4/25【JGFA沖釣りサーキット・ひとつテンヤマダイ大会】結果レポート

JGFA沖釣りサーキット・マダイ大会新が出ました!
 
 
 茨城県波崎沖のマダイを対象に2015年4月25日、JGFA沖釣りサーキット第1戦「マダイ一つテンヤ大会」が開催されました。晴天に恵まれた海上で、深紅に輝く大物を目指し熱戦を展開。その結果、茨城県守谷市の石渡拓さん(32=会社員=会員外)がこの日唯一となった6.15kgを釣り上げ初優勝しました。
 (報告・スポニチ/マーメイドAC 林 悠二)
 
【大会要項】
●主 催  NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●対象魚  全長40cm以上のマダイ
●参加者  31人(はまなす丸、征海丸の2船出し)
●出  船    4:45AM、  沖上がり12:00AM。
●ルール   IGFAルールで実施。ライン PE1号まで。リーダー3mまで。
●審査対象 全長40cm以上のマダイ1尾の重量
●バッグリミット  マダイ全長40㎝以上2尾まで。他魚は10尾まで。
●表彰   1〜10位。特別賞などあり。

【当日の状況】
 各地で乗っ込みマダイの好機を迎えました。そんな中、水温の上昇が遅れて出足も鈍り気味だった茨城・波崎沖エリア。 「昨日の視察で水温が一気に15℃台に上昇、反応も各所にありましたよ」――波崎・はなます丸・堀田正巳船長の声が弾んでいます。そして、この大会当日がマダイ狙いの実質上の初日となりました。さて、吉と出るか?オモリ8号程度のテンヤに、ハリス2.5号前後の極細仕様で狙う一つテンヤ釣り。若い男女をはじめ幅広い層に人気があります。今回の参加者は女性3人を含めた31人。昨年同様にはまなす丸と征海丸の2隻に分乗、目指すは航程30分、A級ポイントの大根一帯。 
 「いい反応が出ています」(堀田船長)。右舷トモ寄りで早くも竿を絞っています。第1号は28cmのウスメバルでした。次いで左舷トモも同級のメバル。「水深32m。反応は15mからボトム(海底)まで」。仕掛けの落下中に飛び付いてきそうな濃い魚探反応だというのに、反応の帯を通過。海底近くで出るアタリが大半で、各所で魚が取り込まれますがヒットするのはメバル、ハナダイなどの対象外です。
  「征海丸で5kg超級が出た」――飛び込んだ無線に船中が色めき立ったのは午前8時半。
 下げ潮が効きだしまさに時合。はまなす丸でも竿が立ち出しましたが、本命が姿を見せるものの28〜35cm級の小型ばかり。「当たりは結構あるのに…」右舷トモ寄りでコンスタントに6尾釣った小田原市の六郷雅弘さん(50=立花学園高校FC)も、大物の食い渋りに首をかしげるばかりでした。
  全長40cm以上が審査対象で、はまなす丸では該当者なし。征海丸でも6.15kgの他は38cm止まりと検量サイズが出ない状況でした。優勝した石渡さん(会員外)は「小型2尾の後に来た魚です。海底スレスレで出た小さな当たりを見送った直後ギューン。20m走られて水面に魚が出たのは15分後」。キャリア3年目、2kg以上はこれが初めての魚だと喜びを語ってました。
 水温の上昇遅れが響いた大会でしたが、大物の出現で回遊が始まったのは事実。波崎沖の今後の展開が楽しみですね。

 ◆石渡さんのタックル  
 ▼テンヤ:ビンビンテンヤ赤金10号▼ライン:PE0.8号▼リーダー:フロロカーボン2.5号×3m。

 【大会成績】(単位g)(敬称略)
  ▼マダイの部 
    1位 石渡拓(守谷市=会員外)6,150
    2位以下は該当なし
  ▼特別賞  
   (1)坂本幸博(秩父市=終身会員)600=マアジ
   (2)筒井雅弘(新座市=サポート会員)500=ウスメバル
   (3)有坂英(塩谷郡=正会員)400=同
     

 【今後のJGFA沖釣りサーキット予定】
  ▽9月12日(土)=第2戦「ヒラメ&オープン大会」飯岡・隆正丸。荒天の場合は9月19日(土)に順延
  ▽11月14日(土)=第3戦「カワハギ」小網代・丸十丸。荒天時11月21日(日)に順延
  ▽12月13日(日)=第4戦「アマダイ」葉山あぶずり・たいぞう丸。荒天時の日程は現在検討中。
 
【今後のJGFA沖釣り同好会予定】
   ▽5月17日(日)=「マダイ・コマセ釣り」久里浜・ムツ六
   ▽9月26日(土)=「アカムツ釣り」波崎・はまなす丸。荒天の場合は9/27(日)に順延
   ▽10月4日(日)=「マゴチ釣り」横浜本牧・長崎屋。荒天の場合は中止
   ▽10月18日(日)=「ヒラメ釣り」銚子外川・福田丸。
 

唯一の審査対象魚となったマダイ6.15kg。優勝を飾った石渡拓さん

筒井政和さんは小型の数釣りを楽しみましたが・・・

昨年優勝の伊達武さんは何とウスメバルを一荷

上位入賞者を囲んで全員集合