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JGFAと遠洋水産研究所が協力して、昨年、JGFAの大会
などで釣られたカジキにポップアップタグ(自動浮上式衛星追
跡型タグ)を3匹のクロカジキに装着しました。その内の2本
がこのたび浮上し、人工衛星からデータが送られてきました。 |
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ポップアップタグの利点は、ある一定期間が経過すると
魚から自動的に切り離されて水面に浮上(ポップアップ)し、
人工衛星を介してデータが自動送信されること。今までは
その魚が再捕sれないとデータが回収できなかったのに比べ
データ確保が飛躍的に改善されました。 |
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| ポップアップタグのデータ取得のシステムです。 |
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平成15年度のポップアップタグ放流実績です。
JGFAと遠洋水産研究所が共同して、7/19の下田国際カジキ
釣り大会(第25回JIBT)で、「アドミラル�此廖淵�ャプ
テン:前田利幸さん)が、続いて、8/17に「千羽丸」(同:中
川清次さん)に乗船した岡田順三会長が、そして、9/14の
福島ビルフィッシュトーナメントの際、「ティレオ�掘廖米院�
上宮田修さん)の合わせて計3本が装着されました。9/14分
はまだ浮上期間に達していないのですが、その前の2本が浮上
し、データが見事回収されました。 |
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アドミラル�困離織阿蓮�146日目に浮上。この結果は、世界
のポップアップタグによるかじき類調査の中でもトップクラ
スとなる長期装着の事例となります。
放流後約1週後に黒潮に乗って東へ移動し、東経145-150度周
辺の北寄りに滞在したのち、8月末には一度千葉沖周辺に戻り
ました。この動きは、黒潮と親潮の混合域で、(日本へ向か
う方向の)西寄りの流れによるものかもしれません。その後、
約1ヶ月後にはまた東へ抜け、東経150-155度周辺に滞在し、
水温が低下するにつれて南下しました。 |
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昼間は水面周辺(0-10m)に50%弱、他には25-50m周辺の
滞在時間が若干長いようでした。夜間については、殆ど水面
周辺に滞在していました(以上、左図)。右の図は、単位時
間(6時間)の中での最浅・最深水深です。9月までは潜って
も50m程度で(生息海域の鉛直水温に関連している模様、
後述)、10月以降は200mに近い潜行も記録されました。 |
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外洋に出るまでの動きは7月放流個体と似ていますが、この
個体は9月前半には東経150度以東に離れたあと、戻ってくる
ことはありませんでした。 |
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前出の7月放流個体とは異なり、10m以浅の存在時間は昼の
ほうが長く、夜に潜っているという逆の結果が得られました。
今までの我々の調査結果や他の研究報告を見ると、どちらか
というと昼に潜る頻度が高くなる傾向がありますので、この
ような結果が得られた理由を今後検証していきたいと思います。 |
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照度により推定した位置データと、コロラド大学ホームページ
にて提供されている海面高度・潮流を重ねあわせて、比較しま
した。使用している図は7/26の海面高度と潮流、地図内の点は
7/19(放流)から8/1のクロカジキの推定位置です。この個体
は、7月24日頃に千葉南方周辺を遊泳しており、その後、黒潮
の流軸(流れの中心部)に沿って東へ移動しました。移動距離
と流れの速さを比較すれば、この魚が自発的に東へ移動したの
か、それとも黒潮に乗って移動したのか推定可能と思いますの
で、今後毎日の流れと推定位置を比較したいと思います。
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