第7回 御前崎ライトタックルトーナメント 結果レポート
【開催日】・・・・・・・2012年8月26日(日)
【開催地】・・・・・・・静岡県御前崎市 御前崎港
【大会エリア】・・・・・御前崎沖周辺海域
【参加人数】・・・・・・79名
【天候・海況】・・・・・台風のウネリがあるものの、天候は快晴
【釣 法】・・・・・・・ルアー・フライによるIGFAルールに基づいた、キャスティング&ジギング
【全体の釣果】・・・検量対象魚:カンパチ6尾、ワラサ6尾、サワラ2尾、アオハタ3尾、マダイ2尾、ホウキハタ1尾
その他の魚種:ヒラマサ、カサゴ類、シイラ、ヒラメ、マハタ等
【大会の結果】
◆青物部門
優勝 山本務 様 カンパチ 6.86kg
準優勝 二村昌克 様 カンパチ 5.32kg
◆底物部門
優勝 清水淳 様 ホウキハタ 4.92kg
準優勝 高橋幹夫 様 アオハタ 1.92kg
◆特別賞(御前崎観光協会賞)
細田貴弘 様 マダイ 1.46kg
【大会レポート】
8月26日(日)、静岡県御前崎市において、「第7回御前崎ライトタックルトーナメント」を開催致しました。
台風15号のウネリがあり心配されましたものの、今年もビッグゲーム(カジキ)との共同開催となりましたが、今回は過去最高の総勢79名もの御前崎フリーク達が集まりました。
その参加者の中には、ネットでこの大会を発見して、“面白そうだから・・・・・”と、はるばる広島県から10時間かけて駆けつけ、参加してくれた方もいらっしゃいました。
さて、我々スタッフの前日調査では、底物類がチラホラと釣れた程度で、青物系は何処に行ってしまったのか?と全くの低調で、不安が残ったまま、当日を迎えました。
“これだけのアングラーが集まったのだから、今日はきっと何かが起こる・・”ことを信じて、総勢79名が8隻の地元チャーター船に分かれて乗船し、いよいよスタートフィッシングを迎えました。
大会直前の釣果があまり芳しくなかったので、各船は思い思いのポイントに向かったようで、去年とは違った行動になりました。
それにしてもウネリが大きくて釣りが難しかったようです。
そのような海況の中でも釣る人は、やはり釣りますね〜!
開始5分で本サワラの2kg級が釣れたりして、う〜ん、今日は昨日より期待ありかな? などと思っていた矢先、「カンパチの5〜6kgが揚がった〜!」と、華丸さんからの無線が飛び込んできました!
2kg程度のワラサやヒラマサ、それに今度は清正丸さんから「5kgのカンパチ、ゲット!」と、予想に反して青物系が活発にルアーに反応しだしたようです。
一方、御前崎の魅力でもある底物系は、やはりウネリの影響?からか、例年よりも良い結果は出ませんでしたが、それでも丹念にポイントを攻めていた本部船の天勇丸さんからホウキハタの4.9kgが出たりしました。
検量に提出されなかった魚も多く、シイラ、マハタ、カサゴ、ハガツオ、メバル、ヒラメなどなど、バラエティー豊かな魚たちが揚がっていました。
結果、御前崎沖が魚にとって棲みやすい環境にあることが判りましたし、いろいろな魚が釣れて参加したアングラーからは「楽しい一日を過ごせた・・・」との声も聞かれました。
数が釣れれば楽しいのですが、JGFAの理念「良い釣りをいつまでも!」にもとづいて1匹の魚を大事に釣ること・・・、釣れた魚への感謝を忘れずに、ルールやマナーなどが、今大会を通じて参加された皆様に伝わり、広まれば、まだまだ釣りの未来に希望が持てます。
そして、今年は「稚魚放流募金」も行い、参加された皆様から多くのご協力を頂きました。
釣りの楽しさ、釣りを通した人との繫がり、そして地域の発展など、この大会によって「釣りって、いいもんだね!」と感じていただけるように、今後も頑張って努力していきたいと思います。
報告:御前崎ライトタックルトーナメント実行委員会 多治見 弘之
いよいよ乗船。船に持ち込んだ荷物を整理して“戦闘体勢”を整えます。「お〜い、氷は積んだか〜」
沖は多少、ウネッても、頑張って釣ってきます!
参加者79名!大きな大会に育ちました! 来年は100名にになっちゃうかも!
青物部門、底物部門の入賞者全員と、ビルフィッシュレディーも加わって記念写真です。
青物部門優勝の山本 務さん、カンパチの6.86kgで見事な優勝です!
底物部門の優勝は清水 淳さん。前日の不調を覆したホウキハタ4.92kg!
青物部門の第2位は、カンパチ5.32kgで、二村昌克さんがゲット!
底物部門第2位は高橋幹夫さん。アオハタの1.92kgでした。
特別賞(御前崎市観光協会賞)は細田貴弘さん。1.46kgのきれいなマダイでした。