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「第4回 湘南ドルフィンミーティング」結果レポート


開催日:2004年9月26日(当初は6月20日、台風のため2回延期)
場 所:神奈川県平塚市をベースに相模湾一帯
主 催:万里釣行之会

レポート(足立 和彦)
当初6月20日に開催予定の当イベントは2回の台風接近で延期となりやっと9月の26日というおそらく関東ではもっとも遅いシイラの大会になった。
シーズンもすっかりカツオの時期となり、シイラの話題もめっきり聞かなくなり参加者も当初の3分の1まで減ってしまったが、それでも参加してくる顔ぶれは只者ではない顔ぶれであった。
事前情報では、カツオの7〜8kgが回っていて、シイラのメーターオーバーもチラホラいるらしいが、ルアーに出るのは小さいとの事であった。
本大会は“チャーマスはでっかいのがお好き”と銘打って始めた、とにかく大物一発1位総取りの大会であったが、今年はライトタックルサーキットの旗揚げに伴い10位までのポイントメークをする必要があったため、今までの80cm以上という叉長の制限をはずした。
案の定というか何というか、本部に入るストライクコールは50cm台、それでも誰か一発やってくれるのが過去3度の事だった。
船は2艘に分かれていたが、それぞれに現在の釣果の連絡を入れると、がぜん“ペンペン”と言われるサイズに真剣になり現在の60cmを超えるサイズを狙う。参加者は皆、この釣りに関しては大のベテランばかり、本来このサイズは真剣に相手をしない者ばかりであろう。
しかしこれはトーナメントなのだ、この時期はずれと思われる時に参加するアングラーは皆この事をよく理解しており小さなシイラを大切に楽しみ、タグアンドリリースして海に帰して行く。
もちろん“ペンペン”だってノーフィッシュに終わる人だっているのだから、これはこれでその日その時のビッグフィッシュなのである。
この夏のベストシーズンのビッグシイラに盛り上がった相模湾の対照的な一日であった。
ちなみに今回のトーナメントでキャッチされた19尾のシイラはリリースまたはタグ&リリースされた。

ライトタックルサーキット関東2004・第4戦
「第4回湘南ドルフィンミーティング(9/26)」の順位

1位 田中英樹 スキッド&アシッド       (シイラ叉長60cm・10P)
2位 猶原正和 サバロ             (シイラ叉長58cm・9P)
3位 原田佐敏 賛助会員(アングラーズリパブリック)  (シイラ叉長57cm・8P) 
4位 石井修二 賛助会員(アングラーズリパブリック)  (シイラ叉長55cm・7P)
5位 大浦修平 志波洲庵            (シイラ叉長54cm・6P)
6位 酒井順一郎  クラブフィールドマジシャン      (シイラ叉長53cm・5P)
7位 三宅晃介 スキッド&アシッド       (シイラ叉長52cm・4P)
8位 宮下愛彦 サバロ             (シイラ叉長51cm・3P)
9位 福永雄海 シーモンキー          (シイラ叉長50cm・2P)  

 
輝く第1位となった田中さんの60cm!“どうよっ!”
わずか2cm差で2位となった猶原さんの58cmドルフィン!
2位との差、わずか1cmで3位となった原田さんの57cm!
過去、原田さんのビッグシイラの写真は何度も拝見していますが、
この写真は、ある意味すごくレアな写真です。
4位となった石井さんの55cm!きれいなシイラです。
大浦さんは54cmのシイラで5位入賞!
1位の賞品として、平山不二先生作のシイラ大皿が授与されました。
2回も延期となった今大会も無事に終了!
延期の延期となったために、いつもより少ない参加者ですが、
よ〜く見ると“ツワモノ”揃いで、ある意味濃〜い大会となりました!