4/14【第17回サバロカップ】結果レポート

2013年4月14日(日)早朝、横浜・新山下埠頭にあるレストラン「タイクーン」にJGFA会員選手80人(うち30人が今回JGFAサポート会員登録)が集合し、第17回サバロカップを開催しました。
(報告:サバロカップ副実行委員長 森田一裕)

天気は晴れて温かでしたが、南西の風が6〜7mとやや強く、予報では昼ごろから南風が強まるとのこと。大会は午前中ですので、何とか行けそうです。潮回りは中潮、昼にかけてずっと下げになります。
5時の開場から選手が集まり始め、店内で受付を済ますと洒落た海テラスにてコーヒーサービスとお菓子や今や恒例、ニッスイ様ご提供の美味しいソーセージなど頂きながら、暫しの釣り談義で盛り上がります。(余談ですが、今年は立体駐車場が満車にならず、スタッフは良かったーと安心)
6時過ぎにミーティング。主催者の丸橋英三サバロ会長(JGFA副会長)の挨拶に続き、猶原実行委員長(同理事・釣魚保全委員長)からルール説明(オールリリース、T&R、バーブレスフック、競技時間など)があり、6時10分にポンツーンから順次乗船開始。参加する23艇は市営10号上屋の沖に集合し、6時30分、本部船のクラクションの合図とともにスタート・フィッシング!安全に配慮して小型艇を先に走らせます。予報どおり風は強まるものの、横浜港から京浜運河周辺は風裏の静かなポイントも多く、ボートキャプテンの戦略が頼りになります。
最大魚1尾の勝負がサバロカップ、優勝サイズはどこにいるのやら?
11時ストップ・フィッシング。全艇無事に帰港し、岸壁の審査係にスコアシートを提出した後は、さっぱりと着替えて、「タイクーン」でパーティーです。
12時開宴。丸橋会長は開会挨拶で、17回も続けられたのは心あるアングラーがリリースをしてきたからである、とスポーツフィッシングの意義と更なる拡大を強調。次に、岡田順三JGFA名誉会長のタイトライン!のご発声で乾杯し、暫しお食事タイムです。運転する人のためにノンアルコールビールも沢山ご用意。パーティーでは、参加チームの紹介、協賛各社のご案内、ステージで生のPRもしていただきました。また、初参加「スルガ銀行つりダイスキプロジェクト」の相馬汐美チームキャプテンからはチーム紹介と釣り人を応援する金融商品のちゃっかり・しっかりPRも!!
今回も「ベテラン・トークショー」を予定していましたが、残念ながら南風が強まる前に、千葉・東京方面から乗船して参加したチャーマス・北村秀行JGFAアンバサダー、古山輝男JGFA常任理、徳永兼三プロは横浜港を後に。毎回参加してくださる大先輩方に感謝です。
集計が終わり、神内圭・審査委員長からの概況説明です。参加者80人(前年と同じ)、T&R数174尾(対前年▲108尾、-38.3%)、叉長サイズ70cm以上5尾(同▲3尾、-37.5%)、80cm以上無し(前年と同じ)、と振るわず。
そして、ノー・フィッシュが34人(対前年+14人、70.0%増)でした。風もあったしねー。
さて、そのような渋い釣況ではありますが、成績やいかに。

 
◆大会成績◆ (敬称略、大きさは叉長、単位cm 釣った場所)  
 榎本 亮(クラブアッパーズA)     78.5(根岸)
 船長賞     伊藤伸生(ジョーズ・マウロア)
 藤原克昭(チーム・ニンジャ)    73.0(横須賀)
 船長賞      宇田川昭彦(ベイファイター)                        
 小山摩周(シーアンバサダー)   73.0(根岸)
  船長賞      児玉 勉(シーアンバサダー)
女性大物賞 藤原由佳(フライングフィッシュ) 60.0(扇島)
ジュニア大物賞 藤原寛人(チーム・ニンジャ)70.0(横須賀)
フライ大物賞  神内 圭(サバロF・A・D) 53.0(京浜運河)
最多T&R賞 榎本 亮(クラブアッパーズA)14尾(根岸)

 
優勝の榎本亮さんはサバロカップの常連ですが、男性では初の2年連続優勝!昨年は76.0cmでしたので、2.5cmサイズアップです。常日頃のプラクティスが、今年も根岸でビッグサイズを引きずり出しました。
榎本さんは、副賞の中でも陶芸家・小林登さんからご提供を受けたリアルな「シーバス皿」にご満悦。
今回は、大会初めての同率2位となりました。2位小山摩周さんの73.0cmも根岸湾。恐るべし、根岸。
同率2位の藤原克昭さん(モーターサイクル・ロードレースのスーパースター!)とジュニア大物賞の藤原寛人君は親子で参加。波しぶきで船長もずぶ濡れになっちゃいましたが、横須賀まで走ってGETしたとのこと。寛人君の70.0cmは全体でも4位の立派なサイズ。ハンサムで、10歳ながらスピーチで会場の笑いを取るなど、将来スポーツフィッシングのスーパースター確定か。
女性大物賞は、これまた常連の藤原由佳さん(過去2年連続大会優勝者)。女性参加者は6人と1人増えました♡
フライ大物賞は、苦節10年、我がサバロの神内圭さん。よくぞ強風の中、3人エントリーしてのトップです。
表彰の後は、2011年から行っている東日本大震災義援金とT&R基金の募金を参加者にお願いしました。
そして、待ちに待った恒例の福引タイムでは約半数の幸運な人にご協賛いただいた素敵な賞品が当たり、これで元を取った、という人も・・・。
お開きにあたり、JGFAの若林務専務理事からご挨拶を頂き、猶原実行委員長が閉会の宣言をしました。
参加選手の皆様、ご協賛社様、運営スタッフのサバロメンバー様、大変ありがとうございました。
来年も、第18回サバロカップでお会いしましょう。

(ご報告) 2010年4月18日の第14回サバロカップで山城健朗さんがT&Rした叉長56.0cmのスズキが、2012年5月13日に神奈川県扇島で全長65.0cmになって再捕されました。再捕までの経過期間は、756日でした。

 
ご協賛各社(五十音順)
株式会社アムズデザイン    株式会社イクシーク      有限会社エバーグリーンインターナショナル
FCLLABO津留崎義孝     株式会社カラーズインターナショナル           株式会社ギアラボ
グローブライド株式会社     株式会社コアマン       小林登 (陶芸)      株式会社ザップ
有限会社ジーエル工房     シーバスキャプテン       株式会社シマノ      有限会社スカジットデザインズ
スタジオ・オーシャンマーク   株式会社スミス         株式会社ゼニス     TYCOON タイクーン
TICAJAPAN株式会社    有限会社 堤屋         株式会社ティムコ     日本水産株式会社
有限会社バスデイ        株式会社ビッグオーシャン   富士工業株式会社   マルキユー株式会社
株式会社マングローブスタジオ    ミドリデザイン       メガバス株式会社    株式会社モーリス

【第17回サバロカップ】第17回サバロカップが4/14開催されました

【初参加チーム】初参加のチームも遊漁船をチャーターして出場しました

【シーバスの釣果】きれいなシーバスが釣れました

【表彰パーティー・主催者あいさつ】表彰パーティーの開会を告げるサバロ会長の丸橋英三さん

【個人優勝】2年連続優勝を飾った榎本亮さん。叉長78.5cm!

【親子で入賞】子で初参加して入賞した藤原克昭さん(個人2位、叉長73cm)と寛人くん(10歳、ジュニア大物賞、叉長70cm)

【レディース大物賞】毎回女性大物賞を獲得してる藤原由佳さん(叉長60cm)本当に強いです

【フライ賞】強風の中、フライで釣ったのはさすがです。神内圭さん(叉長53cm)がフライ大物賞に輝きました

【入賞者全員】入賞者全員でパチリ。また来年お会いしましょう