JGFAロゴ Japan Game Fish Association
 
HOTニュース HOT NEWS

コナ便り「第51回ハワイアン・インターナショナル・ビルフィッシュ・トーナメント(HIBT)」レポート(その1)


【Kona Game Fishing Club 】は “51thHIBT”をTeam KUSATSUで制す。

報告:伊澤武夫(ハワイ在住・JGFA会員・Kona GFC)

昨年、50回HIBTの節目での岡田会長の指示で日本からのHIBT参加全チームJGFAメンバーという事で大会前の恒例の日本代表チーム懇親会はHIBTピーターフィジアン会長夫妻の参加も戴き昨年のJIBT優勝フェニックスチーム代表も参加戴き今年は誰がトップ取りかと皆酔切れないでお互いの腹の内探りでHIBTの舌トーナメントはもう始まっていました。
今回初参加の草津チームの越川キャプテン(ボート「Y& Terry」でJGFA、BOLに加盟している)は初舞台だから楽しめればと楽しんでました。Kona GFC-Miake 松下アングラーはカボでの世界大会と今年2度目の世界大会参加で 今回コナでは先日すでに3本掛けてきています。 
フェニックスチームの高橋一郎氏は3回目の参加とカジキ100本達成で余裕をもってました。 Hiluton Grand Vacation-Japan は喜多嶋隆キャプテンのもとで今年の優勝狙い。 Orimpian Dreamのカガブキャプテンは昨年の不出来を解消すべく策を練っているようです。 どのチームも外国チームの事は眼中に無いようです。
8月1日の午後の開会式前のコナの市街地での恒例のHIBTパレードも日本有数の湯の町KUSATSUの心意気を示して沿道の人々の喝采を沢山受けていました。 
アングラーは若い者に任せて監督に専念と言う戦中派の越川チームキャプテンはこのHIBTが単なるフィッシングトーナメントでない事に開会式の日に気付かれました。  それは日本国内でも国旗掲揚がなされないのにこの様に自国の国旗と国歌“君が代”が多くの世界中からの参加者の前でプライドを持って示され、歌われる事に、「これは日本人としての自国のプライドを持って参加しないといけないなどは考えもしなかった、日本人として生まれて良かった」と感無量でした。  なぜJGFAのスタートがHIBTにあったのかその1部を知る事が出来て良かったと。
今年は昨年からのエルニーヨの影響で魚影は薄くHIBTでどうなるか心配されていました。

【1日目】
8月2日の7時半の51thHIBTスタートフィシングの後で直ぐに100ポイントのSpierFishを釣ったのはKona GFC-Kusatsu です。Good Luck ね、、、。  その後は韓国チームが1度に2匹のカジキを掛けてファイト中にプレスボートがラインに乗ってしまいそうになったりのヒヤヒヤがありましたが、ナカマルキャプテンの冷静な判断で小型のカジキを失格にして大型のカジキを無理しないで50ポンドラインで仕留め332ポンドプラスの得点でした。  その後Orimpian Dreamが395ポンドでその日の大型賞です。 両チームは表彰台での写真撮影を多くのギャラリーの前でしてました。 ここでは日本海を挟まないビールと焼酎のコナのテーブルでの国際親善がその後大会の終わるまで続きます。 この日のトップはボートLong Ranger で900ポイントの3本のタッグを推定重量が300ポンドに満たないので魚種保護協力の為に放流するBlue Marlineに打つことが出来たサウスオーストラリアチームが取りました。 

【2日目】
8月3日はKona GFC-KUSATSUはボートJ’R HookerでBlue Marline(300ポンド以下)をTag&リリースをして300ポイント追加。  この日のKona GFCが2007年にHIBTに招待して2008年HIBT優勝のHilton Grand Vacation Fishing Club はボートMarlin Magicにてアングラー ヒデミ・ハヤシの落ち着いたアングリングで531ポンド(234kg)のBlue MarlinをHIBT表彰台にて計量して908ポイントの通算1008点を挙げてトップに立ちました。
Laguna Niguel Billfish Club#2 は2本のBlue Marlinにタグ&リリースで600ポイントを上げてます。  Team#6はかなり大きな(500ポンド以上)のカジキを掛けて苦戦して6時間のファイトの末、ボートの問題、と沖の貿易風に絡まれラインブレークで残念がってましたが、これもゲームのひとコマです。

【3日目】
8月4日、朝のうちにMalibu-Marlin Club はボートFire Hattで8時24分にBlue Marlin を掛けて2時間半の灼熱下のファイトで10時55分に取り込み、すぐに計量にKailua-桟橋のHIBT表彰台の計量で590ポンド(260kg)で51thHIBTのこの時点の最大重量のBlue Marlinでした。
Kona GFC-KUSATSUは午前中にボートLigtspeedにてアングラー ヒロユキ・ムラカミが695ポンド(305.8kg)のPacific Blue marline をボートLast Chanceで釣って取り込みその後、Spearfishをタッグ&リリースで 1日総計1129ポイントを上げて3日間集計で1529ポイントでトップの座に出てしまったのです。これにてKona GFC-Kusatsu が3日間続けて釣っている唯一のチームになって来ました。     
Olimpia Dream は80ポンドラインに来た371ポンドのBlue Marlin をアングラー ヤスヒコ・カガブがボートSundownerで釣ってきて追加点を上げ総計998ポイントに上げ、この日の集計では全体の3位に付けて優勝圏を狙ってもう一発がほしい所にいます。
Team #4 ショウヘブンGFC #1は、推定700ポンド(300kg )のモンスターマーリンに900ヤード(800M) のラインをキレイに持ってゆかれました。 コナの海は水温が高いのでカジキの活性が非常に高いのでこれも又やられたねと、アングラーがいくら良くても130ポンドラインの26kgドラックでもあのスピードとパワーには勝てないよ、、がコナの魅力です。
(続く)
2日目(8/3)、Hilton Grand Vacation Fishing
Club はボートMarlin Magicにてアングラー:ヒ
デミ・ハヤシの落ち着いたアングリングで531ポ
ンド(234kg)のBlue MarlinをHIBT表彰台にて
計量して908ポイントを加え、通算1008点を挙
げてトップに立ちました。
3日目(8/4)、Olimpia Dream FCは80ポンド
ラインに来た371ポンドのBlue Marlin をアン
グラー:ヤスヒコ・カガブがボートSundowner
で釣ってきて追加点を上げ総計998ポイントに
上げ、この日の集計では全体の3位に付けて
優勝圏内を狙ってもう一発がほしい所にいま
した。