5回も6回も釣られたメーターオーバーのアカメ3尾!

2019年に入って、高知県浦戸湾のアカメの再捕があいついで報告されました。それもアングラー憧れのメーターオーバーサイズのアカメがなんと、5回も6回も釣られたというのですから驚きです。しかも1尾だけではありません。3尾もです。これらは当然タグ&リリースの成果でして、しかも、タグ番号が追跡できるようにしっかりと番号を控えて再放流されたおかげにほかなりません。
★データの詳細は本文の下のファイルをダウンロードしてみてください。

これらアカメをタグ&リリースし、追跡しているのが山中洋希さん(JGFAレギュラー会員)とそのお仲間の方々です。何しろ、メーターオーバーのアカメを釣ること、そのこと自体も至難のワザなのに、しかも、極力ダメージがないようにタグを打ち、再放流するのはほんとうに大変な努力です。この期待に応えてくれるアカメという魚のなんと貴重なことでしょう!
これからも「守りながら釣る」ことをアングラーの皆さんひとりひとりが実践してくれることを祈っています。
アカメたちよ永遠なれ!

6回釣られたアカメのうちの1尾。全長129cm!JG-55728の堂々たる魚体です。

上の写真のアカメを持つ山中洋希さん

再リリースします。作業はすべてアカメと同じ、水の中で。蘇生させるのに40分もかけることもあるのだとか。頭が下がります。

背鰭に取り付けられたタグ。時間がたつと、表面がコケで覆われ、それをこそげとるとタグ番号と、JGFAの電話番号が見えてきます。「むっ、背鰭の下に何かついているぞ?1」と思ったらきっとタグです!