11/30-12/1【第29回東京ベイ・シーバス・ゲーム・フェスティバル】結果レポート

当初の日程2013年10/26-27が 天候不良で延期になっておりました「第29回東京ベイシーバスゲームフェスティバル」が11/30-12/1に、神奈川県新横浜「タイクーン」をベースに開催されました。

 報告:福永雄海(東京ベイシーバスゲームフェスティバル実行委員長)

 

・会場:神奈川県横浜・新山下(釣り場は、東京湾一帯)

・主催:横浜ビルフィッシュクラブ・レッドヘッダーズ

・後援:JGFA

・ルール:IGFAルール・オールタグ&リリース・バーブレスフック

・参加チーム:19チーム

・参加選手: 70 名(ゲスト含む)

・全体釣果159尾

・最大魚78cm(叉長)
 

【当日の概況】

前夜祭例年恒例になっている前夜祭。今回は延期日程での開催ということで11月末の前夜祭。外での開催は寒さが厳しい、フェスティバル会場となる新山下・タイクーンさんのご厚意により室内で開催する事ができました。約30名の方が遊びに来てくれて、参加者の多くの方がマイクパフォーマンス!各々熱い思いを語っていました!

全体釣果は、70名で159尾、1人あたり2.27尾という結果でした。大会が延期され、スズキの産卵移動の時期に入ってしまい、多くのスズキは湾口に向かい湾奥からは出て行ってしまうため釣果は平均的にきびしい状況でした。したがって、25本のタグを使いきれたチームはゼロに終わりました。また、今回は最大魚の叉長が78cmで、2011年以降、この大会では叉長80cmを越える大物が出ておらず、大型のシーバスが少なくなっている気がします。ですので、東京湾においても、さらに積極的にリリースを推奨していきたいと思います。
 

 ≪次年度29回に向けて・・・≫
「東京ベイ・シーバス・ゲーム・フェスティバル」は今回で29年目を迎えることができました。当初は30名ほどでスタートしたこのイベントも、今では国内最大級のボートシーバスイベントとして開催することができています。今回は台風接近のため、当初予定されていた10月末の開催日を延期し、12月の初冬に開催させていただきました。ご都合がつかず残念ながら参加できなくなってしまった参加者の方も多くいらっしゃり、いろいろと延期開催に様々な問題もありましたが、何とかフェスティバルを開催する事ができました。これもひとえに参加者の皆様と、毎年御協力いただいている関係者の方、並びに御協賛メーカー各社様のおかげでございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
近年、シーバスゲームは日本各地で確立されつつあり、また釣具の発展やアングラーの新しい発想により、各地で様々なスタイルやパターンが生まれてきました。日本の代表的な釣りの1つとして世界に誇れるゲームフィッシングといっても過言ではないかと思われます。
シーバスを釣ることだけではなく、次の世代につなげる為に、タグ&リリースやキャッチ&リリース、バーブレスフックの提唱などだいぶ以前から訴えてまいりましたが、初心を忘れず、マナーや安全対策もしっかりと考え、東京ベイ・シーバス・ゲームフェスティバルは更なるシーバスフィッシングの発展を願い、これからもこのシステムを採用し、東京湾のスズキの資源を末永く維持して、素晴らしい釣りをいつまでも続けていきたいと思います。
次年度は30周年を迎える当フェスティバルですが、シーバスフィッシングやフェスティバルの歴史、過去のタグ&リリースのデータ等々過去の記録を発表できるかと思われます。
そのデーターを皆さんで共有し、これからもシーバスフィッシングを大切にし、次世代に残していきたいと思いますので、多数のご参加をお願い申し上げます。


「30th 東京ベイ・シーバス・ゲームフェスティバル」会場にて、また皆さんにお会いできる事をスタッフ一同楽しみにしております。


来年のフェスティバルまで安全には十分気をつけてシーバスフィッシングを楽しみ、多くのシーバスと仲間に出会えるように・・・

 ★結果の詳細につきましては、「東京ベイシーバスゲームフェステバル」のホームページでご確認下さい。

東京ベイシーバスゲームフェスティバルのホームページ 

http://www5c.biglobe.ne.jp/~seabass/tokyo_bay/index.htm      ←こちらをクリック

【チーム優勝貢献魚】横浜ビルフィッシュクラブ(A)のチーム優勝に貢献した叉長74.5cm(アングラー:関根英介さん)

【前夜祭】大会が延期され寒い季節となったため、室内で行いました。

【スタート前】会場のタイクーン前の桟橋にボートが集まりました。20〜30ft.のボートが主体ですが、漁船タイプの船も参加しています。

【チーム優勝】29th東京ベイ・シーバス・ゲームフェスティバル チーム賞1位(チーム3尾の叉長合計)は・・・ 叉長74.5cm 72.0cm 64.5cm 合計211Pをマークした横浜ビルフィッシュクラブ(A)!

【個人大物賞】今回の最大魚は木更津沖で釣り上げた叉長78.0㎝。アングラーはシーバスファイティングクラブの本多俊幸さん。ボートキャプテンは入舟の豊嶋博実船長。もちろんタグを打ち、無事に海にT&Rされました。

【タグ&リリース】JGFAから配布を受けたJGFAメジャーで叉長を計測し、タグを打ち、魚が弱らないうちに写真をとってリリースします。

【レディース大物賞】レディース1位は叉長76.0cmをT&Rしたアッパーズ(A)の榎本 恵さん

【ジュニア大物賞】今年もジュニア賞はアッパーズ(A)の野本 未来夢君(13歳)。叉長70.0㎝でした。

【フライ大物賞】東京おとぼけフィッシャーズの藤代守一さん。叉長60.0cmをT&Rし、悲願のフライ部門優勝です。

【シニア大物賞】シニア(60才以上)といっても大ベテランばかり!そして毎年激戦でもあります。今回激戦を制したのは・・シニア大物賞1位レッドヘッダーズ(B)若林 務さん(右から2番目)叉長65.0cmでした。2位レッドヘッダーズ(A)印南 康資さん(右端)、3位横浜ビルフィッシュクラブ(B)小宮 清孝さん(左から2番目)。

【レデース大物賞】今回は8名の女性が参加してくれました。1位は76.0cmをT&Rしたアッパーズ(A)の榎本 恵さん(右から2番目)。2位は68.0cmでフライングフィッシュの藤原 由佳さん(右端)。3位は52.0㎝で御夢庵工房チーム東京ベイの秦 京子さん(左から2番目)でした。

【スポンサーの皆様】今回もたいへん多くのスポンサーの皆様にご支援いただきました。この場をお借りいたしまして心から厚く御礼申し上げます。