第45回下田国際カジキ釣り大会最終結果!優勝は史上初4度目の栄冠「チーム マハロ」


【第45回JIBTダイジェストムービー】
 
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第45回JIBTは、初日のみ風がやや強かったものの日を追うごとに収まり天気は快晴、久しぶりの全日開催となりました。

釣果は、1日目が16尾、2日目は13尾、最終日の3日目は8尾、計37尾となりました。
このような素晴らしい釣果を得られたことに下田の海とカジキはもちろん、地元下田市はじめ、ご関係の皆様に心から感謝申し上げます。


開催日程:2023年7月20〜23日(木〜日・20日はウエルカムパーティー)

1日目(7/21)
 今年で45回目となった国際カジキ釣り大会(The 45th Anniversary Japan International Billfish Tournament)は、若干風が強いものの好天に恵まれ、エントリー数107チーム・競技参加者約570名にて第1日目を迎えた。1週間前には水温が低い状態であったものの、黒潮からの水が差し込むなどにより下田沖は28℃台のカジキ類全般が生息しやすい水温に上昇している。
 例年通り午前7時30分のスタートフィッシングのあと、最初のカジキのヒットコールが午前8時19分にチームマハロ(谷本聖志キャプテン)から発せられた。このカジキをバラすことなく、チームマハロは午前8時36分にクロカジキ推定150kgへのT&Rを50ポンドラインにて成功し、ファーストマーリンの誉れを得た。
 その後も順調に各艇がヒットコールを挙げ、最終的にはカジキ類のヒットコールは29回、そのうちT&Rを成功したのが9チーム・9尾、キャッチを達成したのが7チーム・7尾となった。残念ながら1件の失格があったものの、計15チームがポイントを獲得した。


2日目(7/22)
 2日目を迎えた第45回国際カジキ釣り大会(The 45th Anniversary Japan International Billfish Tournament)は、昨日に引き続き好天に恵まれた。
 午前7時00分にスタートフィッシング、最初のヒットコールは7時35分にアングレックス(藤代洋キャプテン)に届いたが、惜しくもフックオフ。その後5艇が続けてヒットとなったが、その中で最初にカジキをゲットしたのは、昨日もファーストマーリンをゲットしているチームマハロ(谷本聖志キャプテン)。推定40kgのマカジキにT&Rを決め、その後は残りの4艇ともT&Rやキャッチで後を追った。
 各艇のヒットコールは順調に続き、最終的には28ヒット、T&R成功数が10尾、ランディングが3尾の計13尾が本日の釣果となった。その内訳はクロカジキ、マカジキ、バショウカジキであり、水温が高いことがわかる魚種構成となった。
 大会2日目を終えた時点での各チームの成績は、1尾目をT&Rしているチームマハロが計3尾(マカジキ1尾、クロカジキ2尾)と固め打ちしたため、初日の1尾と合わせて2日目までの釣果が計4尾となり、他のチームを引き離す結果となった。また、チームコバルトHOUTA(豊川泰キャプテン)は10:22のヒットのあとロングファイトとなり、最終的に15:55にキャッチ、検量の結果129.4kgのクロカジキが2日目の最大魚賞となった。
 

3日目(7/23)
 第45回国際カジキ釣り大会(The 45th Anniversary Japan International Billfish Tournament)は好天のまま最終日を迎えた。
 昨日と同じ午前7時00分にスタートフィッシング、最初のヒットコールは8時11分にチーム名HAUNTS CALEDAの船名GLORY(棟方良忠キャプテン)から寄せられたが、本日の最初の釣果となったのは8時14分にヒットし8時28分にクロカジキ推定60kgにT&Rを決めたMISS BAGHEERA(園川鉄夫キャプテン)となった。
 カジキ類のヒット数は19回を数え、各艇がファイトを繰り広げた。その中でもMAVERICK FISHING CLUBの艇名エリカからは良いサイズのカジキをランディングした報告が寄せられ、大会本部での審査にて今回の大会で最大魚となる167.8kgのクロカジキを釣り上げたことが認定された。この最大魚を含めた本日の釣果は、T&R3尾およびキャッチ5尾の計8尾となり、全てがクロカジキであった。
 大会3日間の最終結果は、マカジキ1尾およびクロカジキ3尾の計4尾全てにT&Rを決めたチームNo.22のチームマハロ(谷本聖志キャプテン)が優勝し、JIBT史上初の4度目の優勝を飾った。2位は2日目に約5時間のファイトを制したチームコバルト HOUTA、3位は初日に30lbラインでクロカジキのT&Rに成功したJMCとなり大会を締めくくった。

今回も下田港の一画をお借りし野外にて表彰パーティーを行いました。
選手約570名、関係者の皆さん約150名、合計700名を越えるパーティーとなり、大いに盛り上がりました。
この3日間、無事に開催でき、すばらしい釣果に恵まれたことをカジキにはもちろん、スポンサーの皆様はじめ参加者ならびに多くの関係者の皆さんに心から感謝申しあげます。

主催: NPO 法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA )
後援: 農林水産省、静岡県、下田市、下田海上保安部、静岡県漁業協同組合連合会 ほか
協賛: 伊豆漁業協同組合、にいじま漁業協同組合、神津島漁業協同組合
協力: シダックス(株)、伊豆急行(株)、オバタ総業(株)、河津建設(株)、下田ボートサービス(株)、神新汽船(株)、(株)伊豆クルーズ、まちおこしカジキサポートクラブ、マリンフェスタ下田実行委員会ほか


【特別協賛】 ご協賛ありがとうございました。
 (株)一富士興業、 (株)かまとり住宅、グローブライド (株)
 (株)ケン・マツウラ リールジャパン、関根床用鋼板 (株)、日本セーフティー (株)
古野電気 (株)、 (株)バリバス、(株)安田造船所、ヤマハ発動機 (株)    (社名50音順)
 
【第45回JIBT表彰結果】
2023.7.23
●開催期間:2023.7.21〜23 ●出場チーム:111チーム、初日参加107チーム
●選手数:エントリー総数600名、初日参加572名  ●出場艇:  107  艇(オーナーボート:  97 、チャーターボート:  10  )


大会期間のカジキデータ
月/日 ストライク数 タグ&リリース(尾) キャッチ(尾) 合計
マカジキ クロカジキ バショウカジキ マカジキ クロカジキ バショウカジキ
7/21 29 1 7 1    7   16
7/22 28 3 6 1    3   13
7/23 19   3     5   8
合計 76 4 16 2  0 15 0 37
★カジキのストライクがあったチーム:  53チーム/107チーム
★カジキの釣果があったチーム:  31チーム/107チーム

●【団体総合】 (表彰3位まで)   T&R:タグ&リリース
順位 チーム
No.
チーム名 合計
ポイント
備考(日時・魚種・ライン・重量ほか)
1位 22 チーム マハロ 690 50lb、1日目クロカジキ推定150kgT&R+ファーストマーリ
ン、2日目クロカジキ推定100kg・130kgT&R、マカジキ推定
40kgT&R
2位 31 チームコバルト HOUTA 308.8 2日目クロカジキ30lb129.4kgキャッチ+2日目最大魚賞
3位 49 JMC 260 30lb、1日目クロカジキ推定100kgT&R

●【個人総合】 (表彰3位まで)   T&R:タグ&リリース
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 ポイント 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか)
1位 22 小瀬村 明 チーム マハロ 690 50lb、1日目クロカジキ推定150kgT&R+ファーストマーリ
ン、2日目クロカジキ推定100kg・130kgT&R、マカジキ推定
40kgT&R
2位 31 福原 大介 チームコバルト HOUTA 308.8 2日目クロカジキ30lb129.4kgキャッチ+2日目最大魚賞
3位 49 泰松 大起 JMC 260 30lb、1日目クロカジキ推定100kgT&R

●【タグ&リリース賞】 (表彰1位のみ:チーム)
順位 チームNo. チーム名 合計ポイント 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか)
1位 22 チーム マハロ 690 クロカジキ3、マカジキ1にT&R

●【西川龍三賞(最大魚賞)】 (表彰1位のみ・個人)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 重量 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか)
1位 32 中尾 浩 MAVERICK FISHING CLUB

167.8kg

7月23日クロカジキ130lb

●【ファーストマーリン賞】 (表彰1位のみ・個人)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 ランディング(またはT&R) 日時 魚種(重量/ライン)
1位 22 小瀬村 明 チーム マハロ

7月21日 08:36

クロカジキ150kg T&R、50lb

●【チャーターボートキャプテン賞】 表彰1位のみ・1艇
順位 船名 船長名 ポイント 乗船チーム名 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか)
1位 八倉丸 山本 浩史 212 Q-TEN Mariners 80lb、1日目クロカジキ107.8kgキャッチ、3日目クロカジキ104.2kgキャッチ
2位 番匠高宮丸 小澤 長夫 166.2 ビルG 50lb、1日目クロカジキ110.8kgキャッチ
3位 すさき丸 田中 長男 135.3 Team ルアウ 50lb、2日目マカジキ推定90kgT&R、3日目クロカジキ80.4kgキャッチ

●【ベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞)】 表彰1位のみ・1艇
順位 チームNo. チーム名 備考
1位 55 夢高 大会の安全管理への貢献

 
第45回JIBT全順位表

第45回JIBT全順位表 (67.7KB)

第45回JIBTカジキ釣果全データ

第45回JIBTカジキ釣果全データ (96.9KB)

★海域内のカジキマークは、キャッチ、またはT&Rされた位置。  ●マークはバラシた位置です。同じ緯度経度のものは、1尾しか表示されていません。

団体総合優勝「チーム マハロ」

団体総合準優勝「チームコバルト HOUTA」


団体総合3位「JMC」

個人総合上位3名、1位は4尾釣り上げたチームマハロの小瀬村 明さん!


最大魚賞「MAVERICK FISHING CLUB」167.8kgのクロカジキをキャッチ!

チャーターボートキャプテン賞「八倉丸 山本浩史船長」2尾のクロカジキのキャッチに成功


ベストセーフティー賞「夢高」四国から安全に考慮して運航

団体総合優勝「チーム マハロ」すべてにタグ&リリースしていただきました!


団体総合準優勝「チームコバルト HOUTA」約5時間のファイトの末キャッチに成功!

団体総合3位「JMC」初日に30lbラインでクロカジキのタグ&リリースに成功


圧巻のスタートフィッシング!安全にも配慮しています。

カジキ取込シーン、緊張の一瞬