東日本大震災復興支援三宅島ビルフィッシュトーナメントが開催されました。

6月18日〜19日の両日、BOL東日本月例トーナメント第2戦「東日本大震災復興支援・三宅島ビルフィッシュトーナメント」が予定通り開催されました。

大会二日前の海況予報では、梅雨前線の停滞と低気圧の通過に伴い、大会当日の伊豆諸島海域は4〜5mの波高と12m前後の風・・・・という大シケの予想でしたが、低気圧の通過が早まり17日の夜間から急激に荒れ模様が収まり、当日は多少のウネリが残っているものの充分に釣りが出来る海況に戻っていました。
 
今回の参加は42艇。それぞれのマリーナから夜明けとともに出港したボートは午前7時ごろからルアーを流し始め、無線からはお互いの情報交換も始まりました。

あちこちに鳥も見え始め、徐々に緊張が高まりつつある中、最初のストライクコールは「アドミラル・・・、カジキヒット!」お〜っマジか〜! としばらくすると同じ前田さんの声で「・・バレました」ふ〜っ! 

8:40、「マイスター」がシイラをヒット&リリース!今度は「スピリット、カジキヒット!」

9:30「スピリット、T&Rしました!」オメデトウ!

9:40「マハロ、カジキヒット!」・・・・・・・しばらくして「あ〜、バレました」う〜ん、残念! 
 
9:42「マイスター、ヒット! 今度はカジキです! 姿を確認しました〜!」

そして30分後の10:10、「マイスター、今カジキにタグを打ってリリースしました!」ということで、この時間帯はこの日の“時合い”なのか、「風小僧丸」、再び「スピリット」、「江戸徳」、「キングコング」、「ブルーエッジ」など(この後は忙しくて記録していませんでした・ヒットした皆さん、ゴメンナサイ)続々とストライクコールが続き、「スピリット」が今日2本目のT&Rに成功!「江戸徳」も2本のT&Rを決め上位の順位が混沌としてきました。

16:00 ストップフィッシング 昨日の予想では海に魚っ気はないし、ダメじゃねえの?と漁師さんさえ言っていたのに、フタをあけたら何と7尾!という釣果!(キャッチ×1、T&R×6)で幕を閉じたのでした。

ということで、三宅島の阿古港は続々と入港するボートで大賑わい! 
三宅村の平野村長、三宅漁協の関組合長から歓迎のご挨拶をいただいて、恒例のバーベキューがスタート!

昨年は荒天で来島できなかった三宅の大会ですが、2年ぶりに訪れた島はやっぱりとっても素敵でした。

明けて19日。 ますます海況は落ち着いて、早朝から阿古港を出港したチームは目の前の三本岳沖からルアーを入れ、出港!即 臨戦態勢!  この日もストライクが続き、前日0だった「ミスリバティー」が汚名挽回とばかりに3尾をキャッチ!
  「ブルーウォーター」も同じく3尾と続き、さすがですね〜

なお、今大会は「アドミラル」、「マイスター」、「ボナデア」、「ゴールデンベイ」、「フェニックス」、「ミスリバティー」、「マハロ」、「フォワード」の皆さんに幹事艇としてコントロールいただきました。本当にお疲れ様でした。

いやいや、それにしても本当に素晴らしい2日間でした。 三宅島の皆さん、本当にありがとうございました。

《三宅島BFTの結果》
1位 江戸徳   山田安宏   マカジキ T&R 50LB、 クロカジキ T&R 50LB
2位 スピリット 山崎泰文   クロカジキ 2尾 T&R 80LB
3位 マイスター 山口洋一   クロカジキ 1尾 T&R 50LB
下田港から出港したマイスター。
約100kgのクロカジキを T&R!3位に入賞しました
今大会絶好調だったスピリット。
2尾のカジキをT&R して2位に入賞しました。
勝は江戸徳。同じく2尾のカジキをT&R。50LBライン 使用でポイントに差がつきました。
ミスバゲーラがキャッチしたクロカジキ102.5kg。
この日検量した唯一のカジキでした。
三宅島・阿古漁港は我々のために全てを空けて歓迎。
BOLのボートで満杯となりました。
平野村長も駆けつけていただき、「よくいらっしゃいました! 三宅島を楽しんでください」歓迎のご挨拶をいただきました。
三宅漁協・住吉丸の関さんは、漁協の組合長。 「三宅島はいつでも皆さんを歓迎します」
今大会の筆頭幹事、アドミラル・前田さんの音頭で乾杯!
今年も始まりました、三宅島恒例の懇親バーベキュー 大会。多少の小雨も何のその!マイスターの皆さん、 韋駄天の皆さん、焼き役を本当にありがとうございま した。
今年から新調された月例会トロフィー。真鍮製のカジキ に金、銀、銅のメッキが施されて、いやいや立派ですよ!
今大会に入賞した3名。優勝した江戸徳の山田さんを 挟んで、左に2位・スピリットの山崎さん、右にマイ スターの山口さんです。本当におめでとうございました。
楽しい今回もそろそろお開き。副幹事長のボナデア・ 和田さんに締めていただきました。