11/5-6「第5回千葉港 ラン&ガン シーバスフェスティバル」結果レポート

報告:金 舜泰(大会実行委員・ビッグマウス所属)

今年で5回目を迎える千葉港ラン&ガンシーバスフェスティバル。
5回目を迎えてようやく大会の方向性も定まってきたような気がします。
この大会は指定時間内に移動自由な最大魚の全長による一発勝負。
今年もルール説明とJGFAの若林専務理事のタグ&リリースおよびスズキの資源の問題についてのお話の後のスタートフィッシングとともに、各選手一斉に思い思いのポイントに移動します。
今年も各選手が移動中に、本部では炊き出しをしながら小高一郎氏をはじめ、古山輝男常任理事、石塚理事や猶原理事、福永理事を迎えて談笑。貴重なお話をうかがえるのもスタッフの楽しみでもあります。
大会のほうはあいにくの雨で、一晩中の大会ということもあって各選手苦戦されたようで、特に干潟などのオープンなポイントは大苦戦。
エントリーも76名参加中、6尾と非常にきびしいものになりました。
そんな中、3位の小川選手が養老川で68センチ、2位の三上選手が市原運河筋で74センチ、そして新見選手が小櫃川で75センチと厳しい条件の中、立派な成績で初優勝を飾りました。
特に優勝した新見選手と準優勝の三上選手は的確にポイントを絞り、60センチ以上を何本も釣っており、1発勝負の大会ではありますが、やはり毎年上位入賞者は日ごろの努力で培われた実力者であるなぁ、と思いました。
また、閉会式では猶原理事、古山常任理事より貴重なご挨拶をいただき、メーカー各位のご厚意による協賛品によってじゃんけん大会等も盛り上がり、無事大会を終了することができました。
この大会は主催する自分たちもJGFAではまだまだ新参者であるし、釣り業界と関わりがあるわけでない、また大会の敷居も低くて参加しやすい大会でありますが、だからこそJGFAが掲げるゲームフィッシングの理念、タグ&リリースをはじめとする「いい釣りをいつまでも」の理念のために釣り人が何をすべきか考えるきっかけとしては、逆に意義のある場ではないかと思うようになりました。
そして、5回目を迎えてそのような思いが参加者のみなさんに少しずつ浸透してきているのではないかと手ごたえも感じてきております。
来年も有意義な交流の場として参加者のみなさんに喜んでもらえるよう、また後援していただいてるJGFAおよび協賛していただいてるメーカーのみなさんのためにも、スタッフもより努力して、いろいろな方々のご協力を仰ぎながら、よりよい大会にしていこうと思います。
【大会成績】(サイズは全長)
●参加総人数 76名 総エントリー 6尾
優勝 新見 祐介 スズキ72cm 小櫃川
2位 三上 賢司 スズキ71cm 原運河筋
3位 小川 直樹 スズキ67cm 養老川
4位 井本 修平 スズキ60cm  
5位 田中 彰 スズキ51cm  
6位 都竹 拓磨 スズキ41cm  
【優勝者】
厳しい条件の中、新見さんが小櫃川で75cmと、立派な 成績で初優勝を飾りました。
【優勝魚】
76人参加で6尾のエントリー、最大サイズも80cmを越えない 状況の中、全長75cmが優勝魚となりました。
【東京湾シーバスの資源動向説明】
開会式で今年もJGFA専務理事の若林さんからタグ&リリ ースの成果に基づいた、東京湾のシーバスの生態、資源 の動向など貴重なお話をしていただきました。
【集合写真】
今回は天候の悪い中、76名が参加してくれました。
来年もやりますので振るってご参加ください。