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[第25回ジャパンインターナショナルビルフィッシュトーナメント(JIBT)レポート]


25周年のJIBT。3日間で14本のカジキが釣れました!!

●開催日:2003年7月17日〜20日(17日:海上パレード&前夜祭)
●開催地:静岡県下田港およびその沖合
●参加チーム:97
●参加選手:476人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計680名)
●参加艇:97艇(地元チャーターボート(遊漁船)19、オーナーボート78)

【概況】
今年で25回目となる記念大会。さらに来年に控えた下田開港150周年のプレイベントとして地元下田市の全面協力を得て開催されました。7月17日は、下田海上保安部の温かいサポートをいただき、参加艇による「海上パレード」、そして夜には地元下田市関係者の皆さんの強力なご支援を得て、盛大な「前夜祭」が開かれました。
釣りの方では、今年は昨年同期に比べ水温が4℃低く21〜24℃台であったため、比較的低水温で釣れるマカジキ主体の釣果となりました。指定海域のうち、南部の方は2日目後半から水温が上がりはじめ、25〜27℃前後の高水温を好む大型種のクロカジキも釣れました。
その結果、3日間で20〜50kgのマカジキ11、100〜163.9kgのクロカジキ3の計14尾が釣れ、そのうち11尾がタグ&リリース(標識放流)されました。(タグ&リリースの内訳は、マカジキ10、クロカジキ1)
今回は、独立行政法人・遠洋水産研究所との共同でカジキ釣り大会では日本初となる「人工衛星追跡型タグ」が、推定100kgのクロカジキに打たれ、リリースすることに成功しました!(7/19・ボート「アドミラル此彖暗塚幸キャプテン)
●最大魚:クロカジキ163.9kg(7/19「大吉丸」[チームクインビー]37kgライン)

●3日間のカジキデータ
月/日
ストライク数
タグ&リリース(尾)
キャッチ(尾)
釣果小計(尾)
7/18
10
4
0
4
7/19
11
4
2
6
7/20
14
3
1
4
合計
35
11
3
14

●表彰結果(団体総合)
順位
チームNO
チーム名
合計ポイント
備考(T&R:タグ&リリース)
1位
12
ピンクドラゴン
415
7/18マカジキT&R推定45kg・24kgライン
7/19マカジキT&R推定45kg・24kgライン
7/19マカジキT&R推定35kg・24kgライン
2位
15
アドミラルFC
225
7/19クロカジキT&R推定100kg・24kgライン
3位
95
チームクインビー
196.7
7/19クロカジキ検量163.9kg・37kgライン

【ポイント計算】  
a.タグ&リリースマカジキ
クロカジキ
70ポイント
150ポイント
b.ラインクラスハンディ24kg(50lb)
37kg(80lb)  
60kg(130lb)
×1.5
×1.2
×1.0
c.計算式  
ポイント= タグ&リリースポイント(検量重量kg)×ラインハンディ
(+その日のファーストマーリンポイント50)
※各日のファーストマーリンには50ポイントが加算されます。
海上パレード&ボランティアクルージング
大会前日の7/18、15:00下田海上保安部の最新鋭巡視船
「いずなみ」(向かって左中央)の歓迎を受け、JIBT参加艇
による海上パレードが行われました。参加艇のうち約10隻は、
地元の小学生を乗せてボランティアクルージングを、行いました。
前夜祭
今年も下田市漁協の市場をお借りして前夜祭が行われました。
ショーでは、地元の子供たちや若い女性中心のハワイアンダン
スが披露され、お祭り気分は最高潮。参加者から大歓声を受け
ていました。
浮上式人工衛星追跡型タグ(ポップアップタグ)
独立行政法人・遠洋水産研究所と共同してカジキ釣り大会と
しては、日本で初めてカジキに衛星追跡型タグが「アドミラ
ル此(前田利幸キャプテン)によって打たれました。
今大会では2本のポップアップタグを1本ずつ2艇に託しま
したがアドミラルは見事その重責を果たしました。さすが!
タグは6ヶ月後に自動的にカジキから離れ海面に浮上(ポッ
プアップ)し、データを人工衛星アルゴスに発信する仕組み
になっています。どこでタグが浮上してくるか楽しみですね。
今大会最大重量魚クロカジキ163.9kg(全長3.26m)
7/19(2日目)、アングラーはチームクインビーの中村文子
(あやこ)さん。地元須崎の遊漁船「大吉丸」で釣り上げま
した。使用ラインは37kg(80lb)クラス、ファイト時間は57分
でした。
チーム賞第3位「チームクインビー」
中村文子さんのクロカジキ163.9kgで第3位になりました。
初出場で3位はすごいですね。
チーム賞第2位「アドミラルFC」
ポップアップタグを見事クロカジキ推定100kgに打ち、タグ&リリ
ース(T&R)に成功したアドミラルFC。アングラーは前田キャ
プテンの奥様、美乃(みの)さん。(中央)レディー賞もあわせて
獲得しました。アドミラルはJGFA所属艇の中でも5本の指に入
るカジキ釣りのベテランです。使用ライン:24kg(50Lb)、ファイト
時間:21分。
チーム賞第1位「ピンクドラゴン」
7/18(1日目)マカジキ1尾T&R、7/19(2日目)マカジキ2尾
T&R、なんと2日連続でその日のファーストマーリン(一番早く
カジキを釣ること)をあげ、さらに2日目の2尾はダブルヒット
(一度に別々の魚が2本の竿にヒットすること)したのを2尾と
もばらさずにタグ&リリースを決めました。
ボートは「ミスリバティー」(趙済キャプテン)。この艇もベ
テラン中のベテランです。
優勝!「ピンクドラゴン」
前日まで首位のピンクドラゴンと、2位のアドミラルFCは
最終日にともに釣果ゼロで、このベテラン2チームの戦いは
ピンクドラゴンの逃げ切り勝ちで幕を閉じました。
これほどのベテランチームがJIBT初優勝とは!
趙キャプテン(右から4番目)はじめメンバーは大感激でした。
副賞は、来年のハワイHIBT出場権とエントリー費用。豪華です。
スタートフィッシング!!!
約100隻ものボートがカジキを求め、一斉にスタート
するシーンはまさに圧巻です。このスタートをしたいが
ためにJIBTにエントリーするボートもあるとか?!
前夜祭・その2
前夜祭では地元のサポート委員会(商店街の方々)、遊漁船の
船長さん、漁協婦人部の皆さんなど、多くの方々のご協力を
いただきました。さらに参加チームの中からボランティアで
料理作りを担当していただいたチームに厚く感謝いたします。
おかげで大いに盛りあがり、大成功でしたね。
ワンビアパーティー
7/18(1日目)の夕方から、地元の商店街を中心に組織された
「サポート委員会」のご厚意でワンビアパーティーが開かれ
ました。ビールにおいしいおつまみで参加者を歓迎してくれ
ました。
出場ボート
JIBTには、オーナーボートはJGFA「ボートオーナ
ー連絡会(BOL:ビーオーエル)」に所属していないと
出場できません。毎年80隻ほどが参加します。BOLに所
属することで月例トーナメントや講習会を通して仲間ができ、
情報が一気に増えカジキも釣れるようになるし、ルールとマナ
ーが知らず知らずのうちに身に付きます。
このほか、地元の遊漁船も19隻、チャーターボートで参加
してくれました。どうもありがとうございました。


カジキの検量
ランディングされたカジキはJGFAのボランティアスタッフ
によって、釣ったアングラー立ち会いの元で厳正にタックルチ
ェック(釣り道具がIGFAルールに適合しているかを調べる
こと)とカジキの重量、全長、叉長、胴回りなどが計測されます。
今回は、遠洋水産研究所のスタッフによって、カジキの性別、
年齢査定、DNA鑑定のためのサンプリングが行われ、ポップ
アップタグとあわせ、カジキの生態調査がおこなわれました。
ちなみに大型のカジキはほとんど♀(メス)だそうです。


チャーターボート船長賞
今大会は3日間で14尾のカジキとかなり難しかったのですが
参加した19隻のチャーターボートのうち、2隻がカジキを釣
りました。1位は163.9kgのクロカジキを上げた「大吉丸」
土屋義男船長(左から3人目)、2位は「東京ゲームFC(A)」
にマカジキ推定40kgをT&Rさせた「すさき丸」田中長男船長
(奥様が代理で受賞)でした。お二人には下田市長杯が高橋
和夫下田市収入役(右から3人目)より手渡されました。

下田海上保安部長賞
海上パレードで各ボートを出迎えていただいた日盻┫下田
海上保安部長より、遭難ボートの救助にも貢献している「ラブ
フィッシュ后廚離ルーに海上保安部長賞が授与されました。


表彰パーティー
下田市、下田市漁協、下田海上保安部、地元のサポート
委員会、本部船人徳丸さんはじめ大会に参加していただ
いた須崎の遊漁船の皆さん、さらには静岡県の承認をい
ただき、無事に25周年大会を終えることができました。
また、スポンサードしていただいた多くの企業、関係者の
方々に心より厚く御礼申し上げます。来年も下田開港150周
年大会として大きなカジキと皆さんにお会いすることを楽し
みに。タイトライン!