10/27-28「東京ベイ・シーバス・ゲーム・フェスティバル」結果レポート

 

去る2012年10月27〜28日(27日・前夜祭、28日大会)、神奈川県新横浜「タイクーン」をベースに

「第28回東京ベイシーバスゲームフェスティバル」が開催されました。

 

報告:福永雄海(東京ベイシーバスゲームフェスティバル実行委員長)

 

・会場:神奈川県横浜・新山下(釣り場は、東京湾一帯)

・主催:横浜ビルフィッシュクラブ・レッドヘッダーズ

・後援:JGFA

・ルール:IGFAルール・オールタグ&リリース・バーブレスフック

・参加チーム:22チーム

・参加選手: 90 名(ゲスト含む)

・全体釣果254尾

・最大魚78cm(叉長)

 

【当日の概況】

★今回は昨年に引き続き、東日本大震災復興支援イベントとして開催しました。 

★前夜祭:今年も昨年同様、チャリティーイベントして開催させていただきました。そして今年も参加者の皆様よりお預かりして被災地に送ることができました。皆様のご協力に感謝いたします。合計55,441円となり、日本財団を通し、被災地へ送らせていただきました。

★全体釣果は、82名で254尾、1人あたり約3尾という結果でした。前回大会(2011年)は強風のため一人平均1.8尾とよくありませんでしたが、今回は天候に恵まれたものの、釣果は一部のチームに偏り平均的にはきびしい状況でした。また、前回大会よりさらに大型のシーバスの比率が少なくなり、今後のデータが気になるところとなりました。上記の結果を裏付けるように、フルタグ賞に当たる1チーム25尾以上を記録したチームは3チームのみでした。このことから、東京湾においても、積極的にリリースを推奨していきたいと思います。

 

≪次年度29回に向けて・・・≫

「東京ベイ・シーバス・ゲーム・フェスティバル」は今回で28年目を迎えることができました。当初は30名ほどでスタートしたこのイベントも、今では国内最大級のボートシーバスイベントとして開催することができています。これもひとえに参加者の皆様と、毎年御協力いただいている関係者の方、並びに御協賛メーカー各社様のおかげでございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。

昨年の東日本大震災以後、原発事故による自然への影響や震災ガレキの受け入れ等、景気も含め、まだまだ日本の危機的状況の中ではありますが、実行委員会で検討した結果、少しでも日本に元気を取り戻そう!そして被災地の皆さんのためはもとより、参加者の皆様にも盛り上がって明るくいこう!という昨年の考えを続けていこうという結論になり、今年も昨年同様、チャリティーイベントして開催させていただきました。そして今年も大変多くの方の義援金を参加者の皆様よりお預かりして被災地に送ることができました。皆様のご協力に感謝いたします。合計55,441円となり、そのすべては日本財団を通し、被災地へ送らせていただきました。

近年、シーバスゲームは日本各地で確立されつつあり、また釣具の発展やアングラーの新しい発想により、各地で様々なスタイルやパターンが確立されてきました。大変嬉しい事だと思います。

シーバスを釣る事だけではなく、次の世代につなげる為に、タグ&リリースやキャッチ&リリース、バーブレスフック等、今では当たり前のことになってきていることですが、初心を忘れず、マナーや安全対策もしっかりと考え、東京ベイ・シーバス・ゲームフェスティバルは更なるシーバスフィッシングの発展を願い、これからもこのシステムを採用し、東京湾のスズキの資源を末永く維持して、素晴らしい釣りをいつまでも続けていきたいと思います。

すでに次年度29回に向け実行委員長をはじめ、スタッフ一同はこのフェスティバルをさらに皆が楽しめるように思案中です。

30周年を迎えることができるよう実行委員会も頑張っていきたいと思います。

「29th 東京ベイ・シーバス・ゲームフェスティバル」会場で、また皆さんにお会いできる事をスタッフ一同楽しみにしております。

 

来年のフェスティバルまで安全には十分気をつけてシーバスフィッシングを楽しみ、多くのシーバスと仲間に出会えるように・・・

 

★結果の詳細につきましては、「東京ベイシーバスゲームフェステバル」のホームページでご確認下さい。

東京ベイシーバスゲームフェスティバルのホームページ 

http://www5c.biglobe.ne.jp/~seabass/tokyo_bay/index.htm      ←こちらをクリック

恒例の前夜祭。今年も東日本大震災チャリティーイベントとして開催しました。

スタート前、会場のタイクーン前にボートが集まっています。22チームが参加しました。

このイベントは、シーバス資源を維持するためにオールタグ&リリースで行っています。今回の最大魚は13号地で釣り上げた叉長78.0㎝!アングラーはTEAM 海援隊 GEKO の金真研二さん。

【個人大物賞】副賞として、金真研二さん(右)にJGFA長鋪会長からもシーバスのブロンズトロフィーが贈られました。中央は、ボートキャプテンの丸山宏幸さん。

表彰パーティーの会場はヨコハマのタイクーン。たいへんお世話になりました!

【チーム優勝】今年のチーム賞1位は、大接戦でしたが…チームシークワァーサー(A)が優勝!

【フル・タグ賞】チームに配布された25本のタグをフルにすべて打ち切ったチームへの賞です。今年は3チームでした。

【レディース賞1位】は68.0cmをT&Rした横浜ビルフィッシュクラブの福永康代さん。

【レディース大物賞】レディース大物賞入賞の皆さん。今回は7名の女性が参加してくれました。1位入賞の福永康代さん(中)。2位は62.0cmでフライングフィッシュの藤原由佳さん(右)。3位は48.0㎝でレッドヘッダーズ(B)の田村浩子さん(左)。

【ジュニア大物賞】今年のジュニア賞はアッパーズ(A)の野本 未来夢君(12歳)。叉長55.0㎝でした。

【フライ大物賞】レッドヘッダーズ(A)の印南康資さん。叉長52.0cmをT&Rし、見事フライ部門優勝です。

【シニア大物賞】60歳以上の賞です。1位 ニューポートアングラーズクラブの浅見守男さん(中)。叉長69.5cmの大型をT&Rしての入賞です!2位 横浜ビルフィッシュクラブ(A)福永康代さん(右)、3位レッドヘッダーズ(A)印南康資さんでした。

【上位3チーム】今年も大接戦でした。1位:シークワァーサー(A)、2位:フィッシュイーターズ、3位:TEAM 海援隊 GEKO でした。

32社の御協賛スポンサー各社様のおかげで、表彰の副賞・福引を行う事もでき、大変すばらしいものとなりました。ありがとうございました