5/27JGFA「ジュニア&ファミリー釣り教室(千葉県長浦・こなや丸・シロギス)」結果レポート

【開催の目的】
JGFAが強力に推進する「ジュニアアングラー育成プログラム」の一環として、子供たちに早い時期から、自然環境や魚の大切さ、釣りの楽しさ、ルールやマナーの必要性などを肌で感じ取ってもらい、次代を担うすばらしいアングラーに成長してもらうことを願ってこのジュニア&ファミリー釣り教室を開きました。ファミリーで一緒に楽しむことが、さらに家族の絆を深めます。

●日  時:2012年05月27日(日)7:00〜14:00(釣りは8:00から13:00)
●場  所:「こなや丸」(千葉県長浦市)
●主  催:NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●後  援:(公財)日本釣振興会、 日本釣りジャーナリスト協議会
●協  力:こなや丸 こなや丸のホームページ
●取材&協賛:報知新聞社
●協賛(順不同):(株)エイテック、(株)がまかつ、(株)クレハ、櫻井釣漁具(株)、(株)サンライン、(株)上州屋、(株)スミス、(株)タックルベリー、(株)釣りビジョン、TICA・JAPAN(株)、(株)デュエル、(株)マルキユー、(株)モーリス
●受講者:12組、ジュニア14名、保護者含め26名
●インストラクター(敬称略):8名(印南康資、猶原正和、中村直喜、治田和夫、笛木大二郎、古山輝男、ラルフ・ヌニエーズ、若林務)

★【当日の概況】
当日は願ってもないナギに恵まれ、暑いくらいの初夏の陽気。子供たちを含めた釣り教室にはうってつけの天気となりました。対象魚はシロギスです。受講者は26名。1隻で行いました。釣り方は、胴突き仕掛けやテンビン仕掛けの2本バリ。オモリは15号。IGFAルールのえさ釣りのルールに従って行いました。

★【バッグリミットの採用】
JGFAでは、釣りの将来を考え、「バッグリミット(釣果の持ち帰り尾数、サイズの制限)」を奨励しています。
今回は、小型のキスや持ち帰らない魚はリリースしてもらいました。

★【IGFAルールの採用】
今回使用した釣りのルールは、世界共通の釣りのルールであり、公式な世界(日本)記録を認定する基準となっている「IGFAルール」。このルールの原則は「漁」ではない、「アマチュアのあるべき釣りの姿」を示しています。そして、資源に配慮し多獲を避けるルールとなっています。また、魚に対しても、釣人同士であってもフェアに釣りをすることを求めたルールです。
IGFAルール

★【実際の釣り】
長浦港から出て東京湾横断道路の手前の盤洲沖の釣り場まで約15分。ポイントが近くて助かりました。ポイントに船が着くと、こなや丸の進藤通孝船長より水深や基本的な釣り方が具体的に告げられ、釣り開始です。しかし、釣る前に糸の結び、ロッドの持ち方、リールの扱い方の基本をインストラクターから教わります。特に重要なのは、エサのつけ方と、仕掛けが絡まない仕掛けの投入方法です。投入したら、仕掛けの着底を確認してから誘えばお目当てのシロギスがアタリます。エサがきちんとつけられたか、仕掛けが絡まないで底にきちんとついたか、アタるようにゆっくりと誘いをかけられたか。その手順を確認しながら繰り返しやることで体に覚えこませることができればまず目的の半分は達成です。

★盤洲沖水深10mから15m前後を探りました。、ポイント移動を繰り返すたびにアタリが出て、超入れ食いとはいきませんでしたが、お父さんはもちろん、子供たち全員に良型のシロギスが釣れ、楽しい釣り教室となりました。

【ジャンケン大会】
★、帰港後は船着き場前の岸壁でJGFA釣り教室おなじみのジャンケン大会で大いに盛り上がり、とても盛りだくさんの賞品だったのでみんなびっくりしていました。賞品には、竿が5本、リールも2台もあって超豪華。お父さんも真剣に参加です。また、(公財)日本釣振興会様からは釣りのルールとマナーを漫画で紹介した小冊子「すきすきフィッシング」をご提供いただき、ご家族でじっくり読んでもらうようにお願いしました。

というわけで、いろいろと便宜を図っていただいた「こなや丸」さんに、また、当釣り教室にご協賛いただいた釣具メーカーさん、ボランティアで指導していただいたJGFA会員のインストラクターの皆さんはじめご関係の方々に改めて深く御礼申し上げます。

★写真提供(敬称略):高田典孝(報知新聞)、印南康資ほかJGFAインストラクターの皆さん

すばらしい凪に恵まれました。

諏訪部元章さんと優ちゃん(6)、2人とも「釣れてうれしい!」

そろってシロギスを釣りました。杉山凜ちゃん(9)、畠山樹輝凪(じゅきな)くん(11)、畠山健一さん(前から)。担当インストラクターの笛木さん(左)の熱心な指導はとても的確でした。

拓真くん(6)は一荷で釣って大満足。お父さんの中村公則さんもうれしそう。

長谷部成陽(なるあき)くん(9)は、シロギス釣りのコツがつかめたようです。

成陽くんのお姉さん綾乃ちゃん(12)は、初めての釣りで大きいシロギスに大喜びでした。このあと、一荷で釣りました。

酒井駿光くん(12)。結構釣ってました。


高木弘一郎くん(18)。お父さんと弟さんと3人で参加しました。

船橋からお父さんと参加した高橋佑二郎君(12)。インストラクターの中村直喜さん(後姿)に一から教わりすごくよかったといってました。

サイモン・ソリンくん(7)。お父さんと一緒に参加しました。


藤田直大くん(12)品川区からお父さんと電車で来ました。

文京区から参加の郷津桂一さん、遼くん(10)も二人同時に良型を釣り上げ、大満足。

子供たち全員で。各自一番大きなシロギスを持ってパチリ。


ジャンケン大会で、さらにもう1回、盛り上がりました。

おかげさまで無事、終了することができました。スポンサー企業の皆様、いろいろと無理を聞いていただいたこなや丸様、そしてボランティアでインストラクターを引き受けてくださったJGFA会員諸氏に改めて厚く御礼申し上げます。また、来年の釣り教室でお会いしましょう。