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5/21「第20回大阪ベイライトタックルトーナメント」結果レポート


報告: 松浦昌治(大阪ベイライトタックルトーナメント実行委員)

さる5月21日(日)、発足して以来20年目になる「JGFA大阪ベイライトタックルトーナメント」が、兵庫県の西宮港をベースに開かれました。
オーナーボート・チャーターボート・レンタルボートの合わせて17チーム約55名が参加。
今回も、8ポンド以下のラインとオールバーブレスフック、釣った魚は生かして持ち帰り、検量後すべてリリースというレギュレーションのもと、熱い戦いが繰り広げられました。
AM6:00、ホーンの合図とともに参加艇は、一斉にポイント目指して走り出しました。
この時期はシーバスが対象魚ということもあって、参加艇の多くは、16〜25フィートのスモールボートでキャスティング用に改造してあり、ソルトウォーター用のロングフットエレキを装着したボートも数艇ありました。
当日は、晴天、ベタ凪に恵まれたものの、二日前に降った大雨の影響で、淀川・武庫川・大和川・の各河川の河口は、濁りがひどく、ほとんどのポイントが壊滅状態。オマケに例年より水温が低く、最悪のコンディションとなりました。そのためか、早々にシーバスを諦めチヌ(クロダイ)狙いに転じるチームや最初からボトムの餌釣りでエントリーしたチームもありました。
PM12:00、ストップフィッシングと同時に次々と参加艇が帰港。検量エリアがあわただしくなりました。
結果は予想通りで、大阪・神戸の岸に近いエリアは振るわず、逆に沖合いに停泊している作業用の台船を丹念に攻めたチームがグッドサイズのシーバスを持ち込みました。しかし、タフコンディションのためか、フライ部門でのエントリーは全員ノーフィッシュに終わりました。
また、最近大阪湾で流行の小型プラグのフォーリング(落とし込み?)でチヌ(クロダイ)の良型をゲットしたアングラーもありました。
今回も、各自最大魚一匹を検量エリアに持ち込み、検量後無事リリース(自ら泳ぎ去る)を見届けられれば合格、ということで、魚を運ぶ専用の袋を持参するなど、参加者の魚を生かそうとする努力が伺えました。
その結果、今大会では23本のシーバスとクロダイ1匹が検量後無事リリースされ、1匹も殺さない100%リリースの大会は成功しました。
表彰式とパーティーは、ウィンドワード前のビーチで行われ、石田氏の名司会とバーベキュースタイルのランチで、大いに盛り上がり失格者も事故もなく、無事大会を終えることが出来ました。

最後に、今大会に御協賛いただいたメーカー各位、並びに運営に御協力していただいた方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。


【大会結果】

[重量部門]
1位 籠谷 拓郎 2.7kg ワンエイトF.C
2位 橋本 政男 2.7kg ウィンドワードG.F.C
3位 春田 錦司 2.5kg チーム福神丸

[タグ&リリース部門]
1位 三村 誠  2ポイント スプラッシュAチーム

[フライ部門]
該当者なし

[レディース賞]
1位 石原 美恵   1.4kg チーム福神丸
2位 馬医 多加江 1.3kg ウィッチーズ
さあ!いよいよスタートフィッシングです!
なかなか大きいシーバスですね!魚はこのように計ります。
各自で生かしたままリリースする大会ルールとしました。
本大会では1匹のクロダイ(チヌ)です!
ちゃんとタグ&リリースされました。
今大会のスポンサーボードです。今回もたくさんのご協力
ありがとうございました!
諏訪実行委員長(左から2番目)の挨拶の後BOL西日本
幹事長(左端)の石田氏の乾杯!
今回のパーティーの料理はバーベキューです!!
釣れた魚のポイントなどで話は盛り上がり!!
優勝の籠谷拓朗くん!
準優勝の橋本政男さん!
T&R優勝の三村誠さん!
レディース賞優勝の石原美恵女史!