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5/24「第21回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント」結果レポート


大会名 第21回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント(通称TBSFT)

【報告】 
TBSFT実行委員 SABALO 助川博也

主催 TBSFT実行委員会
後援 NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会
開催日 2009年5月24日(日)
開催場所 東京湾
参加人数 12名(10ボート)
天候 微風、曇りのち雨
潮 大潮

トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント(通称TBSFT)は、毎年、春と秋に開催され、この春で11年目となりました。

この大会は2つの目標を掲げ開催されています。1つは『IGFA・JGFAルールによるソルトウォーターフライフィッシングの普及』。そしてもう1つは『良い魚釣りはより良い魚がフィールドに沢山いてこそ初めて成立する』という理論を釣りをしながら実践できる方法、『キャッチ&リリース』の啓蒙です。

大会当日、天気予報では微風曇天という釣りには絶好の予報でしたが、これが見事に外れ、途中ドシャ降りの雨。傍から見ればまるで滝に打たれる修行僧のようですが、熱血SWFFマンの皆さんはドシャ降りの雨なんて全く関係ありません??ストップフィッシングまでキープキャスト!!なのでした。

 大会前日のプラクティスでは、20尾以上をリリースした好感触の選手、逆に、全く魚の付き場が読めず1尾しかリリース出来なかった選手と、狙ったエリアでかなり釣果に差が出たようです。このプラクティスをもとに本戦の作戦を練るのは当然なのですが、東京湾のシーバスの場合、昨日良かったから今日も良いとは限らないのが怖いところ。エリア選びはボートキャプテンに頼るところが大きいので、正に2人3脚で大会に挑むわけですが、ここ近年、アングラーの技術の向上と各ボートキャプテンのフライフィッシングに対する理解がより深まり非常にレベルの高いものになっています。

 初大会から11年、21回目にして、ついに大会史上初となる叉長80cmオーバーのシーバスがリリースされ非常に盛り上がりました。
この80cmのシーバスを釣ったのは日本在住のアメリカ人でJGFA会員でもあるマーク・ウィークスさん(シーバスキャプテン 福永雄海キャプテンに乗船)他に56cm、44cmをリリースし180ポイントでブッチギリの優勝でした。実は前日プラで全く芳しくなかったのがマークさんだったのです。釣りは本当に何が起きるかわかりません!!
ポイント到着後、5分でいきなりの80cmだったそうです。
BIGFISH賞も合わせて獲得しました。悲願の優勝おめでとうございます!!

2位は入賞常連の永井一郎さん(ザ・シーマン 金子茂キャプテンに乗船)。
前日プラで20尾以上リリースし、60cmオーバー3尾で185cmと本戦優勝者より好釣果だったのが永井さんだったのです。
ところが、前日プラで爆釣したポイントが2時間やってもノーバイト!!普通はここで終了ですが、その後、別場所でコンスタントに釣り2位に食い込んできました。また、7尾をリリースし最多リリース賞も獲得しました。さすが実力者!です。

3位は大会会長でもある『世界のEIZO』こと丸橋英三氏(プレアデス 堀江良介キャプテン乗船)。氏の愛弟子2人のワンツーフィニッシュで、細い目が更に細く・・・・とはならず!?優勝出来なかった事に悔しそうな所が私にはさすが!と思えたのでした。

当大会は叉長40cm以上の3尾の合計で競われる大会ですが、今大会なにより重要だったのは3尾揃えてくる事でした。というのは、70cmオーバーをリリースしていながら、入賞出来なかった選手が2人もいたのです。
釣りでは『たら、れば』はありませんが、もう1匹釣れていれば・・・。本当に惜しそうな2選手でした。

トーナメントの後は、毎回恒例のエンディングパーティーが「シーフォートホテル・グランカフェ」にておこなわれ、これも恒例の各自の総評が非常に楽しく語られ、また秋の再会を願って無事大会を終了しました。

【最後に・・・】
フライフィッシングで1日に70cmオーバー2尾、80cmオーバー1尾の釣果は、東京湾でシーバスを釣るアングラーのキャッチ&リリースが浸透、定着し成功している好例といえるでしょう。シーバスが80cmに成長するには15年近くの歳月が必要とされています。しかし、一方で一部のシーバスチャーターボートは乗船したお客さんを使って漁をし、釣ったシーバスを市場に卸しているという現状があります。漁で得たお金で乗船代を還元するというシステムですが、どんでもない話です!!法規上問題ない事とは言え、我々アングラーは抗議すべきで、当大会はシーバスの売買をするボートでの参加は認めておりません。
今後も大会を通じて、日本が世界に誇る最高のゲームフィッシュ『シーバス』がいつでもいつまでも、釣る事が可能なフィールドを残す事を目標にアピールしていきたいと思います。

当大会の趣旨に賛同頂き協賛していただいたメーカー各社様、ありがとうございました。また大会参加者の皆様、お疲れ様でした。また秋にお会いしましょう!!

【大会成績】
順位
ポイント
氏名
ボート名
場所
釣果
C&R総数
優勝
180
マーク・ウィークス
シーバスキャプテン
本牧他
80
56
44
4尾
2位
147.5
永井一郎
ザ・シーマン
東燃バース
53
49.5
45
7尾
3位
133
丸橋英三
プレアデス
川崎港
45
44
44
6尾
4位
130
奥田太一
ピーズ
中央防波堤
49
41
40
3尾
5位
124.5
山本克典
シークロ
横浜港
76
48.5
 
2尾
6位
120.5
三田恭嗣
リアル
横浜港
72.5
48
 
2尾
7位
116
浜口甲一
ベイハムスター
横須賀
59
57
 
2尾
8位
83.5
助川博也
アイランドクルーズ
NKバース
43
40.5
 
5尾
9位
44.5
篠原学
パラスガイドサービス
京浜運河
44.5
 
 
6尾
10位
40.5
藤代守一
ベイファイター
横浜港
40.5
 
 
2尾
11位
39
山本泰
ベイファイター
横浜港
39
 
 
1尾
12位
37
牛越徳光
アイランドクルーズ
つばさ橋
37
 
 
1尾


C&R総数 41尾(叉長40cm以上 29尾)  
BIGFISH賞 80cm マーク・ウィークス(シーバスキャプテン) 大会新記録
最多リリース賞 7尾 永井一郎(ザ・シーマン)
大会史上、初の80cm(叉長)を出し見事優勝したマーク・ウィー
クスさん。(シーバスキャプテン 福永雄海キャプテンに乗船)
76cm(叉長)を釣って、5位入賞の山本克典さん。(ボート:シークロ)
今大会で3番目のサイズだった72.5(叉長)を釣った
三田恭嗣さん。(ボート:リアル)
和やかなパーティー。
優勝のマーク・ウィークスさんを中心にパチリ。