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第36回JIBTは3日間でカジキ31本。 LEVANTE(レバンテ)が逃げ切り、初優勝!(最終結果)


 「JIBT国際カジキ釣り大会公式ページ」はこちら
 https://jibt.jp/ 



最終日(3日目)は7:00スタートフィッシング。南東の風がわずかに吹く絶好のナギに恵まれた。昨日までの2日間で、カジキのヒット場所はほぼ特定でき、アオネ(エリアG)に向うグループと、ひょうたん(エリアH&I)に向うグループにほぼ2分された。アオネは約20分で到達できるのでファーストヒットコールは7:20ごろと大会本部では予測。ヒットコールを待った。最初のヒットコールは予測より早く、スタートフィッシング後、わずか13分後に、プレデーターから。ただし、魚種不明のままバラし、続いて7:23にSAYAKA、7:23に再びプレデーター、7:25REX、7:28ホワイトロータス、7:30セブンシーズと連続ヒットするが、これらはすべてシイラだった。しかし、7:31、APACHEのヒットはシイラではなく間違いなくカジキ。いよいよ本命のお出ましだ。その後、9:00ごろまでシイラに混じってカジキのストライクはあるものの、ことごとく、フックが外れてバラしてしまう。9:23にそれまで唯一カジキとファイトしていたAPACHEが推定140kgのクロカジキを30ポンドラインでT&R。260ポイントを獲得。1日目の195ポイントとあわせ455ポイントで2位に躍り出た。  
その後もヒットコールはあるもののシイラが多く、カジキとわかっても食いが浅くすぐにバレてしまう。この日の2本目はMAHALOが推定70kgのこのシーズンとしては大型のマカジキを12:16にT&Rした。
これまで釣果はわずか2本。昨日は17本だったが、1日たってがっくりと釣果が落ち、いいナギに恵まれすぎていわゆる「なぎ倒れ」状態になってしまった。ヒョウタン(エリアH&I)の水温は27℃に達して、完全にクロカジキの潮になったのに残念だった。
この日最後にカジキをあげたのは Campanula III。30ポンドラインで推定70kgのクロカジキをエリアHでT&R。260ポイントを上げ、2日目の195ポイントとあわせ455ポイントとなり、2位のアパッチに並ぶが「同ポイントの場合は、そのポイントを早く達成したものを優位とする」という大会ルールで3位になった。
このあとカジキのヒットコールはなく、14:00.ストップフィッシング。第36回JIBTは幕を閉じた。
 
この結果、3日間で31本のカジキが上がり、2日目までに495.6ポイントを上げていたREVANTEが逃げ切り、うれしい初優勝を飾った。

★今大会の釣果総尾数:31尾(マカジキ4、クロカジキ25、シロカジキ2)
★今大会の最大魚:クロカジキ167.1kg

【特別協賛】ご協賛ありがとうございました。
第36回 JIBT表彰結果
2014.7.21
●開催期間:2014.7.19〜21 ●出場チーム:93チーム(7/19)、92チーム(7/20, 7/21)  
●選手数:458名(7/19)、455名(7/20, 7/21)  
●出場艇:93艇(オーナーボート:83 、チャーターボート:10 )
●大会期間のカジキデータ
月/日 ストライク数 タグ&リリース(尾) キャッチ(尾) 合計
7/19 24 10 1 11
7/20 30 13 4 17
7/21 13 3 0 3
合計 67 26 5 31
★カジキのストライクがあったチーム:45チーム/93チーム
★カジキの釣果があったチーム:24チーム/93チーム

●【団体総合】(表彰3位まで)T&R:タグ&リリース
順位 チーム
No.
チーム名 合計
ポイント
備考
1位 53 LEVANTE 495.6 クロカジキ50lbライン167.1kgキャッチ、
クロカジキ推定120kgT&R
2位 80 APACHE 455 クロカジキ50lbライン推定70kgT&R、
クロカジキ30lbラインlbライン推定140kgT&R、
7/21 9:23達成
3位 18 カンパニュラIII 455 クロカジキ50lbライン推定100kgT&R、
クロカジキ30lbライン推定70kgT&R、7/21 12:56達成

●【個人総合】(表彰3位まで)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 ポイント 備考
1位 53 岡本 達幸 LEVANTE 495.6 団体総合1位参照
2位 65 藤田 雅史 TEAM G'DAY 390 クロカジキ50lbラインT&R2尾、
7/20 10:06に2本目T&R
3位 30 今野 弘昭 チームバシリアス 390 クロカジキ50lbラインT&R2尾、
7/20 13:14に2本目T&R

●【タグ&リリース賞】(表彰1位のみ・チーム)
順位 チーム
No.
チーム名 合計ポイント 備考
1位 80 APACHE 455 クロカジキ50lbライン推定70kgT&R、
クロカジキ30lbライン推定140kgT&R、達成順

●【西川龍三賞(最大魚賞)】(表彰1位のみ・個人)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 重量 備考
1位 53 岡本 達幸 LEVANTE 167.1kg 7/19 クロカジキ167.1kgキャッチ
(50lbライン)

●【ファーストマーリン賞】(表彰1位のみ・個人)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 合計ポイント 備考
1位 75 三枝 久美恵 フォワード 290 シロカジキ(推定80kg/30lbライン、
ファーストマーリン)

●【レディース賞】(表彰1位のみ・個人)
順位 チームNo. アングラー名 チーム名 ポイント 備考
1位 75 三枝 久美恵 フォワード 290 シロカジキ(推定80kg/30lbライン、
ファーストマーリン)

●【チャーターボートキャプテン賞】(表彰3位まで・個人)
順位 船名 船長名 ポイント チーム名 備考
 1位 番匠高宮丸 小澤 長夫 191.1 イーストワン クロカジキ141.1kgキャッチ
(80lbライン)
 2位 第六人徳丸 田中 大海 75 TEAM GATIN マカジキ推定30kgT&R
(50lbライン)
 3位 該当なし        

●【ベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞】(表彰1位のみ・チーム)
チームNo. チーム名 備考
     55 ウォーターボーイズ ストップフィッシング後もファイトを続行していた
インフィニティーに付き添い、ファイト終了後、
帰港の安全をフォローした。
  


【第36回JIBT全成績】
(※同ポイントの場合は、大会ルールにより達成した時刻の早いほうを優位とします。)

総合順位 チームNo. チーム名 キャプテン ポイント計
1 53 LEVANTE 長谷川 道治 495.6
2 80 APACHE 浜本 祥敬 455
3 18 カンパニュラ III 宇野 明彦 455
4 74 常陸マーリンジャンキーズ 俊 田中 俊彦 390
5 65 TEAM G'DAY 藤田 昌弘 390
6 30 チームバシリアス 今野 弘昭 390
7 17 ファンタジア 池田 賢二 342.3
8 75 フォワード 鈴木 賢広 290
9 9 ブルーウォーター 佐々木 公明 260
10 13 ダイワ+プレデターTEAM 青島 常昌 260
11 29 ホワイトロータス FC 和田 汎 195
12 8 TEAM マイスター 山口 洋一 195
13 5 アランビックFC 市原 岳洋 195
14 26 コアマーリンクラブ 宮内 健吉 195
15 79 チーム タイガー 藤 義徳 195
16 15 東京ボート・ミニーマウス 辻井 一男 195
17 3 アドミラルフィッシングクラブ 前田 利幸 195
18 93 イーストワン 福山 潤 191.1
19 11 マーリンバスターズ 渡邉 清一郎 185.8
20 87 TEAM GATIN 小松 正訓 75
21 2 フェニックス 森部 秀夫未 75
22 40 マハロ 谷本 聖志 75
23 68 インフィニティ 關 宏 74.1
24 49 チームコバルトブルーエッジ 渡邉 一 50

※詳細な成績表はこちらのpdfにてご覧頂けます。

第36回JIBT全成績

第36回JIBT全成績(55KB)

PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®が必要です。

6回JIBT全カジキデータ

36回JIBT全カジキデータ(51.5KB)

PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®が必要です。

★海域内のカジキマークは、キャッチ、またはT&Rされた位置。■マークはバラシた位置です。同じ緯度経度のものは、1尾しか表示されていません。
【 スタートフィッシング】第36回JIBTがスタートしました。93艇選手458名、下田須崎の遊漁船も10隻参加しました。
【団体(チーム)優勝】団体(チーム)優勝に輝いた「LEVANTE(レバンテ)」の皆さん。初日にこのクロカジキ167.1kgをあげました。
【団体(チーム)2位】チーム2位に入った「APACHE」の皆さん。初日と3日目にクロカジキを2尾タグ&リリースしました。
【団体(チーム)3位】チーム3位には「カンパニュラIII」の皆さん。2日目と3日目にクロカジキを2尾タグ&リリースして2位と同ポイントでしたが、時間差で惜しくも3位でした。
【最大魚】レバンテが初日にあげた167.1kgのクロカジキが今大会の最大魚でした。
【ファイト】豪快なカジキのジャンプ!このあと、タグ&リリースされました。(ボート「タイガー」)
【タグ&リリース】オレンジ色のタグ(標識)が付けられたカジキ。カジキの生態解明に役に立ちます。
【かじきミュージアム】下田の「道の駅しもだ」4階にある「かじきミュージアム」を見学する地元の小学生の皆さん。
【体験クルーjジング】かじきミュージアムを見学したあとはボートで体験クルージング。人気があります。
【前夜祭】恒例の前夜祭。会場は伊豆漁協さんからお借りした市場です。選手だけでなく地元の皆さんも加わり大盛況でした。
【下田マリンフェスティバル】大会と同時開催の下田マリンフェスティバル。下田太鼓の演奏もありました。
【タグ&リリース賞】タグ&リリースで最高ポイントをあげた「APACHE」の皆さんに贈られました。プレゼンター:TBF(ザ・ビルフィッシュ・ファウンデーション)のピーター・チャイボンサイ氏(中央)。
【チャーターボート・キャプテン賞】遊漁船の船長さんに贈られます。1位は番匠高宮丸の小沢長夫さん(右から3人目)、2位は第六人徳丸の田中大海さんでした。
【レディース賞】初日にシロカジキを30lbラインでタグ&リリースしたフォワードの三枝久美恵さんが2年連続でレデース賞を獲得しました。
【個人総合1〜3位】個人でポイント上位3位までが表彰されました。右から3人目より1位岡本達幸さん、2位藤田雅史さん、3位今野弘昭さん。
【団体総合優勝】団体総合優勝に輝いた「LEVANTE(レバンテ)」の皆さん。うれしいうれしい初優勝です!
【フィナーレ】初日こそ雷雨に見舞われましたがまずまずの釣果に恵まれた第36回大会でした。また来年お会いしましょう!