★3/13(日)【JGFA沖釣り同好会オニカサゴ記録チャレンジ会】結果レポート

沖釣りファンで構成する「JGFA沖釣り同好会」が2016年3月13日、千葉県大原でオニカサゴ(標準和名イズカサゴ)を対象に恒例の記録チャレンジ会を開催しました。記録狙いですのでハリ数2本、手巻きリールで…がルール。日本記録は2000年10月に静岡県沼津沖で釣れた1.50kgで、記録更新に向けて女性を含み13人が挑戦しました。審査は1尾の重量で行われその結果、有坂英さんと若林務さんがともに1.00kgを釣り上げて1位になりました。

◆大会規定ほか◆
▼主   催   JGFA沖釣り同好会
▼開催日     2016年3月13日(日)     
▼場   所   千葉県大原「利永丸」 TEL 0470(62)4601
▼出    船     5:20am  ストップフィシング12:00                  
▼審    査     イズカサゴ(オニカサゴ)1尾の重量
▼表   彰    1〜3位ほか
▼規   定      ★IGFAルールで行います。(電動リール、クッションゴムは不可)  ★オモリ:100号、120号を状況によって使いわけ。ラインはPE2号まで。※バッグリミット オニカサゴ全長25cm以上5尾までとする。他魚を含め10尾まで。
 
◆当日の概況◆
 当日は北東風が強く波も高い上、雨も降り出し寒くて船酔いする人も出て、つらい釣りに なってしまいました。釣り場は大原港から1時間ほど走った御宿沖水深140〜150m。狙いは底ぎりぎりで、根がかりもあるので気が抜けません。手巻きリールによる世界記録への挑戦ですから結構体力も必要でした。流れも速いのでライン同士のおまつりが頻発する中、底立ちを取ったらただちに底近くを丁寧に誘います。しっかりしたアタリが出ればオニカサゴの期待が膨らみます。丁寧に辛抱強く巻き上げて魚が見え、本命だとわかったときは本当にうれしい!苦労して釣り上げた1尾の重みが電動リールの釣りとはまったく違います。
 オニカサゴ以外で顔を出したのは、サメ、。これが結構重くてしんどいです。正確な魚種名がわかりにくいので魚の各部をにたくさん写真にとっておいてあとで魚種確認することにしました。今回この手法で魚種がわかり、ナヌカザメの7.00kgとわかりました。オールタックル日本(世界)記録になるかと思いましたが従来の記録が7.50kgでしたので、0.50kg差で記録におよびませんでした。
そのほかでは、ウッカリカサゴの2.65kg、メダイの1〜2kgサイズも出ました。ウスメバル、ユメカサゴも混じりました。結局、この日釣れたオニカサゴは最大で1.00kg。記録更新はなりませんでした。
次回、海がいい日に再チャレンジしたいものです。
(写真:伊達志織さん・マーメイドアングラーズクラブ)
 


  ◇大会成績◇ (審査はオニカサゴ1尾の重量・単位kg)
 1位 有坂英(栃木県塩谷郡=正会員) 1.00
 1位 若林務(船橋市=レッドヘッダーズ) 1,00
 3位 池田義昭(横浜市=サポート会員) 0.60
 4位 諏訪部元章(川崎市=チームホンゴウ) 0.50
 5位 山田隆雄(富士見市=ウォーターボーイズ)0.25
 (敬称略)

 

冷たい雨と北東強風にたたられた大会でしたが、皆さんがんばりました。左端は利永丸の中井春樹船長。

栃木県塩谷郡からいつもご参加の有坂英さん。1.00kgで1位となりました。

水深140mからのオニカサゴ。オモリ120号の手巻き。1.00kgでこの日、最大タイとなってうれしそうな若林さん。

池田義昭さんは0.60kgで3位でした。

0.50kgで4位だった諏訪部元章さん。また、リベンジしたいと張り切ってました。

新潟からはるばる参加の浅野俊吾さん。ウッカリカサゴの2.65㎏を釣り、年間フィッシングコンテストに申請するとのこと。

山田隆雄さんの7.00㎏のサメ、図鑑で調べてナヌカザメと判明。記録か?!と思いましたがすでに7.50㎏が出ており、残念ながら年間フィッシングコンテストにエントリーすることになりました。

浅野俊吾、法子ご夫妻はメダイをダブルヒット!オニカサゴは釣れませんでしたがいつもがんばってます。海の荒れ方がわかりますでしょうか。