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今年で47回目を迎えた国際カジキ釣り大会(Japan International Billfish Tournament)は、水温が28℃を超えるという点では近年とほぼ同様に見え、穏やかな晴天に恵まれた。しかし、肝心の黒潮は今も大蛇行し、下田沖を大きく迂回したまま。更に悪いことに、カジキを呼び込んでくれる潮はほぼ何処にも差し込んでいない。
カジキ釣りをする環境としては近年稀に見る難しい環境のなか、各艇は狙いのポイントへ。07:00のスタートフィッシングから近年になく長い沈黙の時間が続いた後、09:32に最初のカジキのヒットコールが GOD MAKE(神作雅之キャプテン)から届く。このファイトは59分に及び、そのまま今大会のファーストマーリンとなる106.4kgのクロカジキキャッチとなった。
この9時台以降、時間当たりのヒットコールが4回程度、最終的に計15回しか聞こえないという、近年の中でも最も難しい初日となった。その中でも、10時台に TOA LINEがT&R(タグアンドリリース)でマカジキ、11時台に卓丸(チーム愛晃丸&卓丸)がT&R、13時台に韋駄天(HOOKERS FC)がT&Rをクロカジキに決め、14時台には ふじこうまる がクロカジキ125.6kgを、16時台にSKB(team SKB)がキャッチした。
中でも、team SKB(酒部圭司キャプテン)は本日の釣果のなかで最も細い30ポンドラインを使用し、3時間40分を掛けてクロカジキ127.8kgキャッチを記録して、初日の最大魚賞も含め305.6ポイントを獲得して、暫定首位となった。
2日目以降も天候の大きな変化は無く、晴天が見込まれる。この例年より厳しい環境の中で、いかに高ポイントを上げられるか。各艇の腕の見せ所だ。
| 第47回国際カジキ釣り大会(JIBT) 第1日目 順位表 |
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| 総合順位 |
ポイント |
チームNo. |
チーム名 |
アングラー |
魚種 |
Tag/Catch |
推定重量(kg) |
実測重量(kg) |
| 1 |
305.6 |
53 |
team SKB |
谷岡 篤史 |
クロカジキ |
Catch |
|
127.8 |
| 2 |
195.0 |
34 |
HOOKERS FC |
フェリス マイケルキース |
クロカジキ |
Tag |
70 |
|
| 2 |
195.0 |
68 |
チーム愛晃丸&卓丸 |
仁科 正樹 |
クロカジキ |
Tag |
90 |
|
| 4 |
189.6 |
66 |
GOD MAKE |
井上 智之 |
クロカジキ |
Catch |
|
106.4 |
| 5 |
188.4 |
35 |
ふじこう丸 |
須藤 幹太 |
クロカジキ |
Catch |
|
125.6 |
| 6 |
75.0 |
87 |
TOA LINE |
内海 憲市 |
マカジキ |
Tag |
60 |
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★海域内のカジキマークは、キャッチ、またはT&Rされた位置。 ●マークはバラシた位置です。同じ緯度経度のものは、1尾しか表示されていません。 |
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| いざ出港! |
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| 今年のスタートフィッシングも圧巻です |
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| チームSKB |
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