただいております。
 

優勝を決めた高谷さんのクロソイ54cm ・2.63kg

高谷さんが2尾合計4.28㎏で優勝しました。

2位の押切さん

3位の下村さん

堤防に落下防止ネットを張って、安全対策

釣れた魚はいったん水槽で落ち着かせ、それからボートでリリースポイントに移送します。

阿部碧さんが船から釣ったクロソイ3.15kg。船釣り/女性部門に申請しました。阿部さんは堤防から釣ったクロソイ0.90kgも岸(磯)釣り/女性部門に申請しました。

大会が無事終了し、全員でパチリ。

ご支援いただき、誠にありがとうございました!