【IGFA新プレジデント、ニール・ホートンさんが来日!】

IGFAの新プレジデント、ニール・ホートンさんが来日され2018年6月7日、JGFA事務局を訪問されました。当日の夕方、JGFA事務局で顔合わせしたあとJGFA事務局の入っている日本フィッシング会館ビルの2階にある「釣り文化資料室」を(公財)日本釣振興会様の許可をいただき、ホートンさんに日本の伝統ある釣具をご覧いただきました。
釣り文化資料室  → https://www.jsafishing.or.jp/activity/bunka

その後は7階の会議室でJGFAの運営、活動内容を映写しながら説明いたしました。これにより、JGFAをより深く理解いただいたことと思います。とくにタグ&リリースやバッグリミット、IGFAルールの普及と記録認定など積極的に啓蒙していることに感銘を受けたと語っておられました。
JGFAはすでにご紹介いたしましたように、今年40周年を迎えますが、IGFAも来年は80周年、節目のタイミングをほぼ同時に迎えています。そのこともあり、IGFAからはJGFA40周年に向けて暖かいメッセージもいただきました。
ホートンさんはもちろんバリバリのアングラーで、さまざまな釣りを楽しんでおられます。地元フロリダでは、ターポン、パーミット、ボーンフィッシュのフライフィッシングのみでなく、ブルーマーリンなどのビッグゲームにも取り組んでいるそうです。
今回の来日中にはご家族で京都や伊勢志摩を観光する傍ら東京湾でシーバス、琵琶湖でブラックバス釣りを楽しむそうです。いい釣りができますように!
これを機会にお互いの関係がさらに深まることを期待いたします。

JGFAでは、今年の40周年に向けて、10/14には記念パーティーを開催し、同時に「東京湾のスズキシンポジウム あれから20年」を開催し、漁業者、行政、研究者、チャーターボート(遊漁船)、そして我々釣り人の代表がパネラーとなり、明日のゲームフィッシュの保全について話し合いをいたします。詳細は改めてホットニュースでご案内いたします。
また、7月に「(日本の)カジキの聖地・下田」で開催されるJIBTも40回記念大会。大会史上最多のチーム数、参加者で開催されることになりました。

 
また、会議の最後にホートンさんがおっしゃっていた5つの宣言を含んだ「80周年イニシアティブ」がIGFAホームページにも掲載されました!。そこでも、IGFA設立日にJGFAへ訪れたことや、今後への期待の高まりが述べられています。
https://www.igfa.org/News/80th%20Anniversary%20Initiatives
※上記の日本語訳はこちらをご覧ください。
ということで、IGFA新プレジデント、ニール・ホートンさんとたいへん有意義なミーティングができました。

IGFA新プレジデント、ニールホートンさん(中央)がJGFA事務局を訪問されました。岡田順三JGFA名誉会長(右)、前田利幸副会長(左)

(公財)日本釣振興会様のご厚意で日本フィッシング会館2階の「釣り文化資料室」を見学。ホートンさんに日本の伝統的な釣具を見ていただきました。

釣り文化資料室の一角にある「服部名人(故人・JGFA名誉会員)コーナー」にて。服部名人こと服部善郎さんはIGFAの釣り殿堂入りを果たしています。今回のホートンさん来日をアレンジしたJGFA理事の斉藤悦朗さんと北川真理さんとともに

微細な釣りの世界、タナゴ仕掛けに驚くホートンさん

ホートンさんが興味深く覗き込んでいたのがこのタナゴ仕掛けです

7階の会議室に移動し、JGFAの運営、活動を北川理事が作成した英文資料に基づき斉藤理事が英語で説明。JGFAとIGFAの連携を話し合いました。

ホートンさんから「JGFA40周年祝賀メッセージ入りクラブ証明書」をいただきました。