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7/19〜22「第29回下田国際カジキ釣り大会(JIBT)」結果レポート


今年で第29回を迎えたJIBT。3日間で7本のカジキがあがりました。

●開催日:2007年7月19日〜22日(19日:前夜祭)
●開催地:静岡県下田港およびその沖合
●参加チーム:104チーム(105チームのうち、1チームキャンセル)
●参加選手:517人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計700名)
●参加艇:107艇(地元チャーターボート(遊漁船)23、オーナーボート84)

【概況】
今年も昨年に続き、「下田マリンフェスティバル」との合同開催となり、下田市の夏のイベントとして盛大に開かれました。7月19日は、地元・浜崎小学校の5,6年生を対象としたボランティアクルージングを開催、そして夜には地元下田市関係者の皆さんの絶大なご支援を得て盛大な「前夜祭」が催されました。また、大会期間中は「道の駅開国下田みなと」周辺で「下田マリンフェスティバル」が同時開催され、地元の皆さん、大会参加者、それに観光客も交え、にぎやかに行われました。

釣りの方では、黒潮も大会エリアから離れており、梅雨明け前ということもあって海水温も例年より低めの21°C台で、水色も悪くカジキの魚影がいまひとつでした。その結果、3日間で7尾という結果に終わりました。(釣果のあったのは2日目と3日目で、1日目は釣果なしでした。)カジキの種類と尾数は、マカジキ2尾、クロカジキ5尾でした。そのうち、タグ&リリースはクロカkジキ3尾、マカジキ2尾の計5尾、ランディングされたのはクロカジキ2尾で、これらは独立行政法人・遠洋水産研究所によって検体調査され、貴重なデータを得ることができました。

優勝は、2日目と3日目にクロカジキをタグ&リリースした「オーエス」(チーム名「OSフィッシングチーム」チームキャプテン:越智和夫さん)。昨年はチャーターボートでJIBT初出場、今回は初めて自分のボートで出場し、優勝し、静岡県知事賞を獲得しました。
2位は「ビーフラット」」(チーム名「チームビーフラット」チームキャプテン:赤澤雅行さん)で、2日目に今大会のファーストマーリンとなるクロカジキ推定100kgを50Lbラインでタグ&リリースに成功してトップに躍り出て、3日目もクロカジキを掛け、あと一歩のところまで引き寄せましたが惜しくもフックがはずれ、逃げられました。これをタグ&リリースしていれば「オーエス」を上回り優勝だったので残念でした。ビーフラットのアングラーは女性のクロカジキ24kg(50Lb)ラインクラス世界記録保持者である赤澤文子さんでした。
3位は地元須崎のチャーターボート「光明丸」(船長:土屋文男さん)に乗船してクロカジキ136.9kgをランディングした「チームピノキオ(チームキャプテン:山本丁三さん)でした。
(写真提供:鈴木克宏さん、赤澤雅行さん、石丸益利さん、PerfectBOAT)

●3日間のカジキデータ
月/日 ストライク数 タグ&リリース(尾) キャッチ(尾) 釣果小計(尾)
2007/7/20
4
0
0
0
2007/7/21
16
3
1
4
2007/7/22
15
2
1
3
合計
35
5
2
7


●表彰結果(団体総合)
順位 チームNO. チーム名 合計ポイント 備考
1位
74
OSフィッシング゙チーム
360
7/21 クロカジキT&R推定100kg(80lbライン)
7/22 クロカジキT&R推定80kg(80lbライン)
2位
50
チームビーフラット
275
7/21・クロカジキT&R推定100kg(50lbライン)
2日目のファーストマーリン
3位
96
チームピノキオ
214.2
7/22・クロカジキ136.9kg(80lbライン)
3日目のファーストマーリン
※T&R:タグ&リリース

●表彰結果(個人総合)
順位 アングラー名 チームNO. チーム名 合計ポイント 備考
1位
赤澤 文子(あかざわ・あやこ)
50
チームビーフラット
275
7/21・クロカジキT&R推定100kg(50lbライン)
2日目のファーストマーリン
2位
山本 丁三(やまもと・ていぞう)
96
チームピノキオ
214.2
7/22・クロカジキ136.9kg(80lbライン)
3日目のファーストマーリン
3位
三津田 均(みつだ・ひとし)
47
チームグランテム
203.4
7/21・クロカジキ135.6kg(80lbライン)
※T&R:タグ&リリース

【ポイント計算】
a.タグ&リリース(T&R) マカジキ、バショウカジキ、フウライカジキ 75ポイント
クロカジキ、シロカジキ、メカジキ 150ポイント
b.ラインクラスハンディ 24kg(50lb) ×1.5
37kg(80lb)   ×1.2
60kg(130lb) ×1.0
c.ファーストマーリンポイント(毎日)       +50ポイント
d.計算式 ポイント=タグ&リリースポイント(または検量重量kg)×ラインハンディ

※各日のファーストマーリンには50ポイントが加算されます。
※130kg以下のクロカジキ、シロカジキ、メカジキ、50kg以下のマカジキ、20kg以下のフウライカジキ、バショウカジキを検量に持ち込んだ場合、検量ポイントは1/2となります。
1.優勝チーム「OSフィッシングチーム」
とっても渋い状況の中、2日目、3日目と連日タグ&リリース
(T&R)を決めて見事優勝しました。
ボートは「オーエス」(チームキャプテン:越智和夫さん)
クロカジキT&R推定100kg(2日目)同推定80kg(3日目)・80lbライン。
釣った場所:2日目神津島西沖10マイル、3日目:下田港南沖16マイル
2.チーム第2位「チームビーフラット」
2日目に大会のファーストマーリンとなるクロカジキ
推定100kgをT&Rしトップに立ち、3日目もあと一歩
のところまでカジキを寄せたが、惜しくもバラシ。
優勝を逃してしまいました。
3.「ビーフラットのT&Rしたクロカジキ」
ファイトタイム13分。さすがですね。アングラーは2000年
6月3日に日本最大のクロカジキ428kgを釣り上げた赤澤文子
(あやこ)さん。日本人でただ一人、クロカジキのワールド
レコード保持者です。
クロカジキT&R推定100kg・50lbライン。
釣った場所:神津島西沖20マイル
ボート:「ビーフラット」(キャプテン:赤澤雅行さん)
4.チーム第3位「チームピノキオ」
3日目(7/22)にクロカジキ136.9kgを上げ、これが今大会
の最大魚となりました。と同時に、アングラーの山本丁三
さんは、「西川龍三賞(最大魚賞)」に輝きました。80lbラ
イン。ファイトタイム:51分
釣った場所:「下田港南沖13マイル」
ボート:「光明丸」(船長:土屋文男さん)

5.「光明丸とカジキ」
これがチームピノキオの釣ったクロカジキ136.9kgの
ランディングシーンです。
(写真:PerfectBOAT)
6.「前夜祭」
7/19夕方より、地元の商店街の皆さんで結成された
「下田カジキサポートクラブ」を中心に絶大なる支援を
受けて下田漁協の市場をお借りして前夜祭が行われました。
参加チームからは食材を提供していただいたり、ボランテ
ィアで露店で腕を振るっていただいたりして、本当にあり
がとうございました。厚く御礼申し上げます。バンドや和
太鼓の出し物もよかったですね。
7.「福永実一(のりかず)前実行委員長の追悼セレモニー」
大会初日のスタートフィッシング前に、昨年11/19に不慮
の事故で急逝した福永前実行委員長の追悼セレモニーが
行われました。彼のボート「ラブフィッシュ」は息子さん
の雄海さんに引き継がれ、ラブフィッシュからご親族の手
によって散骨、献花が行われました。参加全艇がホーンを
鳴らし、福永さんのご冥福をお祈りしました。
8.「スタートフィッシング」
7/20、さあ、29回JIBTが始まりました。
ヘリコプターからの映像です。
9.「カジキとタグ」
2日目(7/21)のストップフィッシング間際の14:56、
「Slim Jim」がヒットコール。ファイトタイム11分で
マカジキ推定40kgにタグを打ちリリースしました。
(オレンジ色の棒状のものがタグです。)
いつ再捕されるか楽しみですね。
チーム:「チームホンゴウ」(チームキャプテン:本郷直幾さん)
10.「参加ボート」
29回JIBTは、オーナーボート86、チャーターボート(地元
遊漁船)18、合計104隻のボートが参加しました。選手は
500名を超え、参加者は実行委員、地元関係者含め700名
の規模で行われ日本最大、世界でも有数のカジキ釣り大
会となっています。
11.「カジキとファイト」
2日目(7/21)、雨の中でカジキとファイトする「チーム
グランテム」。ファイトタイム1時間7分でクロカジキ135.6kgを
キャッチしました。最大魚賞にはわずか1.3kgとどきませんでし
たがいいファイトでした。50lbライン。
釣った場所:「神津島西沖17マイル」
ボート:「GRANTEMS」(チームキャプテン:森川幸二さん)
12.「下田マリンフェスティバル」
大会会場の「道の駅・開国下田みなと」では、毎年恒例の
「下田マリンフェスティバル」が開かれました。2日目の
土曜日はあいにくの天気でしたが、3日目(7/22)は大勢
の人で賑わいました。
13.「ボランティア・クルージング」
大会前日、そして、大会2日目に地元小学生や下田市民
の方々を対象に、参加艇がボランティアで体験クルージ
ングを行いました。
初めて乗るボートに皆さん大喜びでした。
14.「カジキじゃないけれど・・・」
ジュニアで参加した大江一史君(前列右端)
はこの立派なシイラを釣り上げました。
7.75圈JGFAの年間フィッシングコンテス
ト・ジュニア部門に申請することになりま
した。ミス・ビルフィッシュのお姉さんと
一緒に記念の1枚を撮ってもらいました。
15.「検量&検体調査」
キャッチされたカジキはJGFA公認審査員
の手によって正確に検量されます。その
後、遠洋水産研究所のスタッフによって
性別、食性(胃内容物)、年齢などのデ
ータを集めるため検体調査が行われました。
16.「表彰パーティー」
前夜祭を含め4日間の大会の最後を飾る盛大な表彰
パーティーが「ホテル・伊豆急(白浜)」で開催されました。
17.「個人総合の表彰」
個人総合は個人のポイント上位3位までが表彰されます。
1位赤澤文子さん(右から3人目。チームビーフラット)、
2位山本丁三さん(左から3人目。チームピノキオ)、3位
三津田均さん(左から2人目。チームグランテム)の皆さ
んでした。
18.「チャーターボートキャプテン賞」
地元遊漁船の船長さんで上位3位までを表彰するのです
が今回、地元遊漁船の中でカジキをあげたのは、「光明丸」
の土屋文男船長(中央)のみでした。
さすが、カジキ釣りのベテラン船長ですね。石井直樹・
下田市長(左から2人目)より「下田市長賞」が授与され
ました。
18.「レディース賞」
個人総合に輝いた赤澤文子さんが「レディ
ース賞」も受賞。チーム優勝は逃したもの
の、「ファーストマーリン賞」をあわせ、
3賞を受賞しました。
20.「チーム賞第3位」
3日目(7/22)に光明丸で釣ったクロカジキ136.9圓如
「西川龍三賞(最大魚賞)」とチーム第3位に輝いた「チ
ームピノキオ」の皆さん。はるばる高知県から参加した
甲斐がありましたね。
21.「チーム賞2位」
2日目に大会のファーストマーリンとなるクロカジキ推定
100圓鬘圈Rしてトップに立った「チームビーフラット」。
3日目もクロカジキをあとわずかでT&R・・・というとこ
ろまできて惜しくもばらしてしまいました。しかし、チーム
キャプテンの赤澤雅行さんはじめチームワークのよさでその
実力を遺憾なく発揮しました。 
22.「チーム優勝」!!
昨年チャーターボートで初参加。そして、2年目の今年、ベ
テラン勢が苦戦する中、自分のボートで初参加、そして、
初優勝を果たした「OSフィッシングチーム」。おめでとう
ございます。静岡県知事賞のほか、ハワイの有名なカジキ
釣り大会「HIBT」の招待チケットも獲得しました。
23.「フィナーレ」
表彰パーティーの最後にJIBT実行委員長・丸山宏幸さん
から閉会の挨拶が・・。「前実行委員長の福永さんのあとを
任され、どうなることかと思いましたが、地元下田の皆さん、
多大なご協賛を賜りましたスポンサーの皆さんのご支援のお
かげで無事に大会を終えることができました。
心より厚く御礼申し上げます。
実行委員会は、昨年のJIBTが終わるとすぐ今年のために
計画を練り準備を進めてきました。後ろに並んだ実行委員の
皆さんの努力なくして大会の成功はなかったことを改めて皆
さんにお伝えしたいと思います。来年は30周年記念大会です。
実行委員一同、記念に残るすばらしい大会にするためにがん
ばります。また、下田のカジキと皆さんにお会いいたしましょう。」