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10/24「IGFA釣り殿堂入りセレモニー」出席レポート


★写真は一番下にあります。

2006年10月24日(火)、米国・フロリダのIGFAで行われた「IGFA釣り殿堂入りセレモニー」にJGFAを代表して出席してまいりました。
セレモニーは今回で8回目、すでに60名ほど殿堂入りされた世界を代表するアングラーがおりますが、今回日本から、また、アジアでも初の殿堂入りをJGFA初代会長の故大西英徳氏が果たしました。

故大西会長は、1979年JGFA創立時に初代会長として就任、得意の英会話を生かして広く海外のアングラーとも交流を深めました。
1989年、IGFAの方針を決めるメンバーとしての常任理事(トラスティー)として、アジア人で初の就任を果たし、日本やアジアのスポーツフィッシングの現状を伝えました。また、ゲームフィッシュ(釣り対象となる魚)へのタグ&リリース(標識放流)を日本の釣り界に率先して取り入れたことも世界レベルで大いに評価の対象となりました。

さて、当日のセレモニーはIGFAの殿堂ホールに300人の出席者を迎え催されました。今回殿堂入りされたのは、アメリカ・バスプロ界の先達として有名なビル・ダンス氏ら4人の米国アングラーと大西さんの計5人。

日本から出席したのはJGFAより印南康資副会長、東知憲常任理事、それと私、若林務(JGFA事務局長)の3名。東さんの流暢な英会話に頼っての参加でした。セレモニーでは大西家のメッセージを印南副会長が代読し、東常任理事がそれを英語に翻訳して列席者に伝えました。

IGFAの殿堂ホールはとてもすばらしく、天井からは世界のゲームフィッシュのレプリカが吊り下げられ壮観でした。殿堂ホールと棟続きでミュージアム(博物館)があり、その2階がIGFAのオフィスになっています。
博物館のレイアウト、デザインはもちろんのこと、オフィスもとってもよくデザインされており感動したほどです。さすが、IGFAですね。

博物館はただの見学だけでなく、ビデオ映像を見ながらロッドを持ってファイトできるシュミレーションマシーンがあり、また、フライキャスティングの腕前を判定するコンピューターシステムもあって、これにはびっくりしました。また、魚の名前や世界記録もすべてコンピュータで簡単に調べられるシステムになっており大人から子供まで楽しめる内容になっていました。
もちろん、世界の釣りの歴史、ロッド、リール、ルアー、フライの展示もすばらしく、とても洗練されています。
入場料はIGFA会員は無料で、一般の大人が6ドル、老人&子供が5ドルとリーズナブルな設定となっていました。
皆さんもフロリダにいかれた際はぜひ、IGFA博物館を訪ねて見てください。

では、IGFA博物館ならびに殿堂入りセレモニーを写真でご紹介いたしましょう。(写真は寄付金申込書の下にあります。)

★来年(2007年)3月11日(日)「第29回JGFA定例総会&オークシャンパーティー」で、今回の殿堂入りセレモニーのビデオ放映を行う予定です。皆さん奮ってご出席下さい。

★★【大西英徳前JGFA会長のIGFA殿堂入りを記念してIGFAへの寄付金を募集しております。】
  1口5000円(何口でも結構です。)となっております。

★寄付の申し込み方法:下記の寄付金申込書に記入の上、JGFA事務局にFAXあるいは郵送し、指定口座にお振込みをお願いいたします。

★振込先:みずほ銀行  恵比寿支店  普通:1560988
     口座名義:ジャパンゲームフィッシュ協会

★寄付に関する申し込みおよびお問い合わせ先:
JGFA事務局  TEL:03-5423-6022  FAX:03-5423-6023
         Eメール:japan@jgfa.or.jp


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大西英徳前JGFA会長のIGFA釣り殿堂入りに関する寄付金申込書

私は、大西英徳前会長のIGFA釣り殿堂入りの趣旨に賛同し、下記の金額を寄付いたします。

寄付金額:          円(  口)

氏名(フリガナも):
JGFA会員番号:
JGFAのクラブ名:
□個人会員 (該当する場合は□にレをお入れ下さい。)
□非会員(該当する場合は□にレをお入れ下さい。)
住所:〒   
TEL:
FAX:
Eメール:
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これがIGFA殿堂ホール&ミュージアムの正面です。
噴水に囲まれた巨大なメカジキのブロンズ像が出迎えて
くれます。
殿堂ホールに正面玄関前です。
IGFA博物館の2階にはIGFAのオフィスがあります。
IGFAプレジデントのロブ・クレイマー氏の部屋にて。
オフィスでは30人の専従スタッフと10人程度のボランティア
の人たちが働いているそうです。
世界記録担当のジェイソンさんと記録審査室。
IGFAご自慢の図書室。書棚(右)は電動で移動し、
必要な本はコンピュータで呼び出すことができます。
殿堂ホールには、殿堂入りした方々の顔がレリーフと
して飾られ、記念の品々がその前におかれていました。
故大西会長は左下に見えます。
IGFA博物館の世界記録コーナー。博物館担当の
クリスさんが説明してくれました。
IGFAプレジデントのロブ・クレイマーさん
(中央)、世界記録担当のジェイソン・シュラ
ットヴァイザーさん(右端)、図書館担当の
ゲイル・モーチョワーさん(左から2番目)と
一緒に。
殿堂入りセレモニーの前に懇親を兼ねたサイレントオーク
ションが開かれました。(サイレントオークションとは、
出品物の前に入札金額を記入するカードがあり、そこに一
番高い金額を記入した人が落札できるというシステムです。)
今回JGFAから参加したメンバーです。左から東知憲
(ひがし・とものり)常任理事、若林務事務局長、印南
康資(いんなみ・やすもと)副会長。東さんの通訳がな
ければ成り立たないIGFAツアーでした。
殿堂入りセレモニーでIGFAのトップの方々と記念撮影。
日本からの我々を除いて左からジョージ・マシューズさん
(IGFA議長)、マイク・ファリアーさん(IGFAトラスティー)、
ロブ・クレイマーさん。
殿堂入りセレモニーで300人の出席者を前に、大西前会長
・ご長男の一郎さんから託された受賞御礼メッセージを
披露する印南副会長。通訳は東さん。左端は、司会役を
務めた、ソルトウォーターフライフィッシング界の大御所、
あのマイク・ソーシンさんです。
これが大西前会長に贈られた記念のガラ
ス製の楯です。透明なので見えにくいで
すが、とても上品なものです。