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7/13〜16「第28回下田国際カジキ釣り大会(JIBT)」結果レポート


今年で第28回を迎えたJIBT。3日間でわずか3本に終わりました。

●開催日:2006年7月13日〜16日(13日:前夜祭)
●開催地:静岡県下田港およびその沖合
●参加チーム:113(6チームキャンセルで107チームのエントリー。過去最高のチーム数でした。)
●参加選手:553人(釣りをしないゲスト、スタッフ、関係者含め総計750名。これも過去最高)
●参加艇:107艇(地元チャーターボート(遊漁船)23、オーナーボート84)

【概況】
今年も昨年に続き、「下田マリンフェスティバル」との合同開催となり、下田市の夏のイベントとして盛大に開かれました。7月13日は、地元・浜崎小学校の5,6年生を対象としたボランティアクルージングを開催、そして夜には地元下田市関係者の皆さんの絶大なご支援を得て盛大な「前夜祭」が催されました。また、大会期間中は「道の駅開国下田みなと」周辺で「下田マリンフェスティバル」が同時開催され、地元の皆さん、大会参加者、それに観光客も交え、にぎやかに行われました。

釣りの方では、黒潮も大会エリアから離れており、梅雨明け前ということもあって海水温も昨年同時期よりさらに低めの20〜21°C台で水色も悪く、カジキの魚影がほとんど見られず、その結果、3日間でわずか3尾という結果に終わってしまいました。(釣果のあったのは2日目だけで1日目、
3日目は釣果なしでした。)カジキの種類と尾数は、マカジキ2尾、クロカジキ1尾でした。

優勝は、2日目にクロカジキ144.8kgをランディングした「YS−掘廖淵繊璽猝勝屬気鵑蠅グランダーズ」チームキャプテン:佐藤裕也さん)。岩手県大船渡からはるばる参加した甲斐がありました。
昨年優勝した「ミスリバティー」(チーム名「ピンクドラゴン」チームキャプテン:趙済さん)は同じく2日目にさんりくグランダーズよりも後からカジキをヒットさせたものの、わずか1分前にタグ&リリースに成功し、ファーストマーリン賞、タグ&リリース賞、団体総合2位を獲得。団体総合3位はやはり、2日目に推定90kgのマカジキをタグ&リリースした「マイスター」(チーム名「チームマイスター」チームキャプテン:山口洋一さん)でした。この時期のマカジキとしてはかなり大きく、キャッチしていれば37kg(80LB)ラインクラスの日本記録だったかもしれません。

また、検量に持ち込まれたカジキは独立行政法人・遠洋水産研究所によって検体調査され、貴重なデータを得ることができました。
(写真提供:鈴木克宏さん)

●3日間のカジキデータ
月/日
ストライク数
タグ&リリース(尾)
キャッチ(尾)
釣果小計(尾)
2006/7/14
0
0
0
0
2006/7/15
8
2
1
3
2006/7/16
2
0
0
0
合計
10
2
1
3
 
●表彰結果(団体総合)
順位
チームNO.
チーム名
合計ポイント
備考
1位
59
さんりくグランダーズ
217.2
7/15・クロカジキ144.8kg(50lbライン)
2位
8
ピンクドラゴン
162.5
7/15・マカジキ推定35〜40kg・T&R(50lbライン)
2日目のファーストマーリン
3位
27
チームマイスター
90
7/15・マカジキ推定90kg・T&R(80lbライン)
※T&R:タグ&リリース
 
●表彰結果(個人総合)
順位
アングラー名
チームNO.
チーム名
合計ポイント
備考
1位
志羅山 晃(しらやま・あきら)
59
さんりくグランダーズ
217.2
7/15・クロカジキ144.8kg(50lbライン)
2位
鳥越 将生(とりごえ・まさお)
8
ピンクドラゴン
162.5
7/15・マカジキ推定35〜40kg・T&R(50lbライン)
2日目のファーストマーリン
3位
前田 洋行(まえだ・ひろゆき)
27
チームマイスター
90
7/15・マカジキ推定90kg・T&R(80lbライン)
【ポイント計算】
a.タグ&リリースマカジキ、フウライカジキ
クロカジキ
75ポイント
150ポイント
b.ラインクラスハンディ24kg(50lb)
37kg(80lb)  
60kg(130lb)
×1.5
×1.2
×1.0
c.ファーストマーリンポイント(毎日)+50ポイント
d.計算式ポイント=タグ&リリースポイント(検量重量kg)×ラインハンディ
各日のファーストマーリンには50ポイントが加算されます。
130kg以下のクロカジキ、シロカジキ、メカジキ、50kg以下のマカジキ、20kg以下のフウライカジキ、バショウカジキを
検量に持ち込んだ場合、検量ポイントは1/2となります。
1.・・・5、4、3、2、1、スタートフィッシング!スタートフィッシング!
2006 JIBT、スタートフィッシング・・・・・!! 
2006年7月14日、午前7時45分、本部船から発せられる福永実行委員長の絶叫にも近いコールが無線を通して響きわたり、参加全艇が“夢”を求めてポイントに向かってスタートを切りました。
2.推定40kgのマカジキをT&R!さらに今大会のファーストマーリンのボーナスポイントを獲得した「ピンクドラゴン」(ボート:ミスリバティー)。SK−靴猟爐辰織ロカジキの検量によっては大会2連覇!か・・・・・と思われましたが、堂々の2位入賞はさすがです。
3.下田港をホームポートにしている「チームマイスター」(ボート:マイスター)は推定90kgのマカジキをT&Rして3位に入賞!
条件の決して良いとはいえない海況の中で、キッチリ結果を出してきました。情熱とチームワークの良さで獲得した“トロフィー”でした。
4.大会2日目、海の条件が悪い中「さんりくグランダーズ」(ボート:YS−掘砲144.8kgのクロカジキをランディング!
遠方から参加のチームに“優勝”という栄光をもたらしました。
今年の表彰ステージは下田マリンフェスタの会場に設置したため、訪れていたたくさんの方々が注目する中、クレーンでクロカジキがボートから吊り上げられ現れると、大きな歓声と拍手が起こりました。
5.開会式。海上での安全とカジキが釣れますように・・・と、わたつみの神に玉串を奉げます。この“お願い”が効を奏してか、今大会も無事故で、そしてカジキの姿を見ることができました。
6.JIBT恒例のボランティアクルーズ。
地元の小学生の体験学習なのです。海から自分達の住む街を見て、より自然を大切にする気持と海のような大きな夢を持つ大人になってくださいね。
7.下田漁協の荷捌き場をお借りして、恒例の前夜祭が開催されました。開催地・下田の皆さんも大勢ご参加いただき、1年ぶりの再会にあちらこちらで話の輪ができました。そしてボランティアの屋台が会場狭しと並び、その中で今年も人気の「江戸前にぎり寿司」の屋台の前は長蛇の列。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
8.地元の子供たちのフラダンスも前夜祭の楽しみの一つになりました。こうして見ていると毎年上手になっているのがわかります。いや、ほんと! みんな、今年もありがとうね!
9.そしてもう一つ、JIBTを盛り上げてくれる「カジキサポート委員会」の皆さん。商工会の方々によって組織され、期間中の一日ワンビアパーティーを開いて選手をもてなしてくれます。お料理は?それはもう皆さんプロですから、心温まる庶民の味が揃っています。
10.今年のJIBT本部は、昨年までの場所から移し、下田マリンフェスタの会場の一角に設営しました。そのおかげで昨年以上に多くのギャラリーが大会会場をうずめ、間近に見るボートに「カッコいい」という声も上がっていました。またマリンフェスタのイベントの一つとして、下田海上保安部の巡視船「するが」の一般公開が催され、映画「海猿」の影響もあってか多くに人が訪れていました。
11.JIBTのもう一つの主役、チャーターボートチームの出船です。
地元の海を知り尽くした船長さんたちもこのJIBTを楽しみにしているようで、梅雨に入るころから船長さん達の話題はもっぱら“カジキ釣り”のことばかり・・・・となるようです。
その熱い想いと協力によってJIBTは支えられています。
12.表彰式でベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞)に輝き、山保安部長より表彰状を授与される日立マーリンジャンキーズ・海彦のキャプテン金成和彦さん。今大会はライフベストの着用を全チームに義務付けたことから、この賞の選定も“苦労”したようですが、崎山部長いわく「クルー全員のライフジャケット着用はもちろんですが、日立からの詳細な航海計画と、入出港時のワッチの励行が特に目立ったため選出しました」とのこと。思いがけぬ受賞に金成キャプテンも感激で緊張の面持ちです。
13.団体総合3位に輝いた「チームマイスター」(ボート:マイスター)。何よりもチームワークを大切にするキャプテン・山口洋一さんの人柄を反映して、いっつも明るいチームです。
今大会も片意地を張らず、みんなでJIBTを楽しもう!という気持で望んだ結果ということですが、推定90kgという日本記録に相当する?かも知れないマカジキをT&Rして初の入賞を果しました。
14.団体総合2位に輝いた「ピンクドラゴン」(ボート:ミスリバティー)。昨年総合優勝に輝いたチームは今年も光っていました。
厳しい条件の中でカジキに出会い、慎重にファイトしてT&R!残念ながら大会2連覇はなりませんでしたが、その実力を如何なく発揮した大会でした。
15.優勝チーム「さんりくグランダーズ」(岩手県大船渡から参加)2日目に144.8kgのクロカジキをランディングし、見事、初優勝!ボートは「YS−掘廖淵繊璽爛ャプテン:佐藤裕也さん)。使用ライン:50lb(24kg)クラス。ファイトタイム:1時間27分。釣った場所:「ヒョウタン南西角」。アングラーの志羅山晃さん
も、個人総合1位に輝きました。
16.3日間の健闘を称えあう表彰式会場、ホテル伊豆急のコンベンションホール「星座」は立錐の余地のないほどのチームでうずまりました。釣果の方は3本とちょっぴり淋しい結果でしたが、梅雨の最中の奇跡とも言えるような素晴らしい天候に恵まれ、新しい友情も芽生え、何かこのまま終わって欲しくない雰囲気の表彰パーティーでした。来年もぜひ下田でお会いしましょう!