JGFAロゴ Japan Game Fish Association
 
HOTニュース HOT NEWS

2/21「服部名人杯沖釣りサーキット2010・第1戦「アマダイ大会」結果レポート


「沖釣りもIGFAルールで」という服部善郎名人(JGFA名誉会員)の呼びかけで始まったJGFAの沖釣りサーキット。今年も4戦行う計画です。
そして、このたび、第1戦のアマダイ大会が神奈川県相模湾で開催されました。(写真提供:林悠二さん/スポニチ、伊達志織さん/マーメイドAC)


★今回の担当幹事クラブ:マーメイドアングラーズクラブ
★ルアーやフライやトローリングだけがIGFAルールで認められるわけではなく、エサ釣りだって、IGFAルールで認められることをアピールしようというのがこのイベントの趣旨。
★同時に、将来の資源を大事にしようという「バッグリミット」を啓蒙するためのイベントでもあります。
★バッグリミットとは……魚を減らさないために、持ち帰る魚の尾数やサイズを制限すること。たくさん釣れるような場合には、バッグリミット分以内を持ち帰り、他はリリースするというシステム。昔、魚を持ち帰る際に袋(バッグ)を用いたことから、バッグリミットと呼ばれるようになりました。
★リーグ戦といっても親睦が第一。「楽しく和やかに」が合い言葉です。

●主催:NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●幹事クラブ:マーメイドアングラーズクラブ
●日程:2010年2月21日(日) 出船7:30  沖上がり14:00
●船宿:神奈川県平塚「庄三郎丸」 TEL 0463(21)1012
●参加:31人(うち、取材1名含む)
●参加費:一般11,000円、女性7000円、子供6000円
 (船&エサ代・懇親パーティー代、稚魚放流寄付金1000円込み)
●審査対象:アマダイ (20cm以上)3尾以内の総重量
●ルール: 
* IGFAルールに準ずる。(仕掛けはテンビン2本バリ仕掛け)
* バッグリミット:アマダイ全長20cm以上、7尾までとする。他魚を含め10尾まで。(あとの魚は可能な限りリリース)。
* 道糸:PE1号に統一。
* オモリ:鉄オモリ40号を支給し、統一。
●サーキット・ポイント:1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、……1位1点、他に参加点1点が加算されます。(服部名人杯には会員外でも参加できますが、サーキット・ポイントはJGFA会員のみに与えられます)
●電動リールやクッションゴムもIGFAルールでは魚に対してフェアではないということから使用を禁じていますが、この重さ(鉄オモリ40号)なら100mの巻き上げも苦になりません。
●IGFAルールでは、ロッドキーパーにかけたままの、俗に言うウインチファイトは釣り人が魚より楽をしてはいけないということで禁止。船端に竿をかけてのファイトも当然だめですが、これもオモリが軽くなることでクリアすることができるわけです。これからはもっと軽いオモリで楽しく、鉄オモリを使うなど環境に配慮した釣りスタイルを考えていきましょう。

【当日の概況】
●早朝から晴天に恵まれた平塚沖は北東の微風で肌寒さを感じさせたが、海上はベタナギで早春としてはまずまずのコンディション。大会は予定通り7:30出港。今回の参加者は31人で、2隻に別れ出船。[12号船(16人・服部名人乗船)、22号船(15人・岡田JGFA会長乗船)]
このナギなら、PE1号、鉄オモリ40号のライトタックルでも十分底立ちが取れ、しかも繊細な当たりが楽しめます。80号オモリではこうはいきませんね。
●服部名人が乗船した12号船が竿を出したのは、航程15分の大磯沖の98mダチ。この時期のアマダイは数よりも型で勝負、そのため釣り場も勢い大物が潜む100mラインの深場が中心となります。昨年はこの大会で世界記録(1.70kg、49.5cm)が出ただけに、参加者の中には記録更新を狙う人の姿も少なくありませんでした。
特に今回は初参加者の活躍が目立っています。船上に大歓声が上がったのは午前8時。右舷正舷の水面にドッカ〜ンと浮上した第1号は、同僚の誘いで参加した伊藤学さん(31=内科医師、市川市)がゲットした魚。深場ならではの大型で45cm、1kg超級。左舷トモでは服部名人の指導の下、CS釣り専門チャンネルや釣り雑誌などで活躍中の小久保領子さんが500g級を上げて「興奮しちゃった!」と超ご機嫌。寒さもなんのその、ジュニアも健闘しました。熱心に誘いをかけていたのは昨年同大会で5位に入賞したジュニア会員の古宮真弥加さん(13=中1、調布市)。手にした竿にグン!強い当たりが襲う。海面に出た魚は500g級の良型。「水面まで100mの間、何度も強い引きを楽しみました」とほおを紅潮させていました。
一方、ベテランが多く乗船した22号船もにぎわっていました。全般的に数が伸びないこの時期だけに、複数釣果は難しいもの。それでも、2尾以上の釣果を上げた人が6人もでました。ご夫婦で府中市から参加した伊達武さん(57=マーメイドAC)は良型を2尾上げた。横浜市の浅野和也さん(53=OSフィッシングチーム)も650gを筆頭に3尾ゲットしています。     
●食い渋りから、午後2時納竿で2隻の合計は31匹。審査は3匹の重量で競われ結局、初参加の伊藤学さんが1.875kgで初優勝。伊藤さんはアマダイ4尾の他に1kg超級のオニカサゴも釣り上げていて、「初めて狙う魚で優勝。誘ってくれた先輩に感謝です。次の大会参加が楽しみ」と喜びを語っていた。
下船後は懇親パーティー。庄三郎丸の待合室を貸し切っての和やかな時間を楽しました。参加者から集めた稚魚放流寄付金が、服部名人から神奈川県栽培漁業協会の理事長でもある庄三郎丸の後藤勇船主に手渡され解散となりました。
 
【大会成績】(アマダイ20儖幣3尾以内の総重量、単位g) 
^貌3悄12号船・一般)1875(3尾)
⊆穃嗅魁12号船・レッドヘッダーズ)1575(2尾)
浅野和也(22号船・OSフィッシングチーム)1190(3尾)
ぞ久保領子(12号船・個人会員)980(2尾)
グ肪I陝22号船・マーメイドAC)750(2尾)
κ‖宍鼠此22号船・マーメイドAC)710(1尾)
Р田順三(22号船・マーメイドAC)580(1尾)
╋極楔隋22号船・BFCジェティー)575(2尾)
古宮真弥加(12号船・マーメイドAC・ジュニア)465(1尾)
久保田英(12号船・個人会員)460(1尾)
★最大魚 アカアマダイ・全長45.0cm/1.04kg 伊藤学(12号船)
                         (敬称略)


 
【次回の服部名人杯予定】
第2戦 5/30(日) マダイ・ひとつテンヤ大会(千葉・大原・松鶴丸)


「昨年のこの大会で世界記録が出ました。みなさんも記録
更新を狙ってください」と参加者にあいさつをする服部名
人は、今年10月に「IGFA釣りの殿堂」入りが決まりました。
初参加で初めて狙ったアマダイを4尾釣り上げて優勝した
伊藤学さん。その第1号がこの魚で45cm。この他に特大オ
ニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)もゲットしました。 
服部名人の指導の下、良型を2尾上げて総合
4位を飾った小久保領子さん。
寒さの中、熱心に誘いをかけていいサイズを
仕留めた古宮真弥加さん(手前)と、妹の美祐
加ちゃん。後方は父親の正勝さん。
22号船はこんな感じでした。釣果もこの通り。みなさん
いい顔してますね。
釣りを終えて庄三郎丸の待合室で懇親パーティー。宿特製 
のおいしいカレーライスに舌つづみ。
喜びの上位入賞者。中央が優勝した伊藤学さん。
参加者から集めた稚魚放流寄付金が、服部名人から神奈川
県栽培漁業協会理事長でもある庄三郎丸の後藤勇船主に手
渡されました。


 
2隻に分乗して日ごろの腕を競いあった参加者のみなさん。
(写真提供:林悠二さん/スポーツニッポン、伊達志織さん)