第47回国際カジキ釣り大会(JIBT)第1日目は、厳しい条件の中でカジキ6尾の釣果!

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https://www.youtube.com/@japaninternationalbillfish5015/shorts
 
今年で47回目を迎えた国際カジキ釣り大会(Japan International Billfish Tournament)は、水温が28℃を超えるという点では近年とほぼ同様に見え、穏やかな晴天に恵まれた。しかし、肝心の黒潮は今も大蛇行し、下田沖を大きく迂回したまま。更に悪いことに、カジキを呼び込んでくれる潮はほぼ何処にも差し込んでいない。
 カジキ釣りをする環境としては近年稀に見る難しい環境のなか、各艇は狙いのポイントへ。07:00のスタートフィッシングから近年になく長い沈黙の時間が続いた後、09:32に最初のカジキのヒットコールが GOD MAKE(神作雅之キャプテン)から届く。このファイトは59分に及び、そのまま今大会のファーストマーリンとなる106.4kgのクロカジキキャッチとなった。
 この9時台以降、時間当たりのヒットコールが4回程度、最終的に計15回しか聞こえないという、近年の中でも最も難しい初日となった。その中でも、10時台に TOA LINEがT&R(タグアンドリリース)でマカジキ、11時台に卓丸(チーム愛晃丸&卓丸)がT&R、13時台に韋駄天(HOOKERS FC)がT&Rをクロカジキに決め、14時台には ふじこうまる がクロカジキ125.6kgを、16時台にSKB(team SKB)がキャッチした。
 中でも、team SKB(酒部圭司キャプテン)は本日の釣果のなかで最も細い30ポンドラインを使用し、3時間40分を掛けてクロカジキ127.8kgキャッチを記録して、初日の最大魚賞も含め305.6ポイントを獲得して、暫定首位となった。
 2日目以降も天候の大きな変化は無く、晴天が見込まれる。この例年より厳しい環境の中で、いかに高ポイントを上げられるか。各艇の腕の見せ所だ。
 
第47回国際カジキ釣り大会(JIBT) 第1日目 順位表        
総合順位 ポイント チームNo. チーム名 アングラー 魚種 Tag/Catch 推定重量(kg) 実測重量(kg)
1 305.6 53 team SKB 谷岡 篤史 クロカジキ Catch   127.8
2 195.0 34 HOOKERS FC フェリス マイケルキース クロカジキ Tag 70  
2 195.0 68 チーム愛晃丸&卓丸 仁科 正樹 クロカジキ Tag 90  
4 189.6 66 GOD MAKE 井上 智之 クロカジキ Catch   106.4
5 188.4 35 ふじこう丸 須藤 幹太 クロカジキ Catch   125.6
6 75.0 87 TOA LINE 内海 憲市 マカジキ Tag 60  

★海域内のカジキマークは、キャッチ、またはT&Rされた位置。  ●マークはバラシた位置です。同じ緯度経度のものは、1尾しか表示されていません。

いざ出港!

今年のスタートフィッシングも圧巻です


チームSKB