JGFAロゴ Japan Game Fish Association
 
HOTニュース HOT NEWS

「ライフジャケット着用体験会」に出席。ライジャケの威力を再認識!


さる11月6日(木)、横浜にある海上保安庁第3管区海上保安本部・横浜海上防災基地において「遊漁船船長に対する、命を守るライフジャケット着用体験会」が開催され、マリンレジャー関連団体として出席、風や波がある海面に落下した際の模擬実験などを見学してきました。

当日は神奈川県下の遊漁船の船長さんをはじめ、雑誌社、新聞社、関連団体など40名前後の出席があり、午後1時から基地内のコントロールルームでライフジャケットの重要性などの話しからスタート。

最初に、平成18年10月8日の早朝に発生した「遊漁船転覆海難事故(15名乗船。2名が死亡、5名が行方不明)」に遭遇し、奇跡的に命を取り留めた方が、事故発生当時凄まじい体験を話され、「全員がライフジャケットを着用していれば・・・・」という思いを語っていただいた後、場所を施設内の訓練用プールに移し、ライフジャケット着用体験になりました。

ここは水深が2.5m。波や風など、海上でのあらゆる条件を作ることが可能な施設で、万が一のことも想定し、プール内では海保の特別救難隊の隊員が待機している中、事前に“体験者”として申し出た遊漁船の船長さん、スポーツ新聞記者、ライフジャケットメーカーの方々12名が2班に分かれて着衣のまま、ライフジャケットを付けずにプールに入り、立ち泳ぎ実験。
靴をはいていることもあって、泳ぎにくそうなのが一目瞭然。クーラーボックスやペットボトル、バケツなどを実験者に投げて、それぞれの浮力を体験し、その後「波高30cmと60cm、上からの風約13〜15m」という状況を造りましたが、海に強いはずの船長さんたちも1分ももたずに“救助”。
何かにつかまって浮いていることの大変さを体験。

次にいよいよライフジャケットを着用して、さっきと同じ条件のプールに入りますが、やはり手動式のものより、自動膨張式のものの方が、安心感があるようです。
また、ベスト型のものは股ベルトをしっかり通しておかないと、落水のショックで簡単に脱げてしまうことも判明。どのようなタイプのものでもキチンとした装着が重要のようです。
さて、ライフジャケットを着用して“落水”した方たちは当然のことながら浮いていられる時間はずっと長く、波に漂っている姿も一見“楽”そうに見えましたが、実際は波や風があるとライジャケを付けて浮いているだけでも大変・・とのこと。

上がってきた船長さんたちは、「いや〜、これがもし本当の海で、海水を飲んでしまった場合のことを考えると、ゾッとするね、ライフジャケットの必要性がつくづくわかったよ」と話されていました。

当日の説明では、落水した方がライフジャケットを着用していた場合、95%の人が助かっており、その効力は今さら言うまでもありません。

★JGFAでは釣行での落水死亡事故“0”を目指し、オリジナルライフジャケットを販売しています。
カラーは、ブラック、ネイビー、レッドの3種類をご用意。(一番下の写真を参照して下さい)
価格は、12,000円(税・送料込み) もちろん国土交通省認定の自動膨張型です。
お申込みやお問い合わせはJGFA事務局まで、メールかお電話で・・・。JGFA事務局へのメールはこちら
電話:03−5423−6022

ライジャケを着用しないで、波高30cm、真上からの風13〜15mにの中での立ち泳ぎ。体験した全ての人が1分ももたずに“救助”されていました。
同じくライジャケ無しでの立ち泳ぎ。このプールは真水で海水の方が浮力があるのですが、波と風の中で海水を飲んでしまった場合、息苦しくて・・・・・・
水面が静かに見えますが、真上からの風がビュービュー吹き降ろしている中、バケツを逆さまにしてしがみついています。バケツに浮力はあるのですが、波と風の中でしがみついているだけで、かなりの体力が奪われます。
同じくバケツにしがみついています。フードつきの防寒着はたっぷり水を含み、体が自由になりません。当然、バケツにしがみついていられる時間もごくわずか・・・・
こちらはスーパーのビニール袋でも、緊急の場合は浮力を得ることが出来ますよ・・という実験。ただし、このときは波も風も無い状態でしたが、荒天の水中で袋をこのように膨らませるのには、なかなか難しいようです・・・。
ベスト型のライジャケは股ベルトをきちんと締めておかないと落水したときのショックでベストが脱げてしまいます。脱げたベストをなんとか水中で着たものの、股ベルトがなかなか付けられず、救難隊の隊員が水中をのぞきながらサポートしています。
自動膨張型のライフジャケット。落水した瞬間ライジャケが膨張し、その浮力で人も浮き上がってきます。30cmの波では実験者もかなり余裕がありそうでしたが、倍の60cmの波になると、ライジャケで浮いているだけでも大変そうでした。それでもライジャケの威力を再確認した実験者と見学者。いや〜、釣りには絶対の必需品です!
JGFAで販売している「オリジナルライフジャケット」。その“ブラック”モデルです。精悍な黒地に真っ白なJGFAロゴが映えて、カッコいいでしょ?
同じくオリジナルライフジャケットの“ネイビー”モデルです。この青もスッキリしたカラーです。
「オリジナルライフジャケット」の“レッド”モデル。ドーンと派手な赤も人気です!