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7/2【第3回石鯛タグ&リリース『ガンバレ!三宅島』】結果レポート


報告
石鯛タグ&リリース大会実行委員
SABALO 助川博也

去る2006年7月2日(日)、伊豆七島・三宅島にて、第3回石鯛タグ&リリース『ガンバレ!三宅島』大会が開催されました。

長い噴火災害から見事復活をとげた三宅島ですが、噴火災害による4年間の自然禁漁により、特に島周りの魚が噴火前と比べて比較にならないほど増えました。そんな中、三宅島では昨年5月より一般釣り人の受け入れを開始し、それに伴い、災害の産物とも言うべき資源(魚)を有効活用すべく、平野村長をはじめとする三宅村行政から釣り人に対するお願いという形で『石鯛、石垣鯛に対するバッグリミット制』を導入し(詳しい経緯は2006年版JGFAイヤーブックに記載済み)今日に至っています。
 
そんな三宅島を応援するために開かれた今大会は、JGFA、全磯連関東支部の後援と、東京都三宅村、東海汽船(株)の協力、石鯛関連メーカー各社の賛同を得、FUJI工業、ダイワ、シマノ、モーリス、ティー・プロ(順不同)のメーカーからの参加を含めた33人の参加者が集まり、大いに盛り上がりました。
また、大会前日の7月1日にはJGFA、石鯛関連メーカー等からの協力金により2000尾、神奈川県みうら漁協からのご厚意により三宅島の島民の方々へということでご寄付いただき3000尾、合計5000尾を購入でき、三本岳を中心にJGFA岡田会長自らの手で船から10cmほどの石鯛を放流して頂きました。

三宅島は日帰りで7kgクラス、はたまた夢の10kgクラスのクチジロが狙える、石鯛師にとっては夢のフィールド。三宅島本島はもちろん、島の南西に位置する三本岳は、名だたる石鯛師が大判を夢見て通いつめた超一級ポイント。
東海汽船の定期船で22:30に竹芝桟橋を出発。船中では車座になって石鯛談義を肴に酒盛り!?これも汽船を使った釣りの楽しみでしょう!
翌朝5:00に三池港に到着。大会当日は前日から吹き始めた南西風の影響で三本岳への渡船が心配されましたが、意外にウネリは思ったほどではなく、マカド根、大根、間の根、青根へ渡礁することが出来ました。また地磯組の参加者は風を避けて島の北東側を中心に(立ち入り禁止区域を除いて)竿を出しました。
どの釣り場でもアタリは活発で、エサを使い切って時間が余ってしまった参加者もいたようです。特にマカド根の通称テラスで竿を出した参加者は、初めて石鯛釣りをする方も含めた全員が型を見ることが出来、大会としては大成功でした。

結果、33人の参加者で53.5cm3.2kgを筆頭に43尾の石垣鯛と1尾の石鯛をリリース(うち29尾をT&R)し無事大会を終えることが出来ました。

石鯛、石垣鯛の類は50cmになるのに10年、60cmになるのに20年と言われる、成長に時間が掛かる魚です。またJGFAのタグ&リリースの調査では、ほぼ100%の石鯛、石垣鯛がリリースされた同じ磯で再捕され、定着性が強い事が証明されています。
今回、三宅村から発信された石鯛、石垣鯛に対するバッグリミットは、上記の事を考えると非常に効果的で、大変素晴らしい事だと思います。
次回大会も三宅島を予定しております。『いい釣りをいつまでも!!』


【大会結果】(敬称略)
大物賞優勝・磯釣り人魚会 丸橋英三(53.5cm 三本岳マカド根)
大物賞2位・磯釣り人魚会 相島孝恒(46.0cm 三本岳マカド根)
大物賞3位・犬飼 修 (45.0cm 三宅島本島 潮の鼻)
タグ&リリース賞優勝・磯釣り人魚会 丸橋英三(124.5cm 三本岳マカド根)
タグ&リリース賞2位・レインボーキャブ 本岡利章 (109cm 三本岳間の根)
タグ&リリース賞3位・螢癲璽螢后ヾ篋蠍二(105cm 三本岳マカド根)
タグ&リリース賞3位・レインボーキャブ 村上昭彦(105cm 三本岳マカド根)
早釣り賞・SABALO 助川博也(37cm 6:54 三本岳青根)
ラッキー賞・シルバー磯釣りクラブ 小林高志
優勝魚・・・生粋の石鯛師丸橋英三氏と優勝魚。
このクラスになるのにおよそ10年以上の歳月が掛かる。
シマノ佐藤さんのリリースシーン。
三本岳を中心にJGFA岡田会長と、そのお仲間の皆さん
により船から10cmほどの石鯛稚魚を放流して頂きま
した。
参加者全員で記念撮影。