午前5時、参加者18名を乗せた釣り船「福田丸」が向かったのは、港から十数分、水深10m前後の浅場のポイント。船長の合図で一斉に仕掛けを投入。すると、左舷ミヨシの有坂 英さんが約37cmのヒラメを2連荘でヒット。
　その後もアタリは頻繁にあり、魚も釣れてはくるのですが、上がってくるのは小型から中型クラス。そのせいか、餌には食らいつくけれど食い込むまでには至らず、バラシが連発しました。
 

　午前7時にポイントを水深65mの深場にシフト。仕掛けが底に着くやいなや立て続けに良型ヒラメが4発ヒット！
中でも圧巻だったのは、右舷ミヨシに釣り座を構えていた宗 栄治さんの3kg超えのヒラメでした。その後も船を流し変えながら釣り続け、午前8時半の段階で18名全員が本命を手にすることができました。

　午前10時、ラスト2時間を大物ポイントにかけようということになり船を走らせ沖へ向かいました。
着いたポイントは水深80m強。この日は満月の大潮で潮流が速いため、オモリを100号に変えてチャレンジしましたが大物ヒラメは姿を見せず、午後12時30分、納竿となりました。
 

　外川のヒラメ釣り大会は、毎年「荒天」のことが多かったのですが、今回は天候に恵まれ釣果も2枚〜11枚とこの会始まって以来の好釣果！ゲストもワラサ、メジマクロ、小型のシイラなど、夏と秋が入り混じったような暖かい外房の海を満喫しました。
　小型はタグ＆リリース(T&R)したものもあり、そのままでキャッチ＆リリースしたものもありました。
 (レポート＆写真　　伊達志織/マーメイドAC）
 

 

{大会成績】(敬称略・1尾の重量】

1位　宗 栄治(マーメイドAC)　　　　　ヒラメ  3.85kg
2位　伊達 武(マーメイドAC)　   　　 ヒラメ  2.30kg
3位　山田 隆雄(ウォーターボーイズ） ヒラメ  2.15kg

外道賞 小松 正訓(マーメイドAC)　 ワラサ 3.75kg

T&R賞 亀岡 昇(サポート会員）