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JGFAは、今年もがんばります。(JGFA会長挨拶)


NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会
会長 岡田順三

新年あけましておめでとうございます。

おととし1月、私たちジャパンゲームフィッシュ協会(略称JGFA)は、特定非営利活動法人(NPO)として、東京都より正式に認可を受けることができ、およそ2年が経過しました。NPOの取得は、単なる釣り愛好者の団体から、将来にわたって日本のアマチュアのあるべき姿を継続的にしかも責任のある立場から追い求めていくために行ったもので、その中身もNPOとしてふさわしいものとすべく努力いたしております。

さて、JGFAは、1979年の発足以来、今年で28年目を迎えることができました。
発足当初は海のトローリングを愛好する会員が主体だったため、「JGFAはトローリングの会」と決めつけられる方もおりましたが、現在では、ルアー、フライ、磯釣り、沖釣り淡水の釣りなど考えうるすべての釣りジャンルを網羅する釣り人達が集う場となっております。会員数もおかげさまで当初の60名足らずから5000名に達するほどになりました。

ところで、JGFAを設立したもともとの目的は、「世界共通の釣りルール、すなわち、国際釣魚連盟(IGFA)ルールの普及と、世界記録の申請援助、ならびに日本記録の認定・保存」でしたが、今ではこればかりではなく、日本の釣り界にとって、健全で望ましく、永続的な釣りが楽しめる世界を目指して努力しております。

当面の活動内容は次のようなものです。

�.押璽爛侫�ッシュに関するバッグリミット(持ち帰り尾数の自主規制)の提唱、特に乱獲傾向にある沖釣りの際の持ち帰り尾数について。
�⊂�来の日本の釣りを背負うジュニア・アングラーの育成。
��ゲームフィッシュへのタグ&リリース(標識放流)の実施と啓蒙。
�せ餮察�環境に配慮した活動。(身近な例として、粉石鹸、鉄オモリなどの使用奨励)
�シ鯀瓦淵襦璽襪肇泪福爾里△訥爐蠅良甬擇鯡榲�としたイベントの開催。
�Τい離肇蹇璽螢鵐鯵�放。

などを柱として、会員内外のコミュニケーションをはかり、アングラー同士の仲間の輪をさらに広げていきたいと思います。
とくにトローリング開放につきましては、当協会発足当初からの課題でありますが、大会開催地の地元の皆様をはじめとした多くの方々のお力添えもあって、近年、静岡県、沖縄県、長崎県といった地域で漁業調整規則改正が行われるなど、開放に向けての動きが徐々にですが見られるようになってまいりました。昨年は、東京都でも漁業調整規則が改正され、大会に限るなど条件付きながらプレジャーボート愛好者にもトローリングが開放されました。
撒き餌禁止の問題につきましても、ただ単に開放、開放と叫ぶのではなく、自然環境保全や資源維持の観点に立って釣り人自らその使用にあっては自制の心を持ちつつ、冷静に理解を仰ぐ謙虚な姿勢で開放を訴えるべきだと思います。

JGFAの昨年のトピックスといたしましては、
2006年7月2日、みうら漁協および�螢轡泪陵佑覆匹里感�力によりイシダイ稚魚5,000尾を東京都三宅島に放流することができました。島の皆さんにも災害から早く立ち直っていただき、我々にとって夢の釣り場であった三宅島の磯釣りが昔のように復活し、さらに資源保全に目を向けていただいて、いつまでも大物の期待が抱ける磯釣りのメッカになってほしいとの願いをこめて行いました。

また、故大西英徳前会長がIGFAにある「世界釣りの殿堂」入りを果たし、そのセレモニーが2006年10月24日にIGFA殿堂ホール(フロリダ)にて盛大に行われました。これはアジアの釣り人としては初めてのことで、この殿堂には、かのアイザック・ウオルトンやアーネスト・ヘミングウェイなど世界的に著名な釣り人65名が入っており大西さんはその一人になりました。このことは日本の釣りのレベルを世界に知らせることができたという観点から、我が協会ならびに日本の釣り界としてたいへん喜ばしいことと存じます。

さて、今年の計画では、今までどおりの事業のほか、秋11月にスズキ釣りのファンが誰でも参加できる「オールジャパンシーバスフェスティバル」と名打ったフォトコンテストを行う予定です。
また、ジュニア&ファミリー釣り教室を春休みに開催いたしますので皆さん奮ってご参加のほどお願い申し上げます。

いずれにいたしましても、日本の釣りに関しましては、釣り対象となる魚類の資源減少、環境破壊、釣り人をとりまく法律問題、外来魚管理、SOLAS条約(テロ対策)による釣り場の制限、などなど、釣りを行えば行うほど様々な問題が持ち上がってきております。
私たちは命や家族と同様、人生にかけがえのない釣りを守っていくために、釣りを愛好する皆さんと手を取って前向きに歩んでいきたいと思います。

そのようなわけで、JGFAのスローガン「いい釣りをいつまでも」のもと、「日本の釣りにとって、いいことをしていこう」というJGFAの考えをぜひご理解いただき、私ども協会に対し、ますますのご支援、ご協力を賜りたいと存じます。

最後に、「愛すべき魚という資源を守りながら釣りを行い、ルールとマナーをもって魚にも、釣り人同士にも正直に、正々堂々とフェアな釣りをする」JGFAを、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。