★11/4(日)【 JGFA沖釣り同好会タチウオ大会】結果レポート

ルアーやフライやトローリングだけがIGFAルールで認められるわけではなく餌釣りだって、IGFAルールで認められることをアピールしようというのがこのイベントの趣旨。「タチウオ釣り同好会」が11月4日、神奈川県金沢八景・鴨下丸で開催され、12人が参加しました。この大会では、将来の資源を大事にしようという意味で、持ち帰る魚の尾数やサイズを制限する「バッグリミット」を啓蒙するためのイベントでもあります。

【大会要項】
▼開催日    2018年11月4日(日)  受付開始6:30、出船7:20、沖上がり13:00
▼場 所       神奈川県金沢八景「鴨下丸」 
▼ルール     IGFAオールタックルルールに準ずる。 (ハリ数は2本まで) 
▼その他      バッグリミットは7尾まで。
▼参加人数    12人
 
【当日の概況】 
【JGFA沖釣り同好会・タチウオ大会】が2018年11月4日(日)、金沢八景・鴨下丸で12人が参加して開催されました。出船は7:20、釣場は定番の走水沖ですでに多数の遊漁船が集まっていました。水深は70m前後、船長が刻々と変化するタチウオの遊泳層を船上マイクを通して指示します。天候は北東風が少しありましたが、釣りにはまったく支障なしで、好条件でした。午後からは雨になりましたがこれもたいしたことなく、終えることができました。 
 群れは午前中は底からおよそ10~15mあたりに反応があり、午後には底近くで反応が出るなど変化がありました。そして、確実にこのタナを攻められるかがひとつのポイントとなりました。開始早々、左舷ミヨシの島宗司さんと同2番目に入った浅野和也さんが連発、右舷・胴の間のJGFA沖釣り大会初出場、福家昇二さんも立て続けに釣り上げていきました。
タチウオのエサ釣りでは、アタリがあってもすぐあわせたりするとハリガカリしないことが多く、誘いを織り交ぜながら食い込みのタイミングを計るのが難しいところでもあり、面白さでもあるわけで、そこにこの釣りの人気の秘密があるようです。誘いはショートピッチでしゃくり上げながら船長の指示ダナを探っていくと、コツっとか、グンとか、少し強めにググンとか。あれ?なんか竿が押さえられたかな?とかもあって千差万別。そこで、聞いてみたり、誘い上げを続けたりしながら魚の次の反応を見ながら、アワセのタイミングに持ち込むというのが基本的な釣り方だったように思います。タナを探り当て、アタリの出し方、アワセに持ち込むまでの駆け引きが上手な人が釣果を伸ばしていました。
この日の最大は福家さんの800g、全長107cmでした。右舷トモに入った伊達武さん、志織さんもこの日の良型をゲット、2位と3位に入りました。バッグリミットは7尾設定ですから、80cm以下はリリースしていきました。
ということで、全員釣果に恵まれ、和気藹々のうちに終了いたしました。

▼大会成績(審査は1尾の重量、単位g・同重量の場合は年齢の高いほうを優位とした)
1)福家昇二 800(サポート会員)
2)伊達志織 650(マーメイドAC・ファミリー会員)
3)伊達武 600(マーメイドAC・ファミリー代表)
4)浅野和也 600(OSフィッシングチーム)
5)島宗司 500(レギュラー会員)
6)若林務 500(レッドヘッダーズ)
7)平澤貞三 500(サポート会員)
8)室伏利克 500(サポート会員)
9)島布民代  450(サポート会員)
(敬称略)

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(1)JGFA沖釣り大会初出場にして見事優勝した福家昇二さん。800g、全長107cmでした

(2)2位になったのは伊達志織さん、650gでした。後ろはご主人の伊達武さん。3位でした。

全員釣果に恵まれました。また、和気藹々とIGFAルールによる沖釣りを楽しみましょう。