「沖釣りもＩＧＦＡルールで」という服部善郎名人（ＪＧＦＡ名誉会員）の呼びかけで、今年もマダイ・コマセ釣り大会が「JGFA沖釣り同好会」として開催されました。先日の2008年5月18日（日）、神奈川県・久里浜の「ムツ六」さんから2隻の仕立てで行いました。
★ルアーやフライやトローリングだけがＩＧＦＡルールで認められるわけではなく、エサ釣りだって、また、認められる地域ならコマセ釣りだって ＩＧＦＡルールで認められることをアピールしようというのがこの大会の目的です。
★また、将来の資源を考えて「バッグリミット（持ち帰ることのできる尾数を制限すること）」を定めて大会を行うことを奨励することもこの大会の大きな目的です。
★そのバッグリミットですが、ＪＧＦＡでは、2004年よりマダイとヒラメに関してともに「全長40�儖幣紂■家�まで」という自主規制案を取り決めました。これは強制ということではなく、会員皆さんの指針として考えていただきたいというものです。将来にわたり、資源を守りながら釣りを行うことの大切さを多くの釣り人の皆さんにわかっていただければうれしいです。
さて、
【当日の結果】ですが・・・。
参加人数は17名と少なかったのですが、ムツ六さんのご厚意で、2隻に分乗して行いました。出船直後は潮が速く、しかも、大サバの猛攻に合い、なかなかマダイにツケエサを食わせられない状況でしたが、服部名人の乗るＡ船では、原山敏之さん(マーメイドＡＣ）がバックリミットぴったりの全長40cmを上げ、結局、検量対象となったのは、これだけでした。後は、岡田順三会長(Ｂ船・マーメイドＡＣ）36cm、加藤純子さん（Ａ船・マーメイドＡＣ）34cm、若林事務局長（Ｂ船・レッドヘッダーズ）33cmの3尾でした。
マダイ以外では、加藤純子さんがマフグの0.65kgを釣り、これはオールタックル世界記録に申請しました。また、石堂貞美さん（Ｂ船・マーメイドＡＣ）がチダイ(通称ハナダイ）の0.60kgを釣りました。
(写真提供：足立和彦さん、伊達志織さん）
●当日のルール：ＩＧＦＡルールに基づきました。
●ミチイト ：今回もＰＥライン2号以下。（10kgラインクラス以下に相当）
●ハリスの長さ：ＩＧＦＡルールに従い、10kg(20LB）ラインクラスの場合はテンビンの長さを含め、ハリの末端まで4.57m(15フィート)以内なので、テンビンを除いたハリス部分を全員4ｍに統一しました。ハリスの強度には制限無し。2号〜4号の範囲のフロロカーボンを使った人が多かったようです。
●電動リールとクッションゴムは、ＩＧＦＡルールにより使用不可。
●ハリ数：シングルフックを2本まで。
●付けエサ：オキアミ
●コマセ：アミ
●コマセかご：60号で統一しました。
※ＩＧＦＡルールの基本は、「魚にも釣り人同士にもフェアであれ。」電動リールを使わず、クッションゴムも使わないコマセマダイ釣りはそのダイレクトな引きに興奮すること請け合いです。
●バッグリミット：マダイ全長40cm以上2尾まで。他魚については合計10尾まで。オールリリースも奨励。
【服部名人杯・今後の予定】
第2戦 ヒラメ 2008.9.28（日） 千葉県・飯岡・隆生丸
第3戦 マダイ･シャクリ 2008.10.12(日） 場所:未定
第4戦 カワハギ 2008.12.14（日） 神奈川県・三崎・丸十丸
※参加資格：ＪＧＦＡ会員とその家族、友人
※詳細は改めて当ホームページでご紹介いたします |
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【服部名人のあいさつ】
久里浜のマダイ釣りの状況、釣り方のキーポイント
を教えていただきました。
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【バッグリミットをクリアしたマダイ】
原山敏之さん（Ａ船・マーメイドＡＣ）があげた
全長40cm･0.9�圈�
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【岡田会長のマダイ】
2番手は、岡田順三会長（Ｂ船・マーメイドＡＣ）の36cm。
残念ながら、バッグリミットに届かず。 |
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【チダイの大型】
マダイに混じって、チダイ(釣り人の間では、
ハナダイと呼ばれています。）の大型が釣れ
ました。釣り人は、石堂貞美さん（Ｂ船・マ
ーメイドＡＣ）。 |
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【マフグの世界記録申請】
加藤純子さん（Ａ船・・マーメイドＡＣ）は、
体側に黒い斑紋のあるフグをあげ、一瞬、
トラフグ?と思ったけれど、調べてみたら
マフグでした。これはオールタックル世界
記録に申請しました。 |
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【マダイ稚魚放流寄付金】
参加者から集めたマダイ稚魚放流寄付金が、服部名人
よりムツ六の榎本船長(中央)に手渡されました。
いつまでも誰にでもマダイが釣れますように。 |
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【記念写真】
全員にマダイは釣れませんでしたが、和気あいあいと楽しめました。皆さんの
ご参加をお待ちしています。
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