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4/17「JGFAジュニア釣り教室」が開かれました。(結果レポート)



【開催の目的】
JGFAが強力に推進する「ジュニアアングラー育成プログラム」の一環として、子供たちに早い時期から、自然環境や魚の大切さ、釣りの楽しさ、ルールやマナーの必要性などを肌で感じ取ってもらい、次代を担うすばらしいアングラーに成長してもらうことを期待してこのジュニア釣り教室を開きました。

●日  時:2005年04月17日(日)10:00〜15:00
●場  所:「ルアーフィッシングわたらせ」(埼玉県北川辺町)
●主  催:ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●後  援:(財)日本釣振興会、 日本釣りジャーナリスト協議会 他
●協  力:BASS of JAPAN、日本キャスティング協会(JCA)、ワールドバスソサエティー(WBS)
●協賛(順不同):アングラーズリパブリック、(株)がまかつ、(株)サンライン、(株)シマノ、(株)上州屋、(株)スミス、ダイワ精工(株)、(株)デュエル、東レフィッシング(株)、(有)バスディー販売、ピュアフィッシングジャパン(株)、(有)ムカイ、メガバス(株)、(株)モーリス

●受講者:ジュニア(16才以下)20名、保護者含め43名

【当日の概況】
当日は朝から気持ちのいい釣り日和となり、東京駅発着の貸し切り大型バス組と現地集合組に分かれて皆さん無事に集まりました。同じジュニアといっても、下は7才から、上は16,7才。釣りの経験も、全くルアーをやったことがない子から、大人顔負けのキャスティングをする子までと幅広かったため、ボランティアでインストラクターを務めたメンバーもジュニアのレベルにあわせた指導を心がけました。今回は、JGFAの友好団体であるBASS of JAPAN、日本キャスティング協会(JCA)、ワールドバスソサエティー(WBS)の皆さんにもインストラクターをお願いし、実際には4団体合同によるジュニア釣り教室となりました。

ご協賛いただいたメーカーさんからいただいた、たくさんのルアーなどは実際に当日使ってもらいました。とても盛りだくさんの参加賞だったのでびっくりしていました。

「ルアーフィッシングわたらせ」は、昨年4月にオープンしたバスの管理釣り場で、バスの他、コイやブルーギル、ヘラブナなども生息する野池です。周りの田圃では田植えが始まり、ヒバリがさえずり、雨ガエルの声が聞こえる、のどかでとてもいいところでした。

実際の釣りの方は、釣れたジュニア、釣れなかったジュニアが半数ずつといったところでしたが、インストラクターの指導でキャスティングの基本をしっかり覚えたので、今回釣れなかった子たちも「早くまた釣りに行きたいよー」と完全に火がついてしまったようです。
私たちの願いは、これがきっかけで釣りが好きになってくれること、ルールとマナーを持った素晴らしい釣り人に育ってくれること、です。

残念ながら釣れなかった子もいましたが、「また、釣りに行きたい、今度はいつい行くの、とせかされてます。」といったおとうさんからのメールが早速届いています。前回のセミナーでもそうでしたが、ルアーファンがこうしてまた一人誕生したことをとってもうれしく思います。
ご協力いただいた「ルアーフィッシングわたらせ」さんに、また、当セミナーにご賛同いただいた釣具メーカーさんはじめご関係の方々に改めて深く御礼申し上げます。

★写真撮影:足立和彦さん(萬里釣行の会)
まずはじめにバスフィッシング界の大御所、WBS相談役の
吉田幸二さんによるキャスティング・デモンストレーション。
オーバーヘッドキャスティングの基本を伝授します。
各ファミリーごとに担当インストラクターがつき、ほぼマン
ツーマンでコーチしました。太いデモ用のひもを使って、ラ
インの結び方からはじめます。
インストラクターは、WBS会長のアイアン横山こと、横山
鉄夫さん。
リールの持ち方、サミング(キャスティング後、ラインの出を
指で調節する方法)の仕方は重要です。ここをきちんと押さえ
てから、キャステングに入ります。
インストラクターは、JCA、JGFA両方に所属している兼子一
郎さん。
キャスティングができるようになれば、さあ、釣りましょう。
早くも、「釣れたー!」。今日の第1号です。
横浜市から来た池田拓海くん(11才)。良かったね。
ルアーは黒っぽいワーム(ノーシンカー)だったかな。
大きな木の根元で釣りました。
桶川市からお父さんと一緒に来た桑原建人くん(7才)も
エビの形をした小さなクランクベイトで。ロッド&リール
はレンタルタックルで。初めてルアーで釣ったんだよ。
サポートは、インストラクターの加藤靖暁さん(後方)。
こちらは、さいたま市から来た田中滋さん(左)ファミリー。
お母さんの幸子さん(右)が子供達より先に釣っちゃいました。
息子の怜君(右から2番目)は、内心アセッ!って感じでしたね。
インストラクターは古山輝男さん(後方)。

江戸川区からお父さんと2人できた桃由太郎君(7才)も
初めてバスを釣りました。このあとお父さんにも釣れて、
インストラクターの島津靖雄さん(左・BASS of JAPAN)も
釣った本人たちより「うれしいっ!」といってました。
スミス・バスセミナーの校長も務める玉越和夫さん(左・
BASS of JAPAN)は、インストラクターとして最高レベル
の、とっても優しい先生です。教わる池田安耶香ちゃん
(7才・墨田区)の真剣なまなざしを見てください。


「安耶香、釣れたもん!!」.
玉越インストラクターの指導の甲斐あって、
グラブで釣っていた安耶香ちゃんがとうと
う釣り上げました。この直前にもアタリが
あって、逃げられていてのでとてもうれし
かったようです。



調布市から来た、奈良本光太くん(11才)と、亮太くん(9才)は、
お父さんと一緒に来ました。お兄ちゃんがまず釣って興奮してい
ると、「あっ、僕にも!」と弟の亮太君。二人揃って、仲良く釣
れました。ルアーはワームでした。
インストラクターは、WBSの横山さんと布川昭夫さんでした。
もうこれで最後の一投。つながれた船ギリギリの厳しい
ところを攻めます。ヒラメやアイナメのジュニア日本記
録を持つ田中玲君でしたが・・・。ここのバスには見放
されたようでした。ざんねん!また今度、チャレンジだね。

釣れなかった子も一緒に最後の大勝負。ジュニア釣り教室
恒例のジャンケン大会。
ジャンケンを最後まで勝ち抜き、ロッドを
手にして大喜びでした。今回ご協賛してい
ただいた多数のメーカーさんに心より御礼
申し上げます。明日のジュニアアングラー
を育てていきましよう。
最後にみんな揃って記念写真を撮りました。この教室がいい思い出に
なるように。そして、この教室から次代を担う素晴らしいアングラー
が育ってくれたらうれしいです。ボランティアでインストラクターを
買ってでてくれた皆さんに改めて御礼申し上げます。